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採用担当者が体験した『初めて在宅医療に飛び込む』ということ

こんにちは。
リカバリー採用担当の榎本です。

訪問看護では、「どんな風に利用者様に寄り添っているのかな?」「どんな関わり方をしているのかな?」と気になっている方も多いのではないでしょうか?

当社では、実際に働くイメージをつけていただくために体験同行というものを実施しており、スタッフと一緒に利用者様のご自宅へ訪問することができます。

以前、同じ部署の原口もブログで投稿しましたが、私も先日、東村山事務所へ体験同行に行ってきました。

▼こちら原口のブログです

本日は、東村山事務所の様子と実際に訪問で感じたことをお話ししていきますね。


1.東村山事務所について


まず、東村山事務所についてお伝えしていきます。

東村山事務所は西武新宿線 久米川駅から徒歩6分のところにあり、東村山市内の利用者様宅へ訪問しています。

2022年は3名の新しい仲間が増えました!

MTGで自己紹介

こちらは、新入社員の皆さんが少しでも早く馴染めるようにとスタッフが作成したものです。この資料を使いながらミーティング内で自己紹介をお互いにしたそうです!

Tさんのお誕生日をお祝い


利用者様のお誕生日にメッセージカードをお渡ししているそうですが、一緒に働く仲間の誕生日もお祝いしたいと考え、スタッフ同士でも誕生日会も実施しているそう!
何歳になってもお祝いされるのは嬉しいですよね^^
スタッフ同士お互いを大切に思っているんだなと感じました。

そんな賑やかな東村山事務所で私が体験した同行訪問の様子をお話ししていきます。

2.看護・リハビリの同行訪問

私が同行訪問をさせてもらったのは6月でした。
当日は、午前に看護、午後はリハビリの訪問をしました。

スタッフと一緒に訪問をすることで、利用者様とそのご家族との「もう一人のあたたかい家族」としての関わりを実際に感じました。

その中で、特に印象に残っている訪問の様子を2つお伝えしていきますね。

2-1.認知症を患っている利用者様の自宅へ訪問

1つ目は、認知症を患っている利用者様とのお話です。

午前中は看護師のTさんに同行しました。

自宅に訪問すると利用者様と娘様が迎えてくださいました。
まずは、バイタルチェックなどの体調確認をしていました。

利用者様が「私はもうダメよ」と少しネガティブな言葉を発すると、Tさんは「元気だから大丈夫ですよ」と何度も声を掛けて励ましていました。
そんなTさんに対し利用者様は「人ばかりみていないで、あなたも体に気をつけてね」とTさんを労っていました。

きっと、自分を励ましてくれるTさんに対し、感謝の気持ちと大切に思う気持ちから出た言葉だったのではないかと思いました。

利用者様の状態確認が終わると、次にTさんは娘様へ「検査結果はどうでしたか?」と声を掛けていました。
娘様ご自身が病院で先日検査をされたそうです。

娘様は「検査しましたが、、また再検査になって。どこが悪いんだろう。。私が入院になってしまったら母のこともありますし。」と不安そうでした。

それに対しTさんは「異常がないといいですが・・・。不安ですし早くわかるといいですね。」と優しく言葉をかけていました。

お話の最後には、「母だけでなくて、私たち家族の話も聴いてもらえるのでとても有り難いです。」と娘様が仰っていました。

二人のやり取りを見て、Tさんが話を聴いてくれることで、娘様も心強いのではないかなと感じました。
当社は、「もう一人のあたたかい家族」のような存在になれることを目指していますが、その場面を実際に目の当たりにした瞬間でした。


2-2.左大腿骨骨折で手術された利用者様の自宅へ訪問

2つ目は、左大腿骨骨折で手術された利用者様とのお話です。

午後のリハビリの訪問は、理学療法士のKさんに同行しました。

利用者様についてKさんからは、「歩けるようになりたいとすごく意欲のある方」と聞いていました。
自宅にお伺いし体調確認から行っていきます。
いつもと変わりなかったので、リハビリを行うため外に出発です!

この日は、気温が30℃くらいで暑かったのですが、利用者様はしっかりと飲み物を持参!
Kさんも「外は暑いのでしっかり水分を取りながらやりましょう。準備ありがとうございます!」と伝えていました。
そんな準備万端な利用者様をみて、利用者様のやる気がすごく伝わってきました。

まずはマンションの階段で手すりと杖を使い、上り下りの練習からです。ゆっくりと一段ずつ下りていき、上っていきを繰り返していきます。
少しずつ慣れてくると杖は使わず、手すりのみで上り下りをされていました!

続いて、自宅近くの坂道へ行き、歩行練習を開始。杖は使わず、腰に当てたベルト越しにKさんが支えながら歩いていきます。
時々、休憩と水分補給を挟みながら、一歩ずつしっかりと歩かれていました。

Kさんは「長い距離を歩けるようになりましたね!歩き方もきれいですよ。」と利用者様に伝えていました。
言葉数が少ない利用者様でしたが、一生懸命リハビリをしている姿が印象的でした。その姿から、Kさんの声掛けが利用者様の力になっているように感じました。

Kさんに聞いたところ、最初は20メートルほどの歩行距離だったのが、リハビリをして200メートルほど歩けるようになったそうです。

二人の様子を見て、利用者様を励ましながら支えるKさんと一緒に2人3脚でやってきた成果なんだなと思いました。
そんな利用者様の話をするKさんもとても嬉しそうでした。


3.スタッフの心遣い

ここまで実際の訪問の様子をお伝えしてきました。
続いては、スタッフと一緒にいて感じたことをお話しします。

まず、朝事務所に入り挨拶をすると「わからないことがあったら何でも言ってくださいね。」とスタッフが声を掛けてくれました。
同じ会社の社員ですが、初めて行く事務所で私も実は緊張していました。社員の私でも緊張したので、体験同行や面接に来られる方はもっと緊張するのではないかなと思いました。
でも安心してください^^
スタッフからの一言にあたたかさをとても感じ、楽しく過ごすことができました。

自転車で移動する時も、曲がる時は手で合図をしてくれて、私がついてこれているか後ろを確認しながら走ってくれました。初めて通る道ばかりでしたがアシストがありながら、無事に皆さんの自宅へ到着できました。
初めて電動自転車に乗ったのですが、普通の自転車よりも進むのが早くて最初はびっくりしました笑

休憩時間は事務所で過ごしました。
お土産のお菓子をくれるスタッフ。「日差しを心配して日焼け止めを使ってくださいね」と声を掛けてくれるスタッフ。皆さん優しく話しかけてくれました。

普段、スタッフとはチャットでのやり取りがメインですが、直接お会いすることができ、事務所のあたたかい雰囲気を感じられて良かったです。
そしてたくさん気にかけていただいて、皆さんの心遣いがとても嬉しかったです。

4.おわりに

本日は、体験同行で私が感じたことをお話しさせていただきました。

体験同行を通し、利用者様へのあたたかい関わりを間近で見ることができました。
また、それだけでなくご家族のことも気にかけているスタッフの姿がとても印象的でした。

当社理念の「もう一人のあたたかい家族」のような関わりとは、こういうことなんだろうなと感じました。

利用者様へのスケジュール確認をはじめ、様々な準備と心遣いをしていただき、東村山事務所の皆さんありがとうございました。
医療業界が未経験の私にとって、同行訪問はとても貴重な経験となりました。

そして、私自身、初めて訪問をさせてもらいましたが、利用者様もご家族もあたたかい家族のように迎え入れてくださいました。
一緒にお話もしたりと、とても充実した楽しい時間でした。

体験同行は随時開催していますので、気になっている方はぜひお申し込みください。

2023年春入職に向けて看護職、リハビリ職(PT・OT)も募集中です。


おまけ.


同行させてもらったKさんは、当社のInstagramの「インスタサポーター」として協力してくれています!訪問の合間にInstagramについて色々話をしてくれました!
「投稿する画像の統一感は大事ですよね〜」、「こういうアプリもありますよ〜」など、実際にKさんのInstagramを見せてもらいながら説明してくれました。
Instagramを研究している身なので、とても勉強になりました(^^)

Kさんが共有してくれた写真
東村山事務所周辺は、川や公園など自然が多い地域です!

東村山事務所の写真もたくさん投稿していますので、ぜひInstagramをご覧ください。

https://www.instagram.com/recovery_recruit/


おまけのおまけ.


最後に訪問した利用者様の自宅でおすすめのお菓子を教えていただきました!利用者様もKさんもイチオシのお菓子です!
「ポンスケ」といって関西で販売されており、関東にはあまり売られていないそう。


そんな貴重なポンスケを「美味しいからぜひ食べてみて」と、私にくださいました。
小粒で食べやすく、甘じょっぱいので食べ出したら止まらない味でした!
とっても美味しかったです(^^)


ここまでお読みいただきありがとうございました。