ベトナム整形事情

ベトナムは南北に細長い地形で首都ハノイと経済都市ホーチミンに分かれるのだが、人種も違うのだ。

ハノイは中国に国境が面している事から、中国系というか肌も白く東アジアの顔立ちでナチュラルに綺麗な子も多い。

南のホーチミンはクメール系で、鼻が低く、褐色でエラが張った四角い顔立ちの人が多い。

そんなベトナムでも整形して高い鼻と胸を手に入れる子が増えている。

多くのベトナム人は背が低い上に、顔の大きさは四角い分大きくなり非常に等身バランスの悪い人が多いと思う。

近年の経済発展と共に、韓国コスメや欧米文化が増え、スタイルの良い子に憧れての整形ブームとも言える。

ベトナムのFacebookには皆同じにしか見えない整形モンスターの女の子が半裸写真を投稿しまくり、フォロワーを稼いでいる。

①　まず、低い鼻にシリコンをぶち込むのだ。

②　次に、顎にシリコンをぶち込んで面長な顔立ちを作る

③　胸にシリコンをぶち込む

これで完成だ。

先日、仕事の合間に外でタバコを吸っていたら、横のATMにタクシーで乗り付けた２０代前半と思われる女子が、２人とも整形ほやほやで鼻にどでかいガーゼを付けたままおりて来て、焦った様子で現金を引き出していた。

術後の鼻のシリコン代が足りずに、現金を下ろしにきたのだろうか。。

そして、夜の日本人街のガールズバー/カラオケ店で働く地方から出てきた、お世辞にも可愛くない子たちが、カタコトの日本語で「シャチョー、オイシイ、キャッキャッ‼　チップー」とバカ丸出しで、バカなオヤジどもから金をむしり取り日銭を稼ぎ、運よく金払いの良いオヤジに気に入られて翌日の１日同伴で数万円もらって、それを繰り返して整形に回す子も居る。

そして、整形で満足な容姿を手に入れると、クラブでたむろするコリアンに売春して、日銭の単価を上げる。

ある程度稼ぐうちに、SNS等で上玉のヒモを見つけて、一発かまして子供でもできた日にはしてやったりだ。

そんなこんなで、お金に余裕がある子は韓国で整形して、そこまでスポンサーが居ない子は、ベトナムで質の悪い整形を受ける。

先日、日本出張に行った際に韓国のインチョン空港にトランジットで寄ったが、酷いとしか言いようのないクオリティーの整形をかましたオバはんを何人も見かけた。

強烈に不自然に突っ張ったオデコに、シリコンが浮き出た顎と目が以上に吊り上がって開いていた。

失礼ながら映画「Jigsaw」の仮面にしか見えず、持っていた熱々のキャラメルラテを手にこぼしてしまった。

まぁ、本人が幸せなら何よりなのだが。

整形業界が活気づいてくると、普段は化粧もしないで、黒ぶち眼鏡に腕毛ボーボーのベトナム人の女子も化粧をし始める子も増えるだろう。

コスメメーカーにとっては全くありがたくないベトナム市場だが、数年後には日本の大手化粧品メーカーもベトナムに参入してくるだろう。

まぁ、韓国コスメには価格とブランディングで負けるのがオチだろうが。。

韓国メーカーはマーケティングが上手いというか、ちゃんとやってるんですよね。

日本は出たとこ勝負のプロダクトアウト先行型だから海外では弱小です。

そして、日本出張前に週末旅行で訪れたニャチャンで出会ったウクライナ人のナターシャは、見るからに整形した顔立ちに、スイカの用な爆乳であったが、２回戦を終えた後に気になって聞いてみた。

私「ねぇ、どこからどこまでが整形なの？」

ナターシャ「全身よ。15,000ドル位かけたからね。」

美は金成

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