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新卒SESから年収アップ転職活動の詳細

転職活動について書こう書こうと思いつつ、転職してすぐ引っ越しがあったたため間が空いてしまいました。
この記事では、新卒就活時代に深いことを考えずSESの会社に入った私が「やりたいこと」を見つけて社会人3年目で転職活動をし、実際に転職→入社したまでの流れをより詳しく記録したいと思います。

以前書いた転職記事はこちら
家から一歩も出ずに転職活動をしました…ざっくりとした転職活動記録
転職した理由…タイトルそのまま

この記事は、こんな人へエールを送るために書きます。
・SESから脱却し、年収アップをしたいと思っている20代前半の社会人
・これから転職活動をしようと思っている20代前半の社会人
・新卒就活で頑張れなかったなと思っている大学生や新社会人

ちなみにこれが、転職前のSES会社から頂いた最後の手取り給料(残業0h)有給休暇を消化していた月とはいえ、だいたい毎月こんな感じでした。すくなっ。

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転職活動を終え、今の会社から初めて頂いた手取り給料(残業0h)これ見たときは嬉しくて小躍りした。

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1.SESに対する漠然とした不安

冒頭でも触れた通り、私は新卒時の就活を適当~~に済ませました。インターンも行っていないし、就職活動そのものも3月に始めました。端的に言うとその頃は元彼とのお付き合い(あの頃は楽しかった!)で頭がいっぱい、リクルートスーツなんか着てられない!という感じで、雰囲気が良さそうな内定をくれた会社へ入りました。その頃はSESという単語すら知らない。大学では1mmもIT系の勉強なんかしたことがないのに、IT業界なら職がなくなることはなさそう~という理由で入社したのです。興味関心がややある、そんな程度。

新卒研修が終わり、現場(客先常駐)で数ヶ月経った頃にSESという単語を知ります。とはいえその頃は「IT業界にノリで入ったけど、結構面白いぞ」と思っていたし、客先は大手Slerなのもあってビルは超綺麗で職場環境は良く、薄給だけどまーいっか!という感じで働いていました。実際、私の会社は勤怠管理がキッチリしていたので有給取得率もよく、ブラックとはかけ離れていましたし。実家暮らしのため、薄給なのも当時は気になっていなかったのです。

仕事内容が気に入ったとはいえ、その仕事はあくまでも客先のもの私の会社には自社製品もサービスもありません。どこへ出向するかも会社間での契約が全てですし、私がやりたい事を伝える場はありましたが、あくまでも優先されるのは出向先の都合でした。また、部長はVPNもわからないような人で(他業界から天下りで来た人で、ぶっちゃけ管理職はITの知識がなくても業務に差し障りがない)そんな人に私のやりたい事を説明するのも諦めていました。客先でITの知識を蓄積していくにつれ、自社がIT業界において如何に体制が古く、未熟かに気づいてしまいました。
SESのメリットとしては、大手Slerにいたため短期間で実務経験値を上げられたことでしょうか。SESのデメリットもメリットも、ネットに書かれているような事をそのまま感じましたね。

2.手探りで始めた転職活動

ベンダーに努めている大学の友人がいたため、彼から話を聞きつつ、興味のある会社へ勤めている先輩を紹介して頂き、履歴書と職務経歴書を作成して公募から転職活動を始めました。
新卒就活時では「やりたいこと」がなくて、書類作成が非常に億劫でしたが、実務経験に基づいたやりたい事ができたので書類作成はサクッとできました。添削などは転職活動経験が2回ある兄にしてもらいながら。
ただ、結果は一次面接でお祈り。しかしながら、第二新卒採用の案内を頂きました。経験が浅いものの、やる気を買われて特別に案内してもらえたのです。問題は、時期が少々空いてしまう。お祈りをされたのは2020年2月でしたが、第二新卒採用は春から始めるとの案内でした。そこでエージェントに登録するなりして他社と並行しても良かったのですが、その頃は「第一希望以外は見なくていいかな」「エージェントを介するのは面倒そう」と思い、資格取得のための勉強時間に充てることにしました。

3.同じ会社に2回落ちて、エージェントに頼る

そして、小見出し通り。第二新卒採用の最終面接までいったものの、最後の最後にお祈りされました。敗因は面接中にハッキリとわかっていて、言い方は悪いのですが、要は面接用の嘘をつけなかったのです。その会社は最終面接が厳しいことを小耳に挟んでいたのに、対策を練らなかった私の怠慢よ。が、対策を立てるには情報が足りない。これはもう、エージェントに頼るしかないと思いました。転職した理由でも触れた通り、彼氏と同棲するために年収を上げたく転職活動が終わるまで待ってもらっていたので、お祈りされてからまたすぐに資格取得をし(IT系の資格には毎日のように試験が受けれるものがあるのです)(アピール武器を一つでも増やしたくて)、転職エージェントへ登録。自分の力で転職活動を一度したが、失敗してしまった旨を正直に話し、書類の添削から面接用質疑応答の添削、面接中のケーススタディの対策まで、頼りまくりました。
担当者はIT業界を専門とする女性エージェントの方だったのですが、電話での相談も小まめにしてくださり本当に助かりました。特に、年収交渉は自分だけで転職活動していたら絶対に上手くできなかった。

4.新卒の就職活動が全てじゃない

こうして、エージェントに頼りながら年収アップとやりたいことが出来る会社への入社を叶えられました。私の場合は仕事のやりがいを社会人になってから見つけられたため、転職活動の方が新卒時の就活よりずっと充実していました。2週間で10社のオンライン面接をしたり、SPI受験とケーススタディの予習と性格診断づくしの日々は脳味噌の疲労が半端なかったのですが、所詮は家から出ていないので楽ちんでしたし。

新卒時の就職活動はそもそも倍率が高く、面接でもみんなが似たようなことを言うため、数少ない枠を勝ち取るのは大変です。一方の中途採用は試験結果よりも面接重視ですし、アピールもより実務経験を話せる分、学生時代のふわっとした成果を話すよりも手ごたえを感じやすいです。

私の周りの友人も、新卒の会社から3年と待たずに転職した人が沢山います。終身雇用の時代でもないですし、新卒の就職活動はその後の転職活動でいくらでも挽回できます。
転職を考えている方、転職活動をしている方、ムリをしない範囲で頑張ってください!


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