千代

好きなものは、映画と舞台と小説と音楽/感想は自分用メモ/

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最近の記事

20201106 COCOON 星ひとつ

20201106 COCOON 星ひとつ 最初からグランギニョルの最後の、ウルにかけられた呪いと祈りのシーンの回想で泣いた。話の流れは、一作目TRUMPをなぞっていくので目新しいところはあまりないけれど、その分ソフィとウルの友情、ウルやダリ卿の心境、そしてクラウスの心境に集中してみれた。こんなにクランフェスタの剣術試合のとき、ウルは情緒不安定だったっけ?と思った。一作目TRUMP見直してきます。 どこのシーンの演出も美しくて、魅力的かつ実用的(?)だなあと思ってみていた。

    • 0509 黎明ノ刻

      20200509 黎明 いけさんは、感情表現がとても繊細な演技をする役者さんだなと思う。ユキに対する後悔、ユキについて行くと決めた後のほんの少しの違和感、サクラスーツを着た小暮を見た時の顔。口元がわなわな震えて、手が震えて。雛森って最初見たときかっこよく決めてて、何でもそつなくこなすやつだと思ってたけど、本当はそんなに繊細な子だったんだなあと。 穂波が好きになっていた。北に入っても、穂波の芯の部分はやはり照る日の森にいたときのままで、照る日の森にいた時よりも、その御神体と

      • 0506 トワイライト 黄昏の荒野

        20200506 トワイライト 黄昏の荒野 この世は地獄かなって思った。 悪夢って単語もよくでて来た サリュートとスーク、万夜とレネ、雛森と小暮、雛森とユキ、万夜と穂波、穂波と及川、リュカと黒崎と、黄昏は特に月詠幻夜で関わりがあった人達の関係の変化が多い、それぞれの間でそれぞれの譲れない思いがあって、それ故にお互いの存在が地獄にも救いにもなる。というのを深く感じた。本当好きだよメサイア… サリュートとスーク サリュートは、今まで自分の感情や何を考えているのか、を言葉にあ

        • 0420 幻夜ノ刻

          幻夜 答えなき問題にナイフと銃で立ち向かうだけだ、それでも誰もが苦しまず生きれる世界を信じて突き進む。 北方に輸送中に加々美とサリュートはナイトメアに拉致される。 加々美とサリュートの共同戦線みたいな話かと思ったけど、そうでもなかった。途中でサリュート裏切ったし。 サクラとして人を守るために人を殺すこと、この矛盾や罪の意識についてがこの映画の芯。 答えなき問題にナイフと銃で立ち向かうだけだ、それでも誰もが苦しまず生きれる世界を信じて突き進む。 あれ、じゃあ偽のナイトメ

        20201106 COCOON 星ひとつ

          0414 月詠ノ刻

          なぜこたろうが万夜の言葉が聞けなかったのか なぜ万夜はこたろうを神にしたいのか なぜこたろうにとっての神は万夜なのか なぜ加々美があんなぴりぴりしてるのか なぜ、万夜は死にたがっていたのか 命を救うだけがメサイアではない エンディングの階段の上こたろう、下に万夜様で、桜と白いカーテンがひらひらしてる演出凄い。 万夜の正体を知る前 小太郎⇨万夜が人の命も他人の命も軽んじる奴、嫌い。もっと自分も他人も大切にしてほしい。御神体は人の命を何とも思わない、自分を捨てた奴。俺は神樹

          0414 月詠ノ刻

          2020/04/09 メサイア暁ノ刻 感想

          2020/04/09 メサイア暁ノ刻 感想 今回の暁ノ刻は、悠里海斗失踪後の白崎の卒業ミッションの話。 白崎と悠里  初めは護のことが一番で、護のことになると周りが見えなくなってしまうような白崎に依存気味な悠里だったけれど、なんだかんだいって海斗のことになると一嶋係長に銃を向ける白崎も悠里に依存してたのかなと思う。誰よりも結びつきが強い二人。 最終的には、ネクロマンサーに取り込まれた海斗の記憶を呼び覚ますために、護と海斗の絆の記憶を送り込む。それで悠里はネクロマンサーと

          2020/04/09 メサイア暁ノ刻 感想

          極夜 20200326

          極夜 20200326 相変わらず推理小説みたいな脚本。三栖と周とサクラ候補生とサクラと公安、お互い別組織で、張り合うことも多いけど、今回は全部最終的に揃って共同戦線。胸熱すぎる展開。 三栖さん その兄貴肌に惚れる。戦闘シーンも何もかもかっこよすぎてついて行きたくなる。なんだかんだ言って伯と鋭利と同期みたいな扱いでほっこりする。あと周弟のことは、周二号っていうのも。周弟が根元は悪くないとわかって、しかも周の弟だからからかってるんだろうな。革命の始まりの親の入水自殺から、

          極夜 20200326

          0311 悠久ノ刻

          2020/03/11 メサイア 悠久ノ刻 感想 有賀と加々美の卒業ミッション。 御池の「殺されるならきみに殺されたい!!」「また死に損なうのか…」の演技が好き。こたろうを庇って怪我を負う万夜様。嫌いと言いながら駆け寄って万夜様を抱いて非難させる柚木。今後万夜様のこと知ったらドロドロしそう。 小暮もまた一筋縄でいかない過去がありそう。一嶋係長の関係者。「僕はあなたのおもちゃじゃない」「あなたを絶対に許しはしない」どういう過去か気になる。 雛森も過去が全くわからない。一嶋に

          0311 悠久ノ刻

          真紅ノ章 20200326

          真紅ノ章 20200326 相変わらず小説みたいな脚本。映像で見せるには複雑すぎんか?絶対にこれ一本では楽しめない、前後関係分かると面白い。映画だとなんか安っぽくなってしまうんところがなんとも言えない。 白崎と高野 最後の最後で、交わることのなかった白崎と高野の再会。運命の悪戯すぎる。白崎は公安で、人は殺せないけど、白崎を守るために発砲するし、サクラになった白崎に、なんらかの事情があるのを察して、白崎護に会ったら伝えてくれないか、と自分の気持ちを伝える。お互いに立場上何もで

          真紅ノ章 20200326

          鋼ノ章 20200324

          鋼ノ章 20200324 今回は十字型の高台ステージとふつうの板ステージ。毎回毎回ひとつのステージなのに表現が凄くて驚く。推理小説みたいな話の進み方してる。落ちがわからないから、本当に誰がスパイなんだ?って感じ。一瞬間宮は裏切ってるフリをしてるだけなんだってオチを願ってましたけど違ったね。脚本面白い。 間宮 第1印象が悪いことが絶対に出来ない子だったのでまんまと騙された。平和を願う白無垢な子だったのに、いまは全てを燃やし尽くす真っ赤な子。この対比が切ない。星廉は清廉の意味

          鋼ノ章 20200324

          翡翠ノ章 20200322

          翡翠ノ章 20200322 珀と鋭利の卒業ミッションの話。 まず、脚本の見せ方がいい。はじめは珀と鋭利でお互いに銃を向け会うところ、次に鋭利が死んだと知らされたところ、そのあと過去に戻って話が進んでいく。で、後々ここが、あの最初にやったシーンか!ってなる仕組み。43 12345やるみたいな。うまい。面白い。 これって多分、メサイアとは本当の意味でどういう存在なのか、というのが今回の主題だと思う。 戸籍も関係も何もかも消された存在で、地獄のような世界にこれからサクラとして生き

          翡翠ノ章 20200322