2020/04/09 メサイア暁ノ刻 感想

2020/04/09 メサイア暁ノ刻 感想
今回の暁ノ刻は、悠里海斗失踪後の白崎の卒業ミッションの話。

白崎と悠里

 初めは護のことが一番で、護のことになると周りが見えなくなってしまうような白崎に依存気味な悠里だったけれど、なんだかんだいって海斗のことになると一嶋係長に銃を向ける白崎も悠里に依存してたのかなと思う。誰よりも結びつきが強い二人。

最終的には、ネクロマンサーに取り込まれた海斗の記憶を呼び覚ますために、護と海斗の絆の記憶を送り込む。それで悠里はネクロマンサーと共存する形で電子の世界で意識を持ち、核を爆発させようとしたネクロマンサーを止めることができる。

悠里は体はなくなったが、電子の世界で意識として生き、護をそばですっと守ることができる。護は、電子になった海斗とこの先戦い続けることを決める。

「俺がここにいるってことは、お前(海斗)がそこにいるってことだ」

「一緒に暁を見に行こう」

白崎護は、この先サクラとして実態としてのメサイアはおらず、一人で戦いつづけることになる。白崎護の未来に光があることを祈るばかりです。

ちなみに一番の推しは廣瀬大介さん演じる悠里だったんだけど、すべてが明らかになっていく中で、廣瀬さんの声で、「護は僕が守るよ」が聞こえた瞬間に涙がとまらなかった。一番最後の本当は実体ではいないんだけど、護と背中合わせになって

「一緒に暁をみよう」「わかったよ、護」

の演出は鳥肌たった。

ずっと報われてほしかったんです、あの悠里海斗くんに。幸せになってほしかった。けどむごい形で意識だけの存在になってしまって、けどそれは護を守るためで。はたから見るとハッピーエンドには見えないけれど、二度と実体として護と会えないけれど、それが成長した悠里海斗の答えで。だからこそ、ハッピーエンドとは言えなくても、これから先もお互いがお互いの生きる意味であってほしい。二つで一つの壊れやすい卵は、羽化してきっと二つの羽を持つ鳥になったんだ。

有賀と加々美

有賀がどんどん人間味がでてきた。後輩の心配もするし、加々美の心配もする。けど逆に加々美は、自分を間宮とかさねて見られているのが、歯がゆかったのかもしれない。それが理由で、自分を名前で呼んでほしいと、間宮とは違うことを有賀に言わせたかったのかもしれない。それはそれでかわいい。最初あたりで有賀は加々美を自分の胸に引き寄せてかばうんだよね…かっこよ。

二度と自分のメサイアを手にかけたくない。いつからこんなに自分は弱くなったんだ。

この間宮と出会って加々美と出会う前には考えられなかったセリフ。ここに有賀の成長が見れていいなと思う。

後輩組

万夜ちゃん、無茶苦茶いいキャラしてますね!!!!!!むちゃくちゃイラつく、けどひらひらとした軽い身のこなしや、死人に向かって会話してところとか色々闇を抱えてそうで魅力的なキャラ。最後あたり、手のひら見てるらしい、あとでチェックします。柚木さんのことは、こたろうよび。

柚木さん、国民の命を救うためのサクラだっていう意識が一番見える。正義感のあるキャラ。敵を倒した後、せめて天国に行けるといいなって台詞がある、ここ多分照る日の森の宗教観?万夜のことは好きになれないよね、たぶんここでメサイア組むことになる。万夜は柚木が信者だったのを知ってるけど、柚木は万夜が御神体だったのを知らない。業が深いメサイアになりそう。

小暮さん、心肺停止になった経緯がまだわからない、一嶋係長に一番最後、話をしていた。ここも伏線みたい。

周グエン

最期あたりに、志倉さんに「やはり血は争えない、君も問題児になりそうだ」と言われていた。血ってことは、周のこと??それとも親??多分周のことか??

ステージには出ないけど、海棠、御津見、颯真、宗佑の名前が出るのいいな。みんな卒業しても同じ空の下で戦っているという感じがする。

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