0506 トワイライト 黄昏の荒野

20200506 トワイライト 黄昏の荒野

この世は地獄かなって思った。
悪夢って単語もよくでて来た

サリュートとスーク、万夜とレネ、雛森と小暮、雛森とユキ、万夜と穂波、穂波と及川、リュカと黒崎と、黄昏は特に月詠幻夜で関わりがあった人達の関係の変化が多い、それぞれの間でそれぞれの譲れない思いがあって、それ故にお互いの存在が地獄にも救いにもなる。というのを深く感じた。本当好きだよメサイア…

サリュートとスーク
サリュートは、今まで自分の感情や何を考えているのか、を言葉にあまりしない冷静なキャラだったから、色々見えて来て面白かった。
サリュートは、自分は家族ではなく祖国のために生きていると言うけれど、夢で兄に会ったときのことや、Gを倒すたびに仮面を剥いで父親を探す姿、生みの親に大きくなったなと言われたときの、泣きそうな顔。全て奥底に隠していたサリュートの人間らしい感情だった。サリュートは祖国を裏切らない。だからこそ自分の中の正義を貫くために、フォークス機関を潰し、北に非難が向かないよう自分を主犯に仕立て上げた。それが、サリュートにとってのビーツの祝祭の祖国への奉仕だった。
スークはサリュートのお陰で、自分の中の生きる軸を知り得た。

僕らは暁を知り、黄昏を超えていく
暁=地獄で生きていく為の希望、生きる意味
黄昏=夕暮れ、これから闇が深くなっていく、更なる地獄?

万夜とレネ
万夜は、本当にレネのことをメサイアだと思ってない。けど、小太郎のために、自分はサクラとして生き続けなければならない。そのためにシステムとしてのメサイアの関係を築き始めなければならない。レネは、今後万夜にとって救いになるのかなあ
レネは日本の為に戦うとは思ってない。ただ、みんな幸せに生きれないものかなあと戦う。レネはサクラになったのなら、レネの絶望は何?

雛森と小暮
雛森は、メサイアより任務を優先する。所詮自分たちは国家の犬だから、そうする。だけど自分個人としては、絶対に小暮を助けに行く。もう二度とあんな思いはしない。悠久のときのスカした新入りイケメンくんではなく、小暮に必死に戻ってこいと叫ぶ姿、大切なやつを無くしたら、無くしたやつの心も壊れるっていうやつを思い出してみるとさらに心が潰される。
最高に、ユキと対峙するときや、小暮を引き戻そうとするときの演技が繊細で、手や口元の震えが伝わってくる。
小暮が、私に死ぬなと言ってくれる人がいるのでみたいなセリフがとても嬉しかった。月詠で自分の出生を知って自暴自棄になっていたときの小暮を雛森の言葉は救ったんだと思って。だからこそ、記憶を変えられた?ことで雛森を忘れて、あの静かな言動のなかに、柔らかさを感じるようになった小暮が居なくなってしまったことが、涙がでて止まらなかった。記憶をなくして敵となってメサイアと対峙するというのは、有賀と加々美と近い気がする。今後の展開が楽しみ。
メガネをとったしんちくんの目つきが、戦闘狂みたいでゾクっとした。こええよしんちくん…
五年前と同じメサイアをとるか、任務をとるかの選択を雛森に迫ったり、自分の出生のフォークス機関に小暮を追いやったり、脚本家は鬼か悪魔か…???

雛森とユキ
雛森にとどめを刺さず、小暮を追いかけさせたのは、やはり五年前自分と小暮を重ねて、助けて欲しかったんだろうなと。雛森はユキはまだサクラを裏切っていないと信じてる。実際フォークス機関の情報を流してたのはユキだった。予想としては、多分サクラ側にはつかないと思う。今のユキにはユキの信念があって、ユキの思う正しい北方連合を作ろうとしてるんじゃないかと予想。
ユキヒナ呼びはずるい…

万夜と穂波
穂波は万夜に殺されたがった。本当に穂波は、万夜の写鏡みたい。万夜の太陽は小太郎で、小太郎に殺されたがったのと同じ。

穂波と及川
どうして誰も救えないんだ
及川はずっと恨んでる。今でも穂波は自分を犠牲にして及川を助けた。この子の感情って何だろう

リュカと黒崎
ビジネス言っときながら、絶対的忠誠を誓ってる黒崎。リュカが自爆テロをすることが最後の望みであるなら、それさえも手伝う。最後は北方ではなく、南トランの今後のために尽力することを決める。

黒子さん!
唯一の癒し!オアシス!!アドリブパート!!!今回本当にアドリブパート黒子さんのとこしかなかった。こんなに黒子さんに救われる日が来るとは思ってなかったよ…

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