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【DTM】音楽家なら一度は憧れる変拍子【作曲】
現代の大衆音楽の主流である単調なリズムパターンや拍子に慣れてしまった大半の大人より、子供の方が変拍子も癖のあるリズムの取り方も素直に受け入れることができて尚且つ面白がるから、子供と一緒に音楽聴くの楽しい
— 宇多田ヒカル (@utadahikaru) August 7, 2018
【Roadroller Sound Studio】(@RBYYYYYYYYYYYYY)です。
以前このツイートを見た時、もはや悟りの境地だなと思いました。
おそらく僕なんかでは一生気付くことができなかったですし、これを知ることが出来ただけでもTwitterをやってて良かったなと思うほど。
死ぬほど音楽と向き合ってきた方が、母親という立場になって初めて気付いたということなんでしょうね。
バンドが解散した後、ベーシストとしていくつかのバンドに加入、そしてセッションを行なったわけですが、その中の2つが変拍子バンドでした。
リスナーで言えば音楽通の方、プレイヤー(楽器演奏者)で言えば良い意味で少しひねくれている方が一度は憧れ、その沼にハマっていくものだと僕は思っております。
僕はあくまでプレイヤーとしての感覚、立場からでしか表現できませんが、変拍子が上手くハマった時のグルーヴ感、その一体感は、それこそ宇多田ヒカルさんが仰っている単調なリズムでは得られない高揚感、それと同時に「他のメンバーに置いて行かれないように」というスリル(緊張感)を同時に味わえます。
あれはもはや "脳内麻薬が分泌されている状態" と言って良いかも知れません。
もちろん単調なリズムが悪いわけではありません。
むしろ、15~16世紀からそれらのリズムが今日に至るまでメジャーとなっている理由は、人間にとっても聴き心地の良いリズムだからです(僕の作る曲もほとんどが4/4拍子で、たまに3/4拍子、6/8拍子があるくらいです)
ただ、音楽というのも突き詰めていけば数字の組み合わせなので、いつかは頭打ちになります。
世界中にある良いメロディーは、モーツァルトとビートルズが全て持って行ったとまで言われているほどです。
限界を超えるための音楽理論の解釈等はもはや研究され尽くしたのではないかと僕個人的には思っておりますが、音楽を形成するのは "メロディー" と "ハーモニー" だけではありません。
"リズム" が残されています。
宇多田ヒカルさんの影響で、ただただ漠然とですが、これからは "拍子" に着目すれば新しい音楽が生まれるのではないかと思った次第です。
それでは最後に僕が最も影響を受けた邦楽と洋楽の変拍子バンドをそれぞれ紹介させて頂きます。
これで変拍子の虜になった方はぜひ世界中の "マスロック" と呼ばれる音楽ジャンルに触れてみて下さい。
downy / 弌
Battles / Tonto
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