よく謝ってしまう「謝り癖」がある人の正体
仕事でも
プライベートでも
すぐに謝る人っていませんか？
自分が悪いことをした時はもちろん
相手が何かをしてくれた時や
自分のミスをカバーしてくれた時など
「すいません、すいません！」
と口癖のように
言っちゃう人っていますよね。
アレ、凄い気持ちがわかるんですよ。
二言目には
「すいません！」
って謝っちゃう。
すぐ謝る人って
自信がない人
不安が強い人
自己肯定感が低い人
など
いろんな印象を持たれるかもしれませんが
謝り癖のある人の正体ですが
おそらく
自意識過剰な傾向にあると思います。
◯相手の手をわずらせてごめんなさい、の意味
相手が何かちょっとした
フォローしてくれた時
すぐ謝ってしまうというのは
言い換えれば
そういうフォローを必要とする
自分であってはいけない
という心理が働いている。
たとえば遅刻したとして
ものすごく謝る人は
自分は遅刻しない人だ
自分は遅刻しちゃいけない人だ
と強く思っているから
遅刻した時に
罪悪感を強く感じるわけです。
罪悪感を強く感じる
ということは
自分はそんな失敗をしないはずだ！
という過剰に期待をしている
証拠でもあるわけです。
「いや！そんなことはない！」
「人に謝っている時は本当に申し訳ないと思っている！
「相手に失礼だと思うから謝っている！」
とお思いでしょうが
自分が失敗したり
相手に助けられた時に
申し訳ない
とか
失礼をかけた
と思っていても
周りはあなたに
そこまでの期待をしていないので
迷惑だとか
思ってないと思うんです。
周りから
できなくて当然
失敗しても当然
と思われているのに
「なんで自分はこんな失敗をしてしまったんだ…」
と思っているということは
自己評価が高い
ということなのです。
◯それ以上相手に責められないために謝る人
そして
すぐに「すいません」
と謝る人は
相手から責められる前に
自分から防御している場合があります。
これも自意識過剰である心理の一つです。
イメージとしては
太っている人が会話の中で
「私、太ってるから〜」
と自分からすぐに言う人と同じで
相手から指摘されたり
いじられるのが嫌で
先に自分から言って
相手に言わせたくない
という構造と同じだと思います。
おみやげを持って行く時に
「つまらぬ物ですが…」
と言う人と同じですね。
ハードルを下げておきたい
というのは
それだけ自分に対する
イメージを守りたい
ということの現れで
自分は弱い立場だから
これ以上責めてほしくない
という感情があり
すなわち
傷つく勇気がない
プライドが高い人だと
言えるのです。
一見すると
謝り癖のある人って
良い人そうに見えたり
自分への評価が低い人
のように見えますが
実はプライドが高い人
と言えるのです。
これは他人を見極めるためではなく
自己洞察、自己分析に
置き換えて
考えてみてください。
すぐに謝ってしまう人は
もしかしたら
プライドが膨れ上がって
しまっているのではないでしょうか？
そういう人は
〝すいません〟を〝ありがとう〟
に置き換えてみてください。
どうしても謝らなければいけない場面もありますが
多くの場合
感謝の言葉に変換可能だったりします。
〝待たせてごめんなさい〟
ではなく
〝待ってくれてありがとう〟
と言い換えるイメージ。
感謝を伝えることをしながら
他人に助けられても良いんだ
それが他者との関わり合いであり
社会との所属感を
感じられることに
つながるかもしれません☺️
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