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自分のことだけ考えているうちは悩みが尽きない

悩みが一つ解決しても
また新たに悩みを生み出してしまう人
いますよね。


患者さんの中にも
保護室から治療が始まって

「早く保護室を出たい」

と悩んでいて
比較的早めに保護室から
一般個室に移って

「やっと保護室から出れた!」

と言った次に

「なんでまだ、隔離のままなの」

と言い
隔離が終了したら今度は

「ねぇーどうして
 ベッドとシーツを部屋に入れてもらえないの」

「なんで私だけ外出できないの?」

「なんで面会に誰も来ないの」

「いつになったら退院できるの」

そして治療が順調に進んで
改善して退院した後も

「なんで私が入院しなきゃいかなかったのか
 全くわからない。
 その時間タイミーで働けばよかった」



足りている部分より
足りてない部分ばかりに
目を向けてしまって
悩みを次から次に
生み出してしまう人
っています。


保護室を早く出たいとか
隔離を解除してほしいとか
そういう一つ一つの訴えや
悩みを否定しているわけではありません。

それに
何を悩むかは
人それぞれですし
他人がとやかく言うことでは
ないかもしれません。


ただし
そういう足りない部分ばかりに
目を向けていると
一つ一つ悩みが解消されて
いったとしても

アレが足りない
コレが満たされてない
他人の方が優れている

といつまでも
不満や愚痴が絶えない人になってしまう。


悩みが絶えない人ほど
ベクトルが自分に向いてしまっているというか
自分のことばかり考えてしまっている。


ハッキリ言って
自分に意識が向き過ぎている人ほど
悩んでばかりです。

もちろん
自己犠牲ばかりでは
人生を満喫できませんが

とは言え
自分のことばかり考えていると
当たり前ですが
感謝の気持ちを忘れ
わがままになり
融通が効かなくなり
頑固になり
面倒臭い大人になってしまう。


ですから
どこかで
自分の足りている部分に目を向け
そして
誰かのために
誰かに感謝されるような
行動をすることに
意識を持っていかなきゃいけません。


上記の例のように
順調に治療が進んでいたとしても
これまで周りが協力してくれた事については
意識を向けず
さも当然のことのように
捉えてしまっていると

いつまで経っても
満たされることはありません。


社会に出ても

世の中が悪い
周りが悪い
私はかわいそう

そういう思考のままです。

社会に出ると
人に価値を提供しないと
人から価値を提供されません。

与えざる者は
いつまで経っても
与えられません。


まずは自分から
与える存在になる。

与える存在にならなければ
いつまでも
与えられることはありません。


他人に与えられる人だから
自分も与えられるようになる
のです。


自分にばかり意識を向けていると
余計な悩みばかりが生まれてくるので
他人に与えるようにすることで
メンタルも安定してくる

というお話でした😌

サポートしていただけると相当喜びます😭