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人に合わせた方が楽という人が多い前提で考える

日曜日なので
いつものメンタル系の発信ではなく
最近思っていることを
つらつらと書いていこうと思います。



今日は最近頭に雷が落ちるような
衝撃的な学びがあったんですね。

できれば平日か土曜に
思考を整理して
発信しようと思ったのですが

私の中で
まとめきれなかったので

どう考えるのが
正解なのかな〜

と皆さんの
考える機会になれば良いかと思います。



最近本屋で
この本を見つけたんですよ。


「同調圧力のトリセツ」
という本なのですが

何気なく手にとって
立ち読みしたら
まぁ面白い本でして。

日本の社会における
空気を読む文化や

コミュニケーションとは
みんなが仲良く誰とでも
関係性を築けることだと
勘違いしているようだけど

本当のコミュニケーションとは
衝突した時に
どうやってうまくまとめられるか

という力がコミュニケーションで
他人とぶつかること自体は
悪いことではない

とか
人間関係における
悩みや面倒臭さを
中野信子さんという脳科学者の立場と
劇作家の鴻上尚史さんが
対話していく本なんです。


そんな中で
自立というテーマで
書かれているところが
特に衝撃的だったんですよ。



人間というのは
危険な状況において
皆が一同にまとまって
逃げたり避けてきたことによって
生き延びてきた歴史があって

その中で
自分だけは違う道を進もうとしたり
無謀にも立ち向かおうとした人や
「大丈夫だろう」
と逃げなかった人たちが
死んできたとも言える。

また日本という国は
地震や台風などの
災害が多かった背景もあり
より周りの人に合わせて
行動する人の方が
生き延びることができた結果

我々は
他人と同じ行動を取ろうとする人の
遺伝子を多く持っていると考えられる。

たとえば
女の人5人が街中を歩いていて
雨が降ってきた途端
1人の女の人が

「どうする?どうする?」

と慌てて周りの人の意見に
合わせようとする人もいる、と。

傘をさすか
傘を買うか
店に入るか

それくらい
自分で考えれば良いのに

と自立を求める人は考えるが

自分の意見を言うよりも
他人の意見に流される方が
楽で心地よいと考える人はいて


しかも
そういう人達の方が
多数派
らしいんですね。

先程の例の女の子も
選択に迷っているのではなく

周りの子達の顔色や
判断を尊重したい

という
他人の出方を
伺っているだけなんだそう。


私は自分にも他人にも
自立を求めるタイプだと思っていて

自分の考える理想と
現実のギャップに
驚いたというか
新鮮な思いでした。

だから
周りの人に合わせて
生きたがる人が多いのか、と。


本の中で
故にあまり自立を求める必要はなくて
人間の前頭前野が発達していることを考えれば
他者とコミュニケーションして
正しいことを貫くことばかりが
能じゃない

ということのようです。

たまたまこの部分を
立ち読みしていたら止まらなくなり
本を購入しました。


もちろん
私自身、どうでも良いことは
他人と同じ選択をしても良いと思うし

他人の顔色を伺うことが
必ずしも悪いとは
思ってない立場なのですが

確かに自立を求めなくても
幸せに生きられる人はいて

他人に合わせたいという人が
多い前提で人と接した方が
良いんだな

と学ばせていただきました。


確かに人は
1人でできることなんて
限られていますし

人を頼るとか
できない自分を認めて
他者に依存する

ということを
もっと寛容することも
必要なのかもしれないな

と考えさせられた次第です。

一方で
自立した方が
大変なことは多いけど
後悔はしないし
メンタルもしなやかになっていくよね

という自分の考え方もあって

自立と非自立を
0か100か
で考えずに

柔軟に考えていくことが
大事なのかもしれませんね🤔

サポートしていただけると相当喜びます😭