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知っておかなきゃいけない職場の人間関係を円滑にする方法

・上司の言い方が気に入らない
・何度説明しても話を聞いている感じがしない後輩
・いつも黙って何を考えているのかわからない同僚


職場には
なかなか打ち解けられない人や
理解し難い人

また
自分自身も
職場の人に
受け入れられていないなー
などと
感じることはありませんか?


いろいろな人間関係の
構築方法があると思いますが

特に浅い関係である
職場の人間関係を
円滑にする方法について

お話ししようと思います。


◯キーワードは〝ナラティブ〟


そこで今日お伝えする内容は

ナラティブ」についてです。

みなさんご存知でしょうか?

「ナラティブ 看護」
などと検索すると
どういうものなのか
わかると思いますが

要約すると
相手のストーリーを知る
ということです。


看護師同士の人間関係を
良くするための研究などがいくつかあって
そこで用いられたりするのが
ナラティブ〟という概念です。


職場での人間関係って
どうしても表面だけの
関わりになるじゃないですか。


お願いした仕事を期限までに守れるか
とか
要領良く仕事を捌いてくれるか
など

役割であったり
成果であったり

そういうものでの
評価や理解でしかないわけです。


口うるさい上司
よく何が言いたいかわからん上司
理不尽を強いる上司

などの要素から
勝手にその上司の背景を想像して

・人の話を聞かない人
・他人に関心がない人
・論理的に考えられない人

というその人の勝手なイメージを
作り上げてしまう。


でもそのイメージって
その人のいろんな面があるうちの
一面しか見ていないだけ
ですよね。


◯その人の物語を知ることで嫌いになりにくくなる


だからその人のネガティブな一面を見ただけで
その人はネガティブ(悪い)人だ

という印象を持ってしまうんですけど

いい人
悪い人

どちらも
0対100という人はいません。


どこを切り取っても良い人
もいないし
どこを切り取っても悪い人

もいないんです。

いろんな複雑な物語を経て
いろんな面を持ち合わせているのが人間です。



あなたもきっとそうですよね?

・要領が悪い人
・暗い人
・何考えてるのかわからない人
・愛想が悪い人

など
会社ではネガティブな印象を
持たれている人もいるかもしれませんが

その職場で働くまでに
いろんな物語を経てきているわけです。


そんな一言で
簡単に片付けられたくありませんよね。



しかしそれは
相手も同じです。


楽しかったこと
悲しかったこと
恥ずかしかったこと
孤独だったこと
自信があったこと
迷ったこと
辛かったこと


そういう経験を
あなたが嫌いな
あの人も経験してきている。


そのストーリーを
ぜひ聞いてみてください。


ある病院の取り組みで
スタッフの3分間スピーチを
取り入れた職場があるそうです。


その職場は人間関係が
ギクシャクしていて
業務改善の一環として
職員が自分の過去(物語)を
3分間ほど話すそうです。


そうすることで
相手の今日に至るまでの
物語を知ることで
相手に対する理解は深まって

おのずと共感的な対応をするようになったそうです。


なんとなくイメージ沸きますよね。


私も職場の人と
初めて夜勤をして
ゆっくりその人のことについて
知ることで
近い存在に感じたものです。


この人は結婚を機に
なんの縁もゆかりもない
福岡に引っ越してきているとか

いつも厳しいお局様ベテランナースも
若い頃から自分に厳しく
自力で乗り越えてきたからこそ
若手にも厳しく接しているのか

と知ることで
相手を理解することができて
許せるようになる。


だけどその人の一面だけをみて
ネガティブな印象を作り上げてしまうから
人間関係はうまくいかなくなる


上司も完璧じゃないし
生意気な後輩だっています。

でもその人たちにも
いろんな物語や
背負っているものがある。

そこを想像するだけじゃなく
実際に聞いて知ることで
相手に対してイライラすることも
減るかもしれません。


もちろん自分自身の物語も
相手に知ってもらうことで
自分理解してもらうことで
人間関係はうまくいく。

だから秘密主義になって
自分のプライベートは
一切語りません!

という態度だと
なかなか受け入れられません。


お互いの物語に目を向けてみることで
職場の人間関係は
改善するかもしれません😌

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