見出し画像

職場で嘘ついて誤魔化す人の正体

なんだか刺々しいタイトルですが
失敗したり
ミスが生じた時に

誤魔化そうとして嘘をついたり
自分の失敗のついて
認めようとしなかったり
指摘しても今ひとつ響かなかったり

ミスしたことを
「大したことない」
と小さく見積もって
正しく受け止めようとしない人

いますよね。


ベテラン、若手に関わらず
自分のミスを隠したり
ちゃんと謝れなかったり
ミスを取り返そうとしたり
一から見直そうとしないことに対して

真面目に働いている人からしたら
失敗したことに対して
素直に受け止めて
問題を解決することに
注力して欲しい
と思いますよね。


そういう人は
不真面目で性格が悪い人

と捉える前に
もう少し解像度を上げて
正体を考えてみた方が
結果として
問題解決に至りやすいかもしれません。



◯ミスを誤魔化す人の正体とは


では結論です。

ミスした時
失敗した時に
素直に認められない人は
自分に自信がないだけです。

自己肯定感も低い。


なぜ自分に自信がないと
ミスを隠そうとするのでしょうか?

答えは
自分が職場(コミュニティ)に
所属し続けるためには

成果を出さなきゃいけない

それが周りから必要とされるための
条件だ

と無意識に感じているのです。

つまり
失敗する自分は
その場にいてはいけない
と感じちゃっているのです。


たとえば職場の新人で
失敗を素直に認められる人って

次はうまくやる自信があったり
取り返せる自信があるもしくは

自己肯定感を持てているから
失敗した自分のことも
過剰に責めない。

だから
仕事でミスをしたからといって
自分の価値は下がらないと思っている。

ですが
自信がない人は
仕事で成果を出し続ける自分でいなきゃいけない
と思っているので
ミスしたことを認めることができないんです。


◯プライドが高い


自信がないのに
プライドは高いのか?

と思われる人もいると思いますが
自信とプライドは
少し違うんですね。

逆に自信がある人って
プライドってないんです。


ヘラヘラしながらも
結果を出す人って
いるじゃないですか。

その手の人って
他人から軽く馬鹿にされようが
下に見られようが
結果を出せる自信はあるから
周りの反応で傷つかないんですね。

最近人気の
西村ひろゆきさんや
成田祐輔さんのような
イメージです。


ですが
肩書きや役職にこだわる人って
それに見合った自信を持ち合わせてないから
態度や雰囲気で
周りを威圧しようとする。

そういう人が
自分の失敗を素直に
認められない人なんです。

つまり
自信はないけど
周りから尊敬して欲しい
というタイプが
プライドが長いタイプで
そういう人が
ミスを素直に認められないんです。


◯解決策はあるのか


ミスや失敗を認めない人に対して

「なんで素直に認めないんだ」
「誤魔化したってバレるに決まってるだろ」
「誠実に仕事しろよ」
「器が小さいなー」

と文句を言っても仕方がない。

じゃあどうしたら
問題は解決するのか。


私が思うに
そういう人の
自己肯定感を高めること
だと思います。

言い方を変えると
失敗やミスをしたって
その人自身が

「自分はこの場にいていいんだ」

と思えることができれば
素直に失敗やミスを認める可能性が上がる。

最近チーム作りにおいて
重要性が語られてきている
心理的安全性
を高めることが必要。


簡単に言うと
失敗して怒られることはあっても
嫌われるわけではないし
必要とされないわけではない

と思わせることです。


そのためにやるべきアクションプランは
承認です。

相手のことを受け入れる。
具体的に言えば
相手のことをたくさん知ることです。

信頼関係がどうとか
特徴や思考の癖を知るとかではなくて

シンプルに色々と
相手について知ることでいいんです。

話したことを覚えておくだけでもいい。

相手のことをたくさん知ることで
相手は
「自分のことを受け入れてもらえている」

と思えるもの。


遠回りのように思えるかもしれませんが
それくらい人の行動を
改善しようとするなら
それくらいの根気は必要ですし

「なんでそんなことまでしなきゃいけないんだ」

と思っているということは
心理的安全性が高い職場とは言えません。

なんでも言い合える
職場になることで
失敗したことも
迅速に報告し合えるわけで

そのために必要なのは
規則でも報酬でもなく
自分は受け入れられている
という感覚なんです。

職場に限らず
子育ても同じ。

相手に素直になって欲しいと思ったら
自分から相手を承認して
受け入れることで
組織として取り組み
心理的安全性を高めることが
大事だ思います。


サポートしていただけると相当喜びます😭