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経験から学べ(フリーランス編)

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10年後の自分をイメージしているか(フリーランス時代編その3)

10年後の自分をイメージしているか(フリーランス時代編その3)

前回の続き。

さて、めでたく(?)退社して、フリーランスとして自分で仕事を始められたとする。その時に、あたまの片隅に入れておかなければならないことがある。

前回、「会社員でなくても社畜はたくさんいる」という話を書いた。これを深掘りしてみると、社会の構図が見えてくる。

労働者は大きく分けると、

1. 使う者
2. 使われる者

に分かれる。そして、いいように使われてしまうから「社畜」という言

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独立には向き、不向きがある(フリーランス時代編 番外編)

独立には向き、不向きがある(フリーランス時代編 番外編)

前回の続き。

この項目、長くなりそうなので、ぼくなりに感じている真理を書いてしまおう。

独立には向き、不向きがある。

これは間違いない。

先日話題になっていた「社畜」という言葉。

『社畜(しゃちく)とは、主に日本で、社員として勤めている会社に飼い慣らされてしまい自分の意思と良心を放棄し奴隷(家畜)と化した賃金労働者の状態を揶揄したものである。「 会社+家畜」から来た造

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自分の強みを知ろう(フリーランス時代編その2)

自分の強みを知ろう(フリーランス時代編その2)

前回の続き。

さて、オープンご祝儀が終わると、自分で仕事を得る努力をしなければならない。その時に大切なのが、自分は何が強みなのかを知ること。

ぼくの話でいうと、前回書いたように制作会社出身でもなく、デザイン会社出身でもない。周りに(当時は)洋服屋出身のアートディレクター/グラフィックデザイナーなんてほとんどいなかったので、それが不安でもあり、負い目でもあった

「一人前のアートディレクター/グ

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経験から学べ(フリーランス時代編その1)

経験から学べ(フリーランス時代編その1)

自分の過去を振り返る機会はあまりないので、せっかくなので身を持って学んだことを書いていきます。ぼくは大成功しているというわけではないけれど、経験という大切な財産は得ることができました。これから独立しようと思っている方たちのお役に少しでも立てれば。

退社の理由

2005年3月末で13年勤めた会社を退社した。いわゆる独立というやつである。会社を辞めた理由はいくつかあるのだけれど、そのうちの1つが

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