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不登校の要因の第一位は「いじめ」ではない現実。親として予防できることは?

ゆるまるワーママ保健師、7歳と5歳の子育て中のマミちゃんです。
今日も、妊娠中のあなたに、子育て中のあなたに、知っておいて損はない!!という情報をお届けいたします。

今、妊娠中の妊婦さん
今、子育て中のママ
今、子育てしながら仕事をしているママ
今、子育て中のパパ
今、地域で居場所を作ろうとおもっている方

そんな方たちとつながりたいと思い、日々情報を発信しています。私の自己紹介的な記事はこちらをご参考に…。

毎週月曜日は、ゆるく自然な子育てを推奨している保健師としての記事を発信しています。
自然な子育てにご興味がある方は、有料記事ですがこちらもご覧ください。

調味料も選んでいたり、予防接種も色々と考えたりしていますよ。
公務員保健師だと言えない、子育てのあれこれをここでは発信しています。


どんな子どもに育って欲しい?

さてさて、お子さんを育てる上で、どんな子になって欲しいという願いがありますか?
私は、大人になったら「自分の力で生活できる人」にと思っています。
私が仕事をする上で、大きな目標は「誰もが生きる力を身につけ承認し合える社会をつくる」なので、生きる力を身につけて欲しいというのがあります。

自分で考えて、食べられるようにする力
ピンチになっても、人に助けを求められる力
失敗しても、這い上がってこれる力
健康を意識して、生活をする力

などなど…。

不登校という炎上しやすいテーマを保健師の視点から語る

そこで、今日は「社会から外れてしまって大変そう」と思われやすい、不登校から子育ての姿勢について考えみようと思います。
色んな不登校があるので、一概に不幸な不登校ではなく、前向きな不登校の子もいるので、すべての子たちには当てはまらないですが…笑

うちの子たちも、今から不登校とかになったりする可能性もあるので、主観的意見ではなく、これはあくまでも色々な不登校の家庭を俯瞰的に見てきた保健師的意見です。
「はぁ?」という反論も色々とあるかと思いますが、それを承知で綴っていきますので、お手柔らかにお願いします…。

私は、保健師人生の中で以下の家庭のケース支援に対応してきました。

  • 不登校

  • 引きこもり

  • 家庭内暴力

  • DV家庭

どれも、子どもの人生に関わる大きな問題がそこには存在しています。
引きこもりと、家庭内暴力は、思春期を超えてから表面化することが多く、支援が始まるのが、20代以降になることが多いです。
30代が多かった印象です。
もちろん、40~50代のこともありました。

保健師の最大の仕事のメリットは、すべての世代の支援をしているということ。
幼児期のときに、ちょっと大丈夫かなぁと思っている家庭が、10年後に不登校になっていたり。
不登校で大丈夫かなぁと思っていた子が、警察沙汰になって呼び出されたり。
点の支援ではなく、人生は線でつながっているので、将来の見通しもなんとなくわかるんですよね。
だから、本当に身をもって「今が大切だから!!!」とお伝えできるわけです。

その中で、数として一番多いのは不登校です。
件数は多いが、まだ若いということもあり、社会のルートに戻っていける可能性も非常に高いので、不登校だから人生は終わりだ…ということにはなりません。
その点、引きこもり、家庭内暴力より支援期間が短い場合もありますし、そのまま「引きこもり」となってしまう場合もありました。
しかし、この段階を不登校で終わらせることができるか、できないかというのは、後々大きな差になってくるというのは感じていました。

小学校の不登校の要因、第一位は…

不登校=いじめというイメージがあったりしますが、令和3年の厚生労働省の調査によると、

  • 第1位…無気力・不安

  • 第2位…親子の関わり方

  • 第3位…生活リズムの乱れ、あそび、非行

https://www.mext.go.jp/content/20211007-mxt_jidou01-100002753_1.pdf

なんですよ。
私も、保健師として支援していて、感覚的には親子関係、生活リズムの問題って関係しているなと思ってはいましたが、数字にすると「おぉ」と思いました。

親子関係と生活の質を高めることが重要

この調査の数字からわかること。
不登校の支援は、学校でなく家庭で支援できることも多いという事実です。

そして、不登校にならないためには、家庭が大切だということです。

そしてそして、小学校になって、突然、親子関係が悪化するということは、あまりないため幼少期の親子関係が引きずられていくという現実。
(離婚や再婚などでの環境の変化により、親子関係が変わるというのは別として)

ということは、幼少期からの親子関係が、不登校の原因にならないようにすることで、リスクが減るということです。

第1位と第3位の要因も、小さい頃からの食生活や生活リズムが、小学校くらいだと、そのまま継続されていくので、幼少期からの生活が大切だということがわかります。

親子関係も生活の質も、親として意識することができれば、第3位までの要因は少なくともリスクにならない可能性が高いです。
それが整っていても、他の要因で不登校になるお子さんは、いらっしゃるので、それはそのときにしか解決できない問題かもしれません。

でも、この1位から3位までの要因というのは、予防ができるという要因なわけです。
第1位の無気力・不安というのも、色んな子どもたちを見ていて、生活リズムが整っていなかったり、食生活に乱れがあると、無気力や不安を生みやすくなるということがあります。

食事や生活リズム、本当に大切なんです。
虫歯になるとか、風邪をひきやすいという前に、心にも大いに影響してきます。

小さい頃からの生活習慣。
大人の生活習慣病と同じですが、一度身につけた生活習慣を修正するのは、子どもも大変です。
親の生活習慣を見直した方がいいと思われるのであれば、本気で、生まれたときから、いや、妊娠中から改善した方がいいです。
と、いうのが私の考えです。

生活習慣を正すのって、1人では難しい

ダイエットと同じで、1人で習慣を正すって難しいですよね。
私も、小麦と砂糖を経った方がいいと思っても、できていない…。
明日から~となってしまいます。
1人だと、意思が弱くて難しいんですよね。

そこで、伴走者として、見てくれている人がいると、「あぁ、いかんいかん」と3日坊主にならず、何とか続けることができることもあります。
私は、入っているオンラインサロンで、その状態を保っています。

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それでは、今日も素敵な1日になりますよーに。



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