KOUKI@鍼灸✕徒手治療

はり師きゅう師です。 東洋医学✕西洋医学の観点から 再現性の高いアプローチを追い求めて…

KOUKI@鍼灸✕徒手治療

はり師きゅう師です。 東洋医学✕西洋医学の観点から 再現性の高いアプローチを追い求めて日々臨床に取り組んでいます。 鍼灸✕徒手治療の情報を簡単に分かりやすく発信していきます。

最近の記事

眠りが浅い・中々寝つけない・・・ そういった症状はありませんか?

いつもご覧いただきありがとうございます。 本日のテーマは「不眠症について」簡単に纏めてみましたので是非最後まで見ていただればと思います。 不眠症(睡眠障害)とは睡眠障害による影響として ・身体の疲労回復機能が低下 ・成長ホルモン分泌が低下 ・免疫機能が低下 ・精神不安定 など睡眠障害による影響は多岐に渡ります。 寝てる時に人間の身体は心身共に充電されますので、不眠症からくる身体の痛みは難渋します。日々の臨床の中においても重要な評価項目になります。 睡眠障害には種類があ

    • 肉離れを経験したことはありませんか?

      本日のテーマは「肉離れに対しての病態把握と鍼灸治療での介入方法」をご紹介したいと思います。 肉離れは鍼灸整骨院領域においても、比較的診る機会が多いと思います。 実際に担当させていただいてる患者さんの症例も合わせて簡単に纏めてみましたので是非最後まで見ていただければと思います。 肉離れとは加わる外力にも種類があり ・直達外力⇒打撲 ・介達外力⇒抵抗下に筋が過伸展され発症  (バーベルを勢いよく挙げた時・ハードルを飛び越えた際など) 大きく分けると2つになります。 主に

      • 背中に凝り・痛みがありませんか?

        いつもご覧いただきありがとうございます。 本日のテーマは「背部痛」になります。 日本人口の約60%は、背部痛や腰痛を経験すると言われています。 「鍼灸整骨院領域で診れる背部痛」にフォーカスした内容と介入方法を簡単にご紹介したいと思いますので是非最後まで見ていただければと思います。 背部痛とは精査をして異常が出なかった背部痛が介入できる背部痛と認識してもらえればと思います。 背部に出る痛みは、尾を引くことが多いと思います。 3つの歯車(胸郭・肩甲骨・骨盤) 1つの軸(

        • 肩こり症状で困っていませんか?

          本日のテーマは「肩こり」について掘り下げて行きたいと思います。 国民病とも呼ばれ多くの方が肩こりの症状を自覚されると思います。 そんな単純そうで単純ではない肩こりの機序と簡単に行える効果的なアプローチ方法をご紹介しますので、是非最後まで見ていただければと思います。 肩こりの病態とは肩こりに限らず、筋肉の痛みの機序とも捉えることができますが 筋収縮の持続が血流循環を阻害して代謝産物が蓄積して筋肉が硬くなり痛みを引き起こすことになります。 色々な手段があるとは思いますが

        眠りが浅い・中々寝つけない・・・ そういった症状はありませんか?

          蕁麻疹を代替医療で改善に導く!

          いつもご覧いただきありがとうございます。 本日のテーマは皮膚疾患でも身近にある「蕁麻疹」についてです。 専門医への受診/通院をした上での鍼灸整骨院の併用になりますが、過去の記事でも触れたアレルギー性鼻炎(花粉症)/アトピー性皮膚炎と並ぶほど東洋医学観点から相談されるケースが多いです。 蕁麻疹について⇒代替治療で介入できる事を纏めてみましたので是非最後まで見ていただければと思います。 蕁麻疹の要因となるのは?見た目が赤く虫刺されのように盛り上がる 赤い斑点がでたり、線上皮

          蕁麻疹を代替医療で改善に導く!

          アトピー性皮膚炎を鍼灸治療で改善に導く!

          いつもご覧いただきありがとうございます。 前回のアレルギー性鼻炎からの繋がりにもなりますが 今回のテーマは「アトピー性皮膚炎」を鍼灸治療で改善に導く!です。 タイトルは強気ですが実際は難渋ケースが多いです。 長期的に痒みに悩まれてる方が多く、鍼灸整骨院領域でも良く相談されます。 私自身も皮膚科に約3ヶ月に1回で通院しています。社会人になって皮膚の痒みが強く出るようになりました。 そんな身近にある「アトピー性皮膚炎」について簡単ではありますが纏めてみましたので是非、

          アトピー性皮膚炎を鍼灸治療で改善に導く!

          鍼灸治療&徒手治療でアレルギー性鼻炎(花粉症)を改善に導く!

          本日のテーマは「アレルギー性鼻炎」についてです。 猛威を奮っている花粉症もアレルギー性鼻炎に該当します。 私自身も幼少期からアレルギー性鼻炎を既往していますが中々すっきりと治らないのが実状であります。 今担当している患者さんからも花粉症の相談や実際に治療を継続的に行っています。 今回はそんなアレルギー性鼻炎(花粉症)を掘り下げつつ、徒手治療/鍼灸治療で改善に導く方法をご紹介したいと思います。 是非最後まで見ていただければと思います。 アレルギー性鼻炎とは? 約90

          鍼灸治療&徒手治療でアレルギー性鼻炎(花粉症)を改善に導く!

          簡単で知っていると役立つ!東洋医学観点からの腹診

          今回のテーマは、 知っていると臨床で役立つ東医観点からの腹診です。 過去の記事で腹皮拘急に触れた「お腹の張り感を東医観点から診る」の記事を見てもらえるとより良いかと思います。 腹部の評価ができると臨床で役立つことは沢山ありますので、是非最後まで見てもらえれば嬉しいです。 東洋医学腹部名称東洋医学観点から腹部を区分けすると上記画像の様な区分けになります。 POINTは上記スライドに纏めていますが、 大気圧と同じ考えになり、臍を中心に上を陰圧、下を陽圧となります。 お腹

          簡単で知っていると役立つ!東洋医学観点からの腹診

          フットボーラーズアンクルについて

          いつも拝見していただいてありがとうございます。 桜が咲くのを見ると春の訪れを感じます。 気候の変わり目は東洋医学的に診ると肝の症状がでやすいです。 花粉が猛威を奮っていますが花粉症も東医で言うと肝との関連が深くなります。 話は変わりますが、 本日のテーマは衝突性外骨腫(フットボーラーズアンクル)についてです! 流れ的に花粉症とちゃうんかい! と1人ツッコミを入れつつやっていきたいと思います。 フットボーラーズアンクルは鍼灸整骨院の領域でも比較的多く診る機会があると思

          フットボーラーズアンクルについて

          大腿直筋の体表触診とリリース

          本日のテーマは大腿直筋の体表触診のイメージと日々の臨床でよく用いるクアドのリリースを紹介したいと思います。 大腿直筋の機能/臨床上での接点 🔲機能&作用 ・クアド唯一の二関節筋 ・股関節屈曲/膝関節伸展の主力筋 ・立位時は骨盤前傾に作用する ・クアドで唯一、大腿骨に付着しない ・浅層線維⇒羽状構造=早く力強い収縮 ・深層線維⇒平行配列 🔲臨床上 ・サッカーなどボールを蹴る動作が多いスポーツでは下前腸骨棘裂離骨折が伴う時もある ・アスリート疾患で筋挫傷が多い(直達外力)

          大腿直筋の体表触診とリリース

          浮腫(むくみ)を東医観点から診てみる

          はじめに浮腫(むくみ)についての東洋医学観点からの考えと簡単で効果的なセルフケアもご紹介しますので最後まで見ていただければ嬉しいです。 誰しもが一度はむくみの経験はあるのではないでしょうか、歩き過ぎた日や、飲み過ぎたり塩分を多く摂った次の日など様々な原因で浮腫(むくみ)は体に出ます。 今回は下肢の浮腫(むくみ)をテーマに発信したいと思います。 1年半前から来院され今も担当させていただいてる患者さんの話です。 70代女性。 既往に大腿骨頸部骨折 現往にパーキンソン病

          浮腫(むくみ)を東医観点から診てみる

          体幹回旋時に痛みがでる腰痛治療のPOINT

          いつも拝見していただいてありがとうございます。 本当にこっそり初めたにも関わらず投稿した2つの記事が多く見られていて大変嬉しいです。 引き継ぎ週1は更新したいと思いますので宜しくお願い致します。 励みになりますので、もしよろしければフォローや♡をしてもらえると凄く嬉しいです。 今回のテーマは腰痛です。 腰痛にも様々な原因がありますが 今回はメイン症候群と呼ばれる腰痛です。 臨床的には多く診ることがありゴルフや野球や筋トレ(フリーウェイト系種目)をしている方に多い傾向

          体幹回旋時に痛みがでる腰痛治療のPOINT

          お腹の張り感を東医観点で診る

          はじめに ストレス社会で日本人の約8割が猫背と言われ、実際に来院される患者さんも猫背からの頸肩部痛や腰痛や膝関節症等多岐に波及すると考えれます。 今回の着目点は腹診です。 猫背になると体幹が前屈位になる関係で腹直筋が緊張状態になることが多いと思います。 東洋的観点からの腹診をして評価する事ができますのでご紹介します。 腹皮拘急とは? 腹皮拘急(ふくひこうきゅう) 東洋医学では腹直筋の過度な緊張継続状態 自律神経の乱れ⇒交感神経の興奮状態を言います。 主に虚証(体力

          お腹の張り感を東医観点で診る

          梨状筋の体表触診とリリース

          はじめまして!はり師きゅう師のKOUKIです。軽く自己紹介をすると、臨床経験14年目のはり師・きゅう師です。 簡単な経歴ですが、 ・沢田流太極療法を基本にした  経絡治療の鍼灸院で3年勤務 ・整復をメインにする鍼灸接骨院で7年  (主に拘縮予防で鍼灸治療担当) ・介護/リハビリで1年      現在は筋膜治療ベースの整骨院勤務をしています。 東洋医学観点と機能解剖学的観点と自分の臨床経験を基にしてざっくばらんに投稿していきますので何卒温かい目で見てもらえればと思います

          梨状筋の体表触診とリリース