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鍼灸治療&徒手治療でアレルギー性鼻炎(花粉症)を改善に導く!

本日のテーマは「アレルギー性鼻炎」についてです。

猛威を奮っている花粉症もアレルギー性鼻炎に該当します。

私自身も幼少期からアレルギー性鼻炎を既往していますが中々すっきりと治らないのが実状であります。

今担当している患者さんからも花粉症の相談や実際に治療を継続的に行っています。

今回はそんなアレルギー性鼻炎(花粉症)を掘り下げつつ、徒手治療/鍼灸治療で改善に導く方法をご紹介したいと思います。

是非最後まで見ていただければと思います。

アレルギー性鼻炎とは?

花粉症は少なくとも年間約100万人以上は罹患していると言われます。

約90%は吸入性アレルゲンになりますのでアレルゲンとの曝露を避けることが大事になります。

この時期は花見シーズンで山に行くことも多いので尚更に注意が必要になります。

一度、発症すると慢性化しやすく専門医でも根治させるのが難しいとされてます。

アレルギー性鼻炎の治療方法は 

・減感作療法
・薬物療法
・手術
・星状神経節ブロック
・食事/運動療法⇒体質改善

になります。

体質改善として整体治療/鍼灸治療として介入することができます。

アレルギー性鼻炎 三大症状

鼻汁・くしゃみ・鼻閉が三大症状
随伴症状も多岐に渡り
目のかゆみ・頭痛・肩こりなどに波及

鍼灸治療1つでアレルギー性鼻炎を根治させるのは困難ですが、鍼灸治療でしか出せない転調作用があります。

中~長期間を要しますがアレルギーに対する反応を元に戻す根本的な体質改善が期待できます。

鍼灸治療/徒手治療において三叉神経領域が介入POINT

三叉神経領域に分布する経絡穴がPOINTになる

鼻腔と三叉神経の関連が深く
治療POINTは三叉神経の領域を狙うのが基本になります。

三叉神経領域の経絡穴や筋肉がターゲットPOINTになります。

統計的に見て、鍼灸治療では三大症状改善に1番効果が期待できるのは、くしゃみの消失になります。鼻汁/鼻閉は△になります。

猫背/FHPの姿勢が随伴症状に大きく波及する!

猫背+頭が下がる姿勢から
頻回にくしゃみ、鼻をかむ動作を繰り返すと筋肉に過度なストレスが入る

基本的に鼻をかむ時や、くしゃみをするときには猫背になり首を下に大きく曲げる動作で行うと思います。

   猫背+頭が下がっている姿勢からの
    くしゃみ/鼻をかむ動作が多くなる
          ⬇
   僧帽筋上部/胸鎖乳突筋/斜角筋
 大小胸筋/肩甲挙筋/広背筋…等の筋肉が硬くなる
          ⬇
   頭痛/頸部痛/肩こり/腰痛などに波及

硬くなっている筋肉を緩めるとアレルギー性鼻炎の随伴症状は軽減します。

専門医に通院してもらいながら鍼灸整骨院を併用してもらう形になることが多いとは思いますが、徒手治療領域においても十分にアプローチができます。

猫背/デスクワークの姿勢にも是非着目してみて下さい。


今回の記事は以上になります。
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