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フットボーラーズアンクルについて

いつも拝見していただいてありがとうございます。

桜が咲くのを見ると春の訪れを感じます。
気候の変わり目は東洋医学的に診ると肝の症状がでやすいです。

花粉が猛威を奮っていますが花粉症も東医で言うと肝との関連が深くなります。

話は変わりますが、
本日のテーマは衝突性外骨腫(フットボーラーズアンクル)についてです!

流れ的に花粉症とちゃうんかい!
と1人ツッコミを入れつつやっていきたいと思います。

フットボーラーズアンクルは鍼灸整骨院の領域でも比較的多く診る機会があると思います。

私の携わったフットボーラーズアンクルの臨床経験では学生のサッカー選手やバレエダンサーが多いです。

今も1人担当していますがその患者さんもバレエを幼少期からやっている高校1年生の患者さんです。

2年前に骨棘除去をしており、日常生活動作には影響は無いものの、プリエの姿勢で足首が固まる感じと痛みが主訴で、約2ヶ月診させてもらっています。

衝突性外骨腫(フットボーラーズアンクル)とは?

動作時の足関節底背屈強制がリスク因子

今回の担当している患者は前方インピンジメントになります。

主にレントゲン/CT検査で診断されますが

病態把握としては
前方インピンジメント⇒不安定性⇒背屈制限
後方インピンジメント⇒骨化障害⇒底屈制限

鍼灸整骨院領域で診る機会が多いのは前方インピンジメントが多いです。

多いパターンとしては、

 頻回する捻挫により足関節のROMが制限
        ⬇
    足首の動きが硬くなる
        ⬇
  衝突性骨棘のリスクが増える

捻挫の既往は必ず聞き評価する必要がありますし、荷重時の足関節の背屈⇔底屈可動域の獲得が必須になると思います。

介入するPOINT


介入パターンは沢山あると思いますが、今回のケースでは、足関節底屈制限が顕著になっているのもあり下腿伸筋支帯の介入をご紹介します。

下腿伸筋支帯周囲を両母指で内外から大きく把持して距骨上のシワを中央に寄せて離してを繰り返し行います。

この時に押し込むのではなく皮膚面上を滑らすような介入になります。(浅層に動脈があるのも加味して)

前額面で可能な限り筋層を揺らすようなイメージで私は介入します。

術創部になりますので皮膚上の滑走性も低下していたので効果的かと思います。

今回は載せていませんが鍼灸治療も展開は沢山あり効果も出せますのでまた追々UPできればと思います。

プリエ姿位

プリエのイメージです

頑張ってやったのですがプリエはここまでが限界でした。

実際のプリエはまた検索してみてください。
股関節外旋位からフルスクワットして爪先だけで体重を支えるイメージだそうです。

強制的に全体重を底屈荷重で強いられる為、とても素人ができるものではありませんでした。

やってみて分かったことは、
腓骨筋はパンパンに張るし足首も荷重により辛いのと膝が割れそうになりました(汗)

プリエから爪先に全体重を乗せるらしいのでこの姿勢から更に動作に移行するっと聞いて本当に凄いと思いました。

4月に発表会があるらしいので少しでも良いパフォーマンスができるように最善を尽くしたいと思います。

本日の内容は以上になります。
この記事が少しでも参考になれば幸いです。

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