見出し画像

背中に凝り・痛みがありませんか?

いつもご覧いただきありがとうございます。
本日のテーマは「背部痛」になります。

日本人口の約60%は、背部痛や腰痛を経験すると言われています。

「鍼灸整骨院領域で診れる背部痛」にフォーカスした内容と介入方法を簡単にご紹介したいと思いますので是非最後まで見ていただければと思います。

背部痛とは

背部痛の中でも、膵炎や尿管結石や心臓疾患等、見落としては行けない背部痛は多岐に渡ります。

精査をして異常が出なかった背部痛が介入できる背部痛と認識してもらえればと思います。

背部に出る痛みは、尾を引くことが多いと思います。

3つの歯車(胸郭・肩甲骨・骨盤)
1つの軸(脊柱)で

腰背部痛に限らず、評価する項目は同じですが着目POINTが少し変わります。

非特異的頸部痛とは

背部痛は背中だけでなく頸部から肩~上背部まで広範囲に痛みが起因する

働き世代の慢性的な健康障害においても、背部痛を自覚されるケースが多いとされています。

背部痛所見・評価

背部痛を評価する際には、体幹の可動域を診るのと、自覚する痛みがワンフィンガーサインかパームサインかを診るのも大切なPOINTになります。

背部痛(スパズム)とは

臨床上多いケースとしては上記スライドの内容になりますが

スパズムの評価としては
●伸張位・短縮位でも筋緊張が伴う
●圧迫すると不快な痛みが生じる

この2点を押さえると簡易的に評価が取れます。

スパズムには反復的な収縮運動と鍼灸治療が有効になります。

スパズムに対する運動鍼治療も効果的になりますのでリスクを無くした状態で積極的に実施しています。

背部痛への鍼灸・徒手介入POINT

万能穴の合陽穴です。

腰背は委中に求む と言う言葉がありますが
その下に位置する合陽への介入も多いです。

浅層に腓腹筋
中間層にヒラメ筋
膝窩動静脈を挟み
深層に膝窩筋があるPOINTが合陽穴です。

個人的には、頸部痛・腰背部痛などの遠隔介入の際に重宝してる経穴の1つです。

徒手的な介入では合陽穴の上の皮膚を滑らすようにストロークするのも良いです。

●内合陽→足底腱膜炎/OAなど

●合陽→アキレス腱炎・腰痛・頸背部痛など

●外合陽→腸脛靭帯炎/LL性の痛みなど

合陽穴1つ取っても適応症状が多いPOINTになります。

是非、参考にしてみてください。

本日の内容は以上になります。
臨床で多く診る「背部痛」少しでも面白いと思っていただければ幸いです。

この記事が良かったと思ってもらえたら、フォロー、♡、各SNS拡散としていただければ励みになりますのでよろしくお願いいたします。






この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?