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こんなときだからこそ、自分の機嫌は自分で取る

いつ終わるか分からないこの生活、noteではなるべく前向きに明るい言葉を書き綴ろうと思ってはいるけど、気が滅入ってしまう時もある。

なにもしたくない日もあるし、ネットサーフィンとNetflixで完結してしまう日もある。

「Withコロナ」や「アフターコロナ」という言葉も、どこか現実味がないような気がしてしまって、Kindle新刊に毎日リリースされるコロナ関連の本も読む気にならない。

とはいっても、この変わり映えのない日々でもどうせなら楽しく過ごしたい。

自宅生活も1ヶ月を超えて楽しめるアイデアが枯渇してきた気がしていたけど、些細なことで自分の機嫌を取ることができた話。


珍しい野菜を取り入れる


カナダではフードバンクの活動が盛んなので、利用させてもらっている。

フードバンクとは、品質には問題がないのに廃棄されてしまう食材をスーパーから提供してもらい、低所得者が受け取れる仕組み。


この前は完全無料で超大量の食材をいただいたけど、年に6回までしか利用できないということもあり、今回は野菜だけの配達を頼んでみた。

こちらはフードバンクとは少し違う取り組みなので、価格は25ドル(約2,000円)と、スーパーで買うのとあまり変わらない。

とは言え、重たい野菜を家の下まで届けてくれるのは有難いので、申し込んでみることにした。


そして届いた食材はこちら!

人参、じゃがいも、キュウリ、ブロッコリー、セロリ、ケール、ピーマン、紫キャベツ、ミニトマト、玉ねぎ、リンゴ、オレンジ、ラフランス、バナナ、ライム

普段スーパーに行っても人参、じゃがいも、玉ねぎ、キャベツぐらいしか買わないので、カナダに来て初めて食べる野菜もたくさん。カナダは物価が高いので、買おうと検討する余地もなかったセロリやケールも入ってて嬉しい。


・・・でも、どうやって食べよう?


早速レシピを調べて作ってみた。

・セロリとツナのサラダwithオリーブオイル×塩コショウ×ライムドレッシング

・ケールと紫キャベツのクミン炒め

特に、ケールと紫キャベツのクミン炒めは初めて食べる美味しさ!ケールの独特の苦みも消えて、美味しかった。

いつもキャベツだけだったサラダも(サラダと呼べるのか?)、セロリやカラフルトマトが追加されるだけでぐーんとオシャレになるもの。

新しい野菜を取り入れるだけで、少し気持ちが前向きになれた気がした!


ビールを買う


無収入の状態なので、月の食費を300ドル(約23,000円)と決めてコツコツ暮らしているので、お酒はしばらくお預けだった。

しかし、いつまで続くか分からないこの生活に滅入った私たち。堕落した1日を過ごしていたら、突然夫から「ビール買いに行こうか!」との提案が。


ビール苦手じゃなかったっけ?我が家の財務大臣、突然財布の紐緩んでるけど大丈夫!?


と内心思いつつも、このチャンスを逃したらまずいと思い、すぐ着替えてリカーショップへ。

カナダではスーパーでのお酒の取り扱いが無く、リカーショップ(酒屋)に行く必要があるのです。

いつも通り優柔不断ぶりを発揮しつつ、いま住んでいるアルバータ州のビールを1ダース購入。


家に帰って早速飲んでみた感想は・・・

日本のビールみたいなキレ!!!麒麟ビールみたい!!!(完全にうろ覚え)

夫がアジアンスーパーで買っておいてくれた沢庵もちょこっと切って、大切にいただきました。

このビールだけか分からないけど、パカッと開けると全てがくりぬかれる仕組みの缶に初めて遭遇。

味気ない一人暮らし男性の晩酌のような図になってしまった(笑)


***


野菜とビールという些細な買い物だけど自分の機嫌を取れたので、買ってよかった!の一言に尽きる。

お菓子作りにも飽きそうな方は、ぜひ珍しい野菜やお酒を取り入れることを強くおすすめします。

無収入だからと言って節約しすぎると気が滅入ってしまうので、これからも適度に息抜きしつつ過ごしていきたい。


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