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「おかえりモネ」〜菅波のカウントダウンを読み解いてみた
トラウマを抱えて登米に来たモネと菅波は偶然が重なり「トラウマ回復のニコイチ」として自助グループ活動(同じような傷を負う者がグループとなり、感情を共有しながら心の傷を癒していく治療)を行っています。(→詳しくはこちらのnote) 菅波とモネは2人で過ごす時間そのものが、2人の「心の洗濯」になっていいると考察を重ねてきました。
その中で、ずっと気になっていたことがあります。
菅波はモネと東京で一緒に
「おかえりモネ」〜黄色・ロゴ・主題歌…散りばめられた「そこにいるだけでいい」とのメッセージ
おかえりモネは「水の循環」の物語です。
龍己「その山の葉っぱさんたちが、海の栄養になんのさ。山は海とつながってるんだ。なんも関係ねえように見えるもんが、何かの役に立つっていうことは、世の中にいっぱいあるんだよ」百音「じゃあみんな誰かの役に立てんの?」
何度も何度も繰り返される「水の循環」を説明するセリフから、
「そこにいるだけでみんな誰かの役に立っている」ことが、この物語で最も伝えたいことのひ
「おかえりモネ」〜菅波とモネの優しい関係とは〜登米編
登米でのモネは次の2軸で動いています。
①「心の復興」を進める
②「気象予報士の資格試験取得まで」
このnoteでは【①「心の復興」を進める】ことについて、整理していきたいと思います。
整理していくと、菅波とモネは「心が復興」するまでの間お互いが欠かせない存在であり、それは運命的な優しい関係といえます。
モネはどんな子か?亮との関係を壊した「水」をモネは受け入れられないでいることが、別no
「おかえりモネ」〜モネからりょーちんへの気持ちが読み取れる場面〜登米編
上noteを受けて、モネから亮への想いが読み取れる場面をまとめていきます。モネは「何もできなかった」と自分を閉ざしており、気仙沼編に入っても本人は亮への気持ちを自覚しません(病的なほどに)。ここでまとめるのは潜在的に根底に敷かれているモネ→亮への想い〈愛〉です。
まずは登米編。
登米でのモネは2軸で動いています。
①「心の復興」を進める
②「気象予報士の資格試験取得まで」
①は主に菅波先生と