見出し画像

【 休日の芸術 】 『 上海での絵の常設展示の設営がひとまず完成しました。 』の進捗報告

自己紹介


 日系企業(化学メーカー)で研究開発を8年、いまは上海で技術営業をしている37歳の会社員です。技術系会社員の傍ら、作家活動をしており、『 タイの小学校と塗り絵授業 』、『 インドネシアのボードパーク建設にアートで支援 』、『 アメリカのアートギャラリーコンペで年間6件入賞 』など行っております。

今日は『 休日の芸術 』に関する進捗記事です!

本日の内容

 本日は、『 上海での絵の常設展示の設営がひとまず完成しました。 』の進捗報告です。

■ 上海で絵を展示させてもらう

 この度、とある素敵な方のご紹介で、とある素晴らしい建築士の方とお知り合いになり、その方の建築事務所の1Fで常設的に展示をしてはどうか?、と御誘いをいただきました。本当にありがたく、もちろん、このお話を断る理由はございませんでした。常設的に展示いただける場所に飢えておりましたので(笑)。

 ちなみにこちらの建築士の方は、例えば上海でこのような音楽ホールを全て設計した方でございます。

 私、今回御一緒させていただく方の作品はこの目で見たいと思い、こちらの音楽ホールを実際に見に行きましたが、圧巻すぎました。。。

 自分なんかちっぽけだなあ…と思いました(笑)。

 …とはいえ、そのような素晴らしい方が今回絵に目を留めて下さり、そして展示しても良いとまで言ってくださったので、今回挑戦させていただくことにしました。

■ 絵の設営までの一部始終を物語調に

 で、実際に絵を運び込んで設営していったのですが、今後同じことをしたいと思われている方のために、少し一部始終をレポートさせていただきたいと思います。

#そもそもいま上海に行きにくいので

#参考にならないかもしれませんが

 まずは完成版です。最終的にはこんな感じに展示ができました!

 ここまでの一部始終はこんな感じです…

---------------------------------------------------------------------------------------

私の家からそのギャラリーまでは、タクシーで20分くらい。まあまあの距離でした。

今回の絵の展示枚数は、7~9枚。そして1枚が70cm×55cmくらい。100%手で歩いて持っていく、というのは無理でした(笑)。

ということで、“ DiDi ”という配車アプリを使い(日本で言うGOタクシーみたいなAPPです)、6人乗りのワゴン車をチャーターし、絵をのせて目的地まで向かいました。

#リッチ

こちら(中国)の運転手さんは運転が荒いので、絵に傷がつかないか、ヒヤヒヤものでしたが、予め緩衝材をこれでもかとグルグル巻きにしていたので、気持ちよさそうに絵は運ばれて行きました。

そんなこんなで到着し、いっそいで絵を運び込んだらその時点で19時半くらい。

まずは腹ごなしに近所のお店の出前を取って和気あいあいと談笑したのち、さてやるか…、とおもむろに男達が立ち上がって展示を始めました。

今回は“ ピクチャーレール ”と呼ばれる、天井からラインが垂れてきて、その先端に絵をかけるフックのようなものが付いた、そういったアイテムを使って絵をつるしていきました。

150cm高さの目線に絵の重心がくるように、測って、水平器を使って展示をしたのですが…思ったよりも絵の傾斜がきつく、見にくいのなんの。おまけに絵を見てるときの横向きの姿がこうべを垂れているようで、ちょっとダメな感じ。

ということで、目線を上目に上げるようにと、210cm高さくらいまで重心がくるように引き上げた所、良い感じとなりました。

配置としては、建築事務所というイメージもあってか、規則正しくいった方が美しいよね、という見解となり、上面揃えの、キッチリとした感じに配置をしてみました。

絵のサイズ感がまばらなこと、カラフルなこと、も相まって、キレイだけどカワイイ、そんな感じになりました。

途中、絵の後ろのひっかける紐の位置が悪いなあ…、みたいなこともあり、ネジをグリグリ、位置調整なんかもしましたが、結果的に終わったのは

“ 0時半… ”

昼間会議がてんこ盛りな日でしたので、さすがにきついなとは思いましたが、綺麗に展示できたそれをみて、少し幸せな気持ちでその場を後にしましたとさ。

---------------------------------------------------------------------------------------

■ 今後の運用

 以上が展示の一部始終です。いまは本当に展示をしただけなので、

・ どうやってこの場所を運用していくか?何か展示会として企画する?

・ 展示しているこの場所の告知などはどこまで行う?

・ 絵のキャプションはどうするか?

・ 作者の紹介などはボード等でするか?

・ 絵の販売はどうする?

・ それぞれの関係者のマージンはどうするか?

・ 新作が出来たら絵の入れ替えなどやっていく?

みたいな細かいことが決め切れていない状況にあります。この辺りは展示している場所の雰囲気も意識しながら、そもそもキャプションなどは展示するか否かを決めていきたいと思います。

 とはいえ、せっかくこのような場所を提供してくださった恩もございますし、まずはマージンと言う形で御返しする、ということはできれば良いなと思ってはいます。

 今後、細かい点を詰めていこうと思います。

 頑張ります!


*もしお時間ありましたらこちらもぜひ


頂戴いたしましたサポートは、インドネシアやタイの子供たちに塗り絵本を送るための活動資金に活用させていただきたいと思っております。 何卒よろしくお願い申し上げます。