【 休日の芸術 】 『 「 工業製品を擬人化したら? 」という問いでアート作品を作ってみました。 』という進捗報告
自己紹介
日系企業(化学メーカー)で研究開発を8年、いまは上海で技術営業をしている37歳の会社員です。技術系会社員の傍ら、作家活動をしており、『 タイの小学校と塗り絵授業 』や、『 インドネシアのボードパーク建設にアートで支援 』など行っております。
#速報
#またアメリカのギャラリーで入賞しました
#来週のnoteで詳細を
今日は『 休日の芸術 』に関する進捗記事です!
本日の内容
本日は、『 「 工業製品を擬人化したら? 」という問いでアート作品を作ってみました。 』という進捗報告をさせていただければと思います。
まず初めに、もしこの後出てくる作品がパッと見で” かわいい ”と感じましたら、この記事に” スキ ”をいただけたら嬉しいです(笑)。
■ 今回のアート作品
早速ですが、今回の作品をまずご紹介させていただきます。このような作品を作ってみました!
いかがでしょうか?
かわいいでしょうか?(笑)
#自分で作った作品だからこそ
#かわいいと思ってしまう
#親バカのような気持ち
■ 今回の作品のコンセプト
さて、ここからは今回の作品のコンセプトをご説明させていただきます。結論はタイトルの通りなのですが、もう少し詳しくです。
まず、今回のコンセプトは、
『 工業製品を擬人化したら、どんなものが生まれるのか? 』
というものです。工業製品といえば、たとえばPETボトルとか、食品容器とか、輪ゴムとか、そういった工業的に、大量生産で作られたプラスチック製品、であります。最近はSDGsなどで少し嫌われ者の立ち位置を強いられている、あれです(笑)。
そして今回、その中でも、
” 食品ラップ ”
に着目をしました。理由は単純で、” 日本が誇る工業製品 ”だからです。食品ラップは今から50年以上も前にリリースされ、冷蔵庫の普及とともに、日本の食卓に一気に普及し、" どんな食品でも保存する "という文化が出来ました。そして、今なお、使われ続けています。
日本のラップと世界のラップを比較してみると、正直使いやすさや保存性は、日本製が群を抜いています。これは世界に点在する日本人、いろいろな方々にヒアリングしたので間違ってはいないと思いますが、日本のラップは本当に使いやすいです。海外の人たちも口をそろえて同じことを言います。
#上海ロックダウンの際は食品ラップの需要が急増した
そんなこんなで、『 これぞ日本が誇る工業製品だ 』と思うに至りました。
…それで、『 では食品ラップをどう擬人化したのか? 』という部分なのですが、結論、今回は食品ラップの” 概念 ”や” 思想 ”を擬人化しました。
つまり、食品ラップの概念は、
① 食べ物の品質を守り、大切な人の健康と笑顔を守ること
② 上記のことをズボラな人でも、誰でもできるということ
だと考えます。 端的に言えば(ここが今回の絵のコンセプトです)、
“ Wrap You ” : 大切な人を包み込む(そして守る)
かなと思っています。そんなことが伝わる作品にしたいなと思った訳です。
■ 作品制作における具体的な設計は?
最後に、今回の作品の設計をご紹介させていただき、お話を終えようと思います。今回の設計はこのような形です。
・ そもそも擬人化という手法は、これまでも日本で用いられてきた表現方法。特に動物への擬人化が多い印象。流石に工業製品を擬人化しよう、というのはこれまであまり聞いたことがありません(笑)。
・ 口や髪の毛の形などは、食品ラップの特徴的な構造(刃の形とか使い方とか)を反映。
・ 表情は” パンダ ”を参考に。パンダは普段は寝るか食べるかしかしないズボラな性格なのですが、子供を育てるとなると豹変し、危険が及べば身を挺して守る、そんな性格を持っています。
・ 姿は日本の文化を反映。コスプレをしたキャラクター。コスプレは自己肯定感の少ない日本だからこそ普及した文化と言われており、日本であることを表現するのに最適。
このような設計です。
今までの幾何学的な絵とは全然異なり、これまた曲線的なキャラクターで、これをアートと呼ぶのか賛否が分かれそうですが(苦笑)、こんな概念で作品を作り始めました。
そのうち、日本のファッション史なんかを使いながら、作品を作って、上海のどこかで展示なんかが出来たら面白そうだなあと思っております。中国の方々、かわいいキャラクター、結構好きなので。
以上、本日のブログでした!ここまで読んでみて、『 作品、面白いな 』、『 作品、かわいいな 』と思っていただけましたら、” スキ ”や” コメント ”をいただけますと、大変嬉しいです。。。
#よろしくお願いします
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頂戴いたしましたサポートは、インドネシアやタイの子供たちに塗り絵本を送るための活動資金に活用させていただきたいと思っております。 何卒よろしくお願い申し上げます。