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⑭収穫祭2021(2)
収穫祭2021① のつづき
収穫祭二日目は朝、センターに集合し、みんなでわいわい食事作り。
外で火を焚いて、野菜を大量に切って、子どもたちが作った味噌(3年物)で味噌汁を作り、子どもたちが作ったもち米で餅つき大会。研究発表で子どもたちが作った様々な保存食の振る舞いもあった。私としては初めて食べたシカ肉の天ぷらがとても美味しかった。前日に続いて穏やかで、快適な陽気だった。
順番に保護者達が指導
⑬収穫祭2021(1)
収穫祭は山村留学においてとても重要な行事として位置づけられている。
実りの秋、みんなで半年かけて育ててきた米をはじめ、農産物の収穫に感謝し、さらに子どもたちの今までの留学生活の「収穫」を披露する場でもある。例年は11月半ばの金曜日の夜から日曜日にかけて、親きょうだいもセンターに宿泊し、子どもたちの発表の後は卒園生や村の人を招いてバザーをしたりして大々的に行われていたようだが、昨今のコロナ禍により、
⑪小学校最後の運動会はオンラインで
息子はワクチン翌日に小学生生活最後の短い夏休みを終え、たくさんの宿題や荷物とともに慌ただしく村へと帰って行った。どんより曇った天気同様、私たち親の気分は重い。時折ぱらつく雨が寂しさをかきたてるようだった。本人はこれから始まる2学期にワクワクしているのだろうけど、帰り道の車内はみんな終始無言だった。
そして、緊急事態宣言が発令され、私たち県外に住んでいる親は9月の運動会に参加しないことになった。規
⑨夏休み!夏休み!夏休み!!
3か月半ぶりの彼は私より身長が高くなっていて、声変わりも始まっていた。髪が伸びきってボッサボサになってたことよりも、日焼けして黒くなっていたことよりも、活動量が増えて痩せていたことよりも、私たちは驚いた。たった3か月半会わなかっただけなのに、こんなに成長してるとは!
ついに息子が帰ってきた!この日をどれほど待ちわびていたことか。
コロナの影響で今年もいろいろ行事が縮小され、今まで直接会って話す
⑦約2か月ぶりの親子の会話と農家さんとのオンライン交流会
滞っていたホームページの更新も少しずつ再開されるようになり、子どもたちの様子もわかるようになってきた。我が家に届いたハガキも3枚目になり、相変わらず汚い字だが、ようやく余裕が出てきたようだ。自分の近況とこちらの様子を尋ねる文面が出てきた。週末はだいたい農業に忙しいようだが(機械を使わず人力で代掻きをしたり、耕したりしている)それを楽しんでいるようだ。それ以外にも自分で使う箸や茶碗を作ったり、山菜や
もっとみる⑥農家さんとの対面と4月のお便り
農家さんとの対面会は今年度もリモートで。発表の瞬間まで親たちはもちろん、子どもたちも農家さんたちも、お互いどんな組み合わせになるのか知らない。みんなの緊張が画面越しに伝わってくる。
久しぶりに見る我が子は毎日長距離を歩くためか、少し締まって見えた。「花粉症の薬を送ってくれ」だの「キャッチボールで眼鏡が壊れたので送ってくれ」だの届いたはがきには汚い字でそんなことしか書かれていなかったので、元気そう
⑤図書館で見つけた本
「山村留学 生まれ変わる子ども・親・村」偶然にも図書館で山村留学に関する本を見つけた。家に帰って読んでみると「育てる会」創設者の本だった。元教師だった筆者が山村と都会の学校で教えた経験から自然体験活動の重要性に気づき、山村留学を始めたこと。育てる会のことや山村留学のこれまでの変遷。様々な葛藤があり、反対意見や危機もあったが、30年以上にわたる調査や経験から見えてきたことがわかりやすく綴られていた。
もっとみる④山村留学をする理由
本人が山村留学する理由と、親が山村留学させる理由は当然ながら少し違う。説明会のときに、センター長から「なぜ山村留学しようと思ったのですか」と聞かれた。あ、もう選考が始まっているのかな。と私は一瞬思った。
ホームページを熟読し、やる気満々モードになっていた息子は「自分を高めたいからです」と答えた。
自分を高める??何だかかっこいいこと言うじゃないか。笑
もう少し詰めると、地元ではできないこと、