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⑦約2か月ぶりの親子の会話と農家さんとのオンライン交流会
滞っていたホームページの更新も少しずつ再開されるようになり、子どもたちの様子もわかるようになってきた。我が家に届いたハガキも3枚目になり、相変わらず汚い字だが、ようやく余裕が出てきたようだ。自分の近況とこちらの様子を尋ねる文面が出てきた。週末はだいたい農業に忙しいようだが(機械を使わず人力で代掻きをしたり、耕したりしている)それを楽しんでいるようだ。それ以外にも自分で使う箸や茶碗を作ったり、山菜やヨモギをとったり、草餅を作って食べたり、幼竹でメンマを作ったり、みそを作ったり、釣り竿としかけを作って釣りに出かけたり…、とコロナ禍を忘れてしまうほど向こうでは貴重な経験がたくさんできているようだ。
私はと言えば、毎日のように「年間計画表」を見ては、「今日はこれをやってるかな」「次の週末はこういうことするんだ」とかあれこれ想像を巡らしたり、常にブログが更新されてないかチェックしたり、仕舞いにはしょっちゅう田舎の学校が出てくる夢を見る始末。この時代に子どもを山村留学させることができて良かったなぁと思う反面、寂しいなぁとも無意識にけっこう思ってるんだな。
今日は例年なら農家さんとの交流会だったが、コロナ禍で2年連続の中止になり、オンラインで行われることになった。午前は子どもとの対面、午後は農家さんとの懇談会。たまたま今日はこっちの小学校の学校開放日で(緊急事態宣言で参観は中止)兄に会いたかった妹は泣く泣く学校へ行った。そこでオンライン対面を録画し、兄から妹へのビデオメッセージも撮った。
約2か月ぶりの息子は髪がだいぶ伸びて寝癖だらけだったけど、表情は明るく、はにかみながらも楽しそうに日々の様子を話してくれた。あっという間に15分が過ぎ、終了。話ができてよかった。元気そうでよかった。
そして午後は農家さんとの懇談会。通信が途中で何度も止まってしまったけど、いろんな話が聞けた。そしてお二人ともとてもよさそうな感じの人だった。
次会えるのは1学期が終わったときかな。それまでは成長を楽しみに、親は我慢の日々だな。明日夏服を送ってあげよう。
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