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⑫文化祭2021

私の記憶では、小学校では文化祭という行事はなかったと思う。中学校では文化部の発表や展示、それから合唱コンクールはあったような。

村では10月頭に小中学校合同の文化祭が開かれた。幸い緊急事態宣言が明けたため、我々保護者も参観できることになった。久しぶりに息子に会える!

1週間前から体温の記録をつけ、抗原検査で陰性を確認し、いざ、村へ。
前年は雨で10月でも寒かったと聞いていたけど、当日は快晴で日中は少し暑く感じるほどだった。

講堂に着くと、多くの山留生の家族がお揃いのTシャツを着てすでに座っていた。みんなで作ったTシャツ、やっと着られてうれしい。

低学年のかわいらしい歌や演奏に続き、さすがは高学年、先生も加わった器楽演奏は部活動かと思えるほどすばらしかった。人数の多い地元の学校では先生は指導のみで、演奏に参加することなんて考えられないし、まして緊急事態宣言下では歌はもちろん、リコーダーなどの練習もできていなかったのに、ここではこのような活動ができているなんて!!地元にいる小3の下の子はリコーダーを買ってもまだ全然授業で使えていないことを考えると、本当にここは良い環境だと思った。そして演奏の最後には面白いオチがついていて、担任の先生が変装して登場!

さらにその後先生方からの出し物も!先生の出し物なんて保育園以来かもしれない。何をするんだろう?と見ていると先生や職員全員が出てきて、演劇や合唱が始まった。本気のア〇パ〇マ〇は子どもたちにも大うけだったし、歌もとても美しくて素晴らしかった。そして本気のア〇パ〇マ〇がこんなに素晴らしい歌だったなんて、私もすっかり感激してしまった。学校の先生は日々忙しいはずなのにいつこんなに練習したんだろう?こんな熱意ある楽しい人々に教えていただけて、子どもたちは幸せだなと思った。

その後は子どもたちが育てたサツマイモを購入し(校内で収益を生み出す素晴らしいシステム!)、作品展示も見た。地元では一人1点しか展示しないのに、ここでは絵、習字、立体作品、家庭科の作品など、いくつもの力作が並んでいた。しかも全校児童生徒だけではなく、職員など大人の作品も!そしてみんな本当に力作!中学生のポスターなんか本当に全員賞がもらえるのではないかと思うレベルだった。心なしか息子の作品のレベルも上がったような気がする。

地元との違いにいちいち驚き、感嘆してしまった1日だった。

午後はどうしても食べてみたかったヤギミルクのソフトクリームを食べに行った。天気も気温もソフトクリーム日和でおいしかった!

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