purasupero

本を読んだり、野球を見たり、音楽を聴いたり、楽器を弾いたりするのが好き。お笑いも好き。…

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本を読んだり、野球を見たり、音楽を聴いたり、楽器を弾いたりするのが好き。お笑いも好き。 平成4年生まれ。キャリア官僚→IT系の小さな会社

最近の記事

人間はお金に敗北したのか

おつかれさまです。 なにがお疲れ様かって、もう世の中がです。とことんつかれます。 ニュースを見て、というかとくにここ最近起きている連続強盗団事件。 被害者の方の苦しみは想像を絶する。いや、もうなんかこんな事件が起きてしまうなんて。 加害者が厳罰に処せられるのは当然のことですが、強盗を窃盗と変わらないくらいにしか思ってない、無知の地獄。もちろん窃盗もめちゃくちゃダメです。 ですが、強盗殺人は死刑か無期懲役しか法定刑ありません。 バカな加害者なんかのために、たかだか金な

    • M-1グランプリ2022

      本当に今年も面白かった。ありがたい。そして、審査員の方ってすごいと思う。本当におこがましいが、個人的な感想。どの組も面白かった。 カベポスター 正統派でそれぞれの展開やツッコミボケが面白かった。トップバッターにもかかわらず、むしろそれを活かしてくる、全体的に心地よい感じだと思った。 真空ジェシカ 真空ジェシカワールド。1発1発のツッコミ、さらに前年より、自分たちの世界だけでなく、伝えようとしている感が増してよかった。 オズワルド 夢という設定は難しいものがあった気がした

      • 若林さんの「表参道のセレブ犬とカバーニャ要塞の野良犬」を読んだ

        若林さんの旅行記。ラジオでもやはりキューバの話はよくされるし、ぜひ本も読んでみたいと思っていた。 資本主義への反感(とはいえ何もしないけどね) 特に本のメインであるキューバ旅行記を読むと、キューバへ行こうとした理由である資本主義への疑いや反抗、といったところにとても共感した。 資本主義の中心であるアメリカでの回想から始まり、小さい頃から20代に感じた資本主義への違和感(当時は言葉にできなかったにしろ)。 まさしく言葉のとおり「「資本」の多寡で人間の価値を決めます!!」という

        • 親を捨てて家出しよう

          親を捨てる!!! 寺山修司の「家出のすすめ」を読んだ。なんと爽快な作品なんだ。しかもただ煽っている昨今の有象無象の雑魚論客と違って、ちゃんと筋道が立っている。 第1章が一番好きだ。 家からの脱出、親からの脱出。 精神的結びつきをバッサリ切る。特に母一人子一人の場合は。そのまま人生を寄生されてしまう。 いかに寄生されている人たちが多いことか。 おれもまさしく父親が経済的ろくでなしだったために、蒸発した後母一人子一人になって、官僚になっちまったが、その少ねえ手取り20万弱の

        人間はお金に敗北したのか

          無理せず何かを作り続ける

          最近思ったこと。 最近ぼーっとして受動的に情報を得ることが多い。 具体的には、特に見たいともってないけどなんとなくだらだらyoutubeを見たり、ヤフーニュースを見たりするなど。 時間を潰したいわけでもないのになんか時間を潰してしまう。 それも時には必要だが、やっぱり人生時間があるし、せっかくだし、何かを作っていきたい。なんでもいい。 他の人がどうとかなんとか気にせずになるためには、自分で好きな何かを作るのが一番いいと思う。 本読んだり、英語を学んだり、プログラミ

          無理せず何かを作り続ける

          銚子電鉄の愛おしさ

          先週の金曜日に有休をとって、週末休みとくっつけて銚子に行った。 そこでは、温泉に入って、海鮮食べて、銚子電鉄に乗ってるだけの週末を過ごした。何も生み出してはいない。 ほかに気が向いたことをする以外は何もせずいるので、21時でもとても夜遅い気分。何もやることがないと、時間の流れはゆっくり進む。おそらくこっちの方が自然な時間の流れなんだと思った。 周りも静かだ。本当に静か。誰もいないんじゃないかと思うくらい。21時が体感ではド深夜だ。 今回乗った銚子電鉄は、鉄道事業がとに

          銚子電鉄の愛おしさ

          今年の目標は「自分の人生を楽しいもので埋め尽くす。そのために手を動かして進めていく」

          2021年が終わり、2022年になった。 去年の目標を見ると、「とにかく休む」だった。 非常に重要なことだ。素晴らしくってnice choiceな目標だったと思う。 そして、それはまあまあできた気がする。休み方を少し見つけることができた。70点くらいかな。 そして2022年の目標は、「自分の人生を楽しいことで埋め尽くしていく。そのために手を動かす」、だ。 楽しくなるであろう、という目的を持った行動しかしない。 それは刹那的な楽しさではない。積み上げていくことによっ

          今年の目標は「自分の人生を楽しいもので埋め尽くす。そのために手を動かして進めていく」

          M-1グランプリ2021

          ついに明日はいよいよM-1グランプリ決勝である。 我らがランジャタイがついにせり上がりから上がってきて、ネタをかますのである。 なんということだ。 せり上がりから上がる前の紹介VTRで真面目な顔を二人がしているのである。 「富山県出身の国崎と鳥取県出身の伊藤~」とか言われるのである。 いや、二人もどんな表情していても面白い。 真顔でも面白いし、あのニコニコ顔でも面白い。もはや全てが面白くなってしまっている。 それにしてもモグライダーと一緒に決勝に上がるとは誰が想

          M-1グランプリ2021

          「繊細さん」を読んで/はっきり不快を相手に伝えて自分を守れた

          HSPに関する本をよく読んでいる。 読んだのは「繊細さん」の本と、「繊細さん」の幸せリストという本。 それぞれの本については、こんな感じ。 「繊細さん」の本HSPの人の日常生活での意識や過ごし方などについて、HSPである筆者自身が、教えてくれる本。 簡単な自己判断によると自分自身もHSPだった。 まず、それについては、ほっとした。実際に人が怖いとかではないのに、人がいる空間に行くとすごい疲れていたりするので、この忙しすぎて情報が膨大な世の中で、「一人で休む」ことをあら

          「繊細さん」を読んで/はっきり不快を相手に伝えて自分を守れた

          散歩の仕方と街のたたずまい

          平日の昼過ぎ、夕方にするのが1番いい。 手ぶらで歩くのがいい。目的も、目的地も無く、何も持たずに丸腰で、自分を野に放つ感覚。 そして歩くときは腕を振る。普段腕はどれだけ使われていないだろう。スマホを持つようになると、腕を振ることはまれだ。 腕を振ると、歩いていることの実感が生まれる。 ゆっくり歩く。たまに立ち止まってしまうくらい。腕を組まない。丸腰。 酔っ払ったくらいの速度で歩く。 どんどん人々に抜かされる。 同時に、自分がいかに速く歩いているかに気づく。 目的地に向か

          散歩の仕方と街のたたずまい

          自分のコンテンツを作る。そのために、スカスカな時間を受け入れる/「自分が作る」時間を増やす。

          自分で考えたり、自分の意思からやる行動や休息を行うために、2つのことをすることにした。 1.スカスカな時間を受け入れる無意識に、非常に無意識に、「(受け身で)何かをする」ことによって時間を埋めてしまっていることに気がついた。 そのため、俺はあえて1日の中に「何もしない時間」を積極的に作ることに決めた。 トイレに行くと、決まってスマホをいじってしまう。スポーツニュースを見たり、なんかまとめサイトを見たりしている。 そういうのをやめる。 2つ理由がある。一つは、脳みそが

          自分のコンテンツを作る。そのために、スカスカな時間を受け入れる/「自分が作る」時間を増やす。

          転がり続けるローリングストーンになるしかねえよ/すっぴん姉ちゃんリアリズム

          金曜の深夜に、ほとばしる激情のまま書きたくて書き殴る、MUKAI NIGHT. 眠れなくなった、俺が勤める会社の雰囲気について、激情がほとばしりまくったがために。 月曜日になったら言おうと思うことが1時間半くらい、止めどなくあふれ出た。 そしてそのテンションのまま、酩酊状態になり、どうしても伝えたいフレーズを、このインターネット、いやインターネッツの海に残したくて、青臭い、くっさいくっさい、くっせーね、そんな感情でね、痛々しい文化でネ、好きな歌詞やフレーズを書くポエマー

          転がり続けるローリングストーンになるしかねえよ/すっぴん姉ちゃんリアリズム

          新人や後輩を育てるのに向いていない「優秀なプレイヤー」に気をつけろ問題

          今の会社にしばらくいて思ったのがタイトル。 プレイヤーとしては非常に優秀だが、新人や後輩を育てるのに向いていないのに育成役になる人が多すぎる。 育成役というのはとても難しい。なぜなら、「優秀さ」と「共感力」の両方を兼ね備えている必要があるからだ。さもないと、元々優秀な新人や後輩でないと、たくさん潰れてしまう。 昔の広島カープの、死屍累々から大エース黒田が生まれたようになってしまう。 しかし、往々にして「優秀さ」でという要素しか、育成役の抜擢はなされない。「優秀さ」が成

          新人や後輩を育てるのに向いていない「優秀なプレイヤー」に気をつけろ問題

          「Jazz cafe&bar DUG」では、ジャズがすべての中心だった

          以前からずっと行きたかったジャズ喫茶、特にその中でも有名な「Jazz cafe&bar DUG」に行ってきました。 薄暗い照明の中、階段を下りる地下にあるので今が何時かわからなくなるような感覚。側面にはジャズ界の偉人のポストカードが貼ってありました(ちなみに買うこともできる)。 週末の昼過ぎ、14時ごろでしたが、席はおおむね埋まっていました。一応禁煙席に座って、アイスティーとチョコレートブラウニーを注文しました。 一人で来ている人もいれば、2人連れで来ている人もいました

          「Jazz cafe&bar DUG」では、ジャズがすべての中心だった

          ボーカルオーディションを受けに行った話(MUSIC PLANET)

          タイトルの通り、先月ボーカルオーディションを受けてきました。 受けてきたボーカルオーディションは「MUSIC PLANET」が主催しているオーディションです。 結論、一次審査は通過し、二次審査は辞退しました。 一次審査を通過したのは普通にうれしかったですし、なんとなく自信になりました。辞退した理由は後ほど説明します。 きっかけ 具体的なきっかけといったのはないのですが、以前「死ぬまでにやってみたいこと100」を作ったときに出てきたので、思い切って受けてみよう、と思い受

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          読書メモ「白いしるし」(西加奈子)

          一気に読み切ってしまった。 恋愛にズゴゴゴっとはまっていく人たちをここまでわかりやすく描写できるものなんだ、と思った。 「間島昭史」から「しるし」をつけてもらいたくて、何かものとして残したくて、主人公は最後にある行動を起こす。 しかし、それは主人公だけでなく、恋に陥った登場人物それぞれが持っていよう、刻まれようとしたものであった。 それは塚本さんと話したことで改めて表出したものなのだったのかな? 理性では抑えきれないなにかを、「かたち」「もの」に残そうとしたそれぞれの人

          読書メモ「白いしるし」(西加奈子)