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ボーカルオーディションを受けに行った話(MUSIC PLANET)

タイトルの通り、先月ボーカルオーディションを受けてきました。

受けてきたボーカルオーディションは「MUSIC PLANET」が主催しているオーディションです。

結論、一次審査は通過し、二次審査は辞退しました。

一次審査を通過したのは普通にうれしかったですし、なんとなく自信になりました。辞退した理由は後ほど説明します。

きっかけ

 具体的なきっかけといったのはないのですが、以前「死ぬまでにやってみたいこと100」を作ったときに出てきたので、思い切って受けてみよう、と思い受けた感じです。

 昔から音楽が好きで、高校時代からバンドをやっていたので、一回オーディションとか受けてみたいな-と思っていた感じです。

事前準備

 オーディションでは、とりあえず「好きな曲をサビまで歌う」ということくらいしか情報が無かったですが、丸腰で臨むのもアレだったので、一回ボイトレも受けてみようか、とおもいました。

 たまたま普段ギターを習っている音楽教室でボイトレコースがあったので、そこでボイトレを受けました。

 ボイトレでは、喉を詰まらせた高音の取り方をしがちという点と、抑揚の付け方を意識すべきという点を教わりました。そこでオーディションの実態も知ってしまうのですが… 

そのほか決めるべきこととして、「何を歌おうか」という決断を迫られました。

 個人的にはビートルズが好きなので、「All My Loving」を歌おうとしていたのですが、自分の音域を活かすといったところで、結局スピッツの「楓」を歌うこととしました。

当日(待合室)

 当日は、13:00からオーディション開始で、アンケート記入のため12:30に渋谷のミュージックプラネット社に来るよう、指示がありました。

 行ってみると、受付があり、その前に座る場所が用意されている、という感じで、10人くらいが先に待機しておりました。男女比は女性の方がやや多いくらいで、年齢層は若い人の方が多い気がしましたが、30代くらいの男性もちらほらいました。2人組で来ている人たちもいました。

 受付を済ませると、アンケートを渡されます。アンケートの存在は知らされていたのですが、そこには「自己PR」や「今後の将来像」など記入する欄もあり、「やべえ…何も考えてねえ…」となりました。結局「今後の将来像」とかは「のんびり暮らす」とか書きました。そのほか、二次審査の希望日程も書く欄がありました。

 また、13時になると、オーディション中の流れの説明がありました。歌う前に1分の自己PRをする、とのことで、これまた「やべえ…何も考えてねえ…」となりました。丸腰で臨むことほど怖いものはないですね…

 ランダムに呼ばれるっぽい感じで、自分は30分ほど待った気がします。この間に自己PRを考えられたので良かったです。しかし、それも15分ほどでなんとなく思いつくと、あとは手持ち無沙汰になってしまい、意味も無く過去の有名なオーディション企画を調べたりしてました。モー娘。のオーディションって、しずちゃんとかイモトも受けてたんだ…とか謎の知識を得ました。

 やはり待つ時間が長くなってくると緊張してくるのか、隣で待っていた自分より年上っぽそうな男の人はかなり肩肘がはっていました。その点、モー娘。のオーディション経緯は緊張をほぐしてくれた感じがします。ありがとうございます。 

本番

 自分の名前が呼ばれると、部屋には3人の審査員の方がいました。

 荷物を置いて、白いバミリがある場所に立って、自己PRと歌唱審査です。

 しきり役の審査員の方が進行してくれます。歌については、審査員が止めるまで自分のペースで歌っていい、とのことでした。勝手になんか音楽流すのかなと思っていましたが、アカペラです。スマホで歌詞を見てもいいとのことだったので、がっつり見ました。

 1分の自己PRを済ませ、スピッツの楓を歌いました。ちょっと高音が苦しくなるところもあったのですが、裏返ったりせずいつも通り歌えました。

 歌い終わると、審査員からの質問や講評です。オーディションを受けると、自分の歌についてプロのコメントをもらえる、というのはとてもうれしいですね。

 質問では、オーディションを受けたきっかけなど、アンケートに沿った質問がされます。自分は高校時代からのバンドのことなどを書いたので、その点(どんな曲をやっていたのか、オリジナルは?オリジナルは自分で作詞作曲した?など。自分で作詞作曲する、ということがプラスポイントっぽい感じでした。)

 講評では、声量や声質はプラスに捉えてもらえました。また、ボイトレでも指摘されていたとおり、抑揚のつけかたなどは課題、といった感じでした。

 その後、荷物を持ってそのまま帰宅、といった感じです。

その後

 翌日、連絡用アカウントから、「結果について電話したいので希望の連絡日時があれば教えてください」というLINEがありました。いつでもどうぞ、と返すとすぐ電話があり、一次審査の通過と二次審査の日程が伝えられました。

 二次審査の内容は、主に面接とのことでした。詳しい内容は教えてくれず。

 しかし、ここでボイトレの先生やインターネットでの情報で、審査通過後デビューまでの諸々(プロによるボイトレやレコーディングスタジオ代、作曲アシストなどなど)で80万円かかるという情報を得ていたので、二次審査は辞退させてもらうこととしました。

 当然慈善事業ではないので、デビューまでのいろいろな投資として80万円がかかるということかなと思います。自分は辞退しましたが、二次審査でこの金額を伝えられた後、考える時間はちゃんと設けられるようです。

 僕は「ボーカルオーディションを受ける」というのがやりたい目的だったので、この時点で結構満足しちゃいました。そのため、この段階で辞退させてもらいました。

 いろいろな経験となり、人生の開拓みが増えたな、という経験でした。

 

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