ワンダフルワールド012キミに優しい世界
はじめまして。こんにちは。
noteを始めて丸2年が経過し、コーヒーやマンガや音楽や芸術やヨーグルトに癒されながら、相変わらずマイペースでワンダフルワールドな『マンガ』を構想中のGプレッソです。
さて、今回のワンダフルワールド最終回012におきましては、『キミに優しい世界』と題しまして、これまでの11記事の内容をコンパクトにまとめ振り返りつつ、現時点における『ワタシなりのワンダフルワールドとは何なのか?』を端的に整理しておきたいと思います。
果たして『ワンダフルワールド』とは、一体全体妄想の中の絵空事に過ぎないものなのでしょうか?
ぜひサラッとでも最後まで眺めて頂ければと思います。
よろしくお願いします。
目次
Ⅰ 『この世界』は”まぼろし”か?
Ⅱ 「世界」はどんな場所か?
Ⅲ 理想のワンダフルワールド
Ⅳ ワンダフルワールドへの道
Ⅴ 記憶の中のワンダフル
Ⅵ 自由な世界
Ⅸ キミに優しい世界
アウトロ
それぞれのワンダフルワールド
・連載Gマンガ『ボクはディオゲネス』
第22話 ワンダ☆フル
・『デイドリームビリーバー』
構想進捗リポート
あとがき 永遠の革命
ベルサイユのばら
行く年来る年 2022→
次回予告 2023年よりの展望
2023年5月の追記
Gプレッソの独白
なぜ表現するのか?
Ⅰ この『世界』は”まぼろし”か?
最終的に、この〈世界〉の正体とはどのようなものなのでしょうか?
胡蝶の夢のごとく、もしくは「マトリックス」的ワールド的に、全てが幻である可能性が、ひょっとするとあるのかもしれない・・・というSF設定は、(真剣に)いつでも頭の片隅に置いておくとして、西暦2022年の年末にワタシが確信をもって「きっとある!」と思い込んでいること-を以下簡潔に並べてみたいと思います。
『世界』がある!
時空が 次元が 宇宙が 銀河系が 太陽系が 惑星が 地球が・・・etc,etc-きっとある。
『地球』がある!
地球という惑星が・・・きっとある。
『境界線』がある!
見えない『線』が・・・引かれてしまっている・・・。
『生き物たち』がいる!
たくさんの生き物たちが、生命存在が、一緒にくらしている。
『ヒト』が暮らしている!
80億人超~のヒトが、それぞれの思い描く-感ずる『世界像・世界観』『人生像・人生観』『感覚・感情・欲望』で生きているーという複雑で生々しい現実世界がある。
『多様な生き方』がある!
『世界』に対して、個々人それぞれが、それぞれの独特な「生き方」「暮らし方」を実践している集合体として『世の中』がある。
同じ星で暮らしている!
人種・性特性・老若男女・階層・スペック・EQetcあらゆる属性のヒトビトがただ一つの同じ星で戯れている。
私的好奇心として、ワタシも異世界転生やタイムリープ能力やパラレルワールドやドリームワールドやヒアアフターなどの『別世界ガジェット』に多大に魅かれつつも、日常の中で、ふとエアポケットに入り込んでしまう様な時、まず足元を見つめることから再起動スタートさせるために、考えに迷った時には、上記に記したような『この世界像』に戻ってこようと思います。
Ⅱ 「世界」はどんな場所か?
「世界」の実情-人類社会の現実-
さて、「きっと幻じゃない『世界』の存在」をひとまず「確認」した上で、地球上の「世界」の実際は、どのような世界として展開し続けているのでしょうか。
これまでヒトとして暮らしてきた私的実感に符号するものや見聞してきたキーワードを含め、箇条書きで整理して置きたいと思います。果たして「世界」はどのような場所であるといえるでしょうか?
世界とはどんな場所か?
・善悪入り乱れている世界
・光と影が交差する世界
・陰と陽とが混じり合う世界
・清濁併せのんでいる世界
・価値観がひしめき合う世界
・本音と建前が使い分けられる世界
・晴れたりどしゃ降りだったりな世界
etc,etc・・・
『いい奴ばかりじゃないけど 悪い奴ばかりでもない』
(THEBLUEHEARTS TRAIN₋TRAIN)
思春期の頃カセットテープとウォークマンで聴き浸っていたフレーズが永遠に頭から離れません。
この〈世界〉とは、決して割り切ることのできないグラデーションがかった世界であり、どこか一方では暴力に満ち溢れ、片や一方では穏やかな日常が営まれている矛盾に満ちた不条理な世界であり、「全てが丸っと『幸せ』な世界」というわけにはいかないようです。
どうも、やはり世界の実相は弱肉強食的『ワイルドな世界』がスタンダードなのでしょうか?
ワイルドな世界であるからこそエキサイティングなライフタイムを感じられるんだーというタフな価値観・考え方も、一つの側面として尊重しつつも、バイオレンスが苦手なワタシは、どうしても『「ワンダフルワールド」は、やはり「穏やかな世界」』であれかし—と思えてしまいます。
Ⅲ 理想のワンダフルワールドとは?
さて、現実感があろうと無かろうと、考え得る限りの『理想のワンダフルワールド』とは、いったいどのような世界であるべきでしょうか?
ひとまずの試論・結論として、あり得べき『ワンダフルワールド』とは
・誰も誰にも隷属しなくていい世界
・誰の内にも潜む『悪』を置き去りにしない世界
・あらゆる属性を超えて多様性を認め合い自分にも他者にも優しくできる世界 ーであるのだと思えます。
めいいっぱいの理想を盛り込んでみれば、
世界中の誰もが、安心・安全の下に、好きな場所で、好きな時に好きなだけ、自由に—住める/食べる/眠る/学ぶ/薬をもらう/大事にする‐大事にされる/暴力にさらされない/助けられる/遊べる/想像する/自由に発言できる・・・・・・そのような素晴らしい〈世界〉・・・・・・。
Ⅳ ワンダフルワールドへの道
「ワンダフルワールド」のためにでき得ること
さて、達成できようができまいが、『理想のワンダフルワールドへの道』を歩むとするならば、具体的に自らの心に落としておきたいと思えることを並べて置きたいと思います。
あらゆる色が等価にワンダフル!
全ての多様性にワンダフル!
全ての世代にワンダフル!
全ての特性やポジティブな取り組みにワンダフル!
心の迷いにもワンダフル!
来るべき近未来にワンダフル!(?)
上記は、今回のワンダフルワールド記事連載において感じ思えた「自身の心に据え置いておきたい指針」のようなものですが、『砂粒の個人(ワタシ)ができること』をひとつ具体的に箇条書きでまとめてみればー
○時代の現実を受け入れる-勇気をもって真実と向き合う‐
○異なりに寛容になる‐文化多様性への好奇心を抱き続ける‐
○ミックスを楽しむ‐年齢や世代を超えたコミュニケーション‐
○多様性の可能性を見つめる‐あらゆる属性をポジティブに‐
○地球を慈しむ‐大自然への崇敬と感謝を忘れない‐
○『生命』をリスペクトする‐いのちとデリケートに向き合う‐
○『悪』を置き去りにしない‐誰の心にも存在するから‐
・・・etc,etcと表せるでしょうか。
ー以上のような『心構え的なベクトル』を自分なりのポケットにしまいつつ、砂粒の個人のワタシができることを考え、ともかくも一歩歩きだしてみる、トライアンドエラーで進み続けてみること、が、差し当たりでき得るワタシなりの実践なのだと思い至りました。
Ⅴ 記憶の中のワンダフル
さて、不平等・不公平・不条理・不幸・不満・残酷な世界~などマイナス面が喧伝されやすい『世の中』を生きていく上で、心を落ち着かせて暮らしていくためにはどうしても「何か」に支えられる必要があると思えます。思えますというより、ワタシにとっては(も)毎日の心のサプリメントがどうしても必要であるという感覚でしょうか。
ゴールデンアイテムとは?
個々人それぞれの内に秘めている『ゴールデンアイテム』というものがあると思います。一言で言えば、寄る辺なき世界の中で、日常生活において心の支えとなっている『いつまでも色褪せない心の拠り所』の謂いです。
ゴールデンアイテムの骨子をワタシなりに抽出してまとめてみれば
・時代を超え世代を超えて共有でき得る人類の遺産
・決して色あせない永遠不変のメッセージ
・ヒトが感動し心が動かされるもの(不思議・美しさ・衝撃など)
・自身の価値観をいい意味で揺るがしてくれるもの
・自身の暮らし方をいい方向へインスパイアしてくれるもの・・・etc,etc-それがワタシにとってのゴールデンアイテムと言えそうです。
また、『ゴールデンアイテム』のもう一つの側面として、それはよき心を育むもの/きっと育んでくれるものーとも思っています。
本項では、「ワタシ自身がこれまでの半生で触れて来たイメージ世界」を夢の中で深く潜っていく、というコンセプトで、イラストを縦スクロールしながら、さまざまな属性を超えて〈世界〉にポジティブ・プラスの影響を与えてくれるに違いないと思えるゴールデンアイテムの海を泳いでみようと思います。
『ノスタルジーの海』-記憶絵巻-
ー以上が、ワンダフルアイテムのワタシ版イメージ絵巻でした。
ワタシの場合、それは、出会ってきたワンダフルなキャラクターであり音楽であり映画であり自然であり言葉であり考え方でありおもちゃであり芸術であり偉人たちであり花鳥風月であり心地よい場所でありマンガや珈琲等・・・でありました。
コンテンツとの出会いは『出逢った時が運命の刻』と思っております。
時に目を背けたくなるような事象で溢れるワイルドでシビアなリアルワールド〈世界〉ですが、これからも好奇心とアンテナを絶やさず、ワンダフルを探し求め、ワタシにとっての、まだまだ膨大に未知な『ゴールデンアイテム』との出会いを楽しみに、どうにかこうにか、この〈リアル世界〉をサバイバルしていきたいと思います。
Ⅴ 自由な世界
自由な世界とは?
今回で『ワンダフルワールドーGプレッソの。』の記事はひとまず終わります。しかしながら、「ワンダフルワールドへの模索の道」は生きて在る限りはおそらく続いてゆくのだとも予感します。
記事連載のまとめとして、「自由な世界」とは何か?に関して、ワタシなりに簡易にまとめておきたいと思います。
その前に一つ、これからもワンダフルワールドを模索しながら何かを表現していくならば、『ここは諦めずにいきたいな』と思えるテーマに気づきました。
それは『「変わる自由」もある』ということです。
『全過去を経て存在するそれぞれのヒト(個・孤)』の本質は、善悪的問いも含めて、未来にわたりいつでも変わり得る可能性を秘めているーと思い込んでいきたいなと思えました。
それを踏まえて、
ワンダフルワールドとは、究極的に一言で表すとするなら、やはり『自由な世界』ともいえるでしょうか。
『ワンダフルワールド的自由』とは、社会において何をしても許される野放図な自由という意味ではもちろんなく、イメージとしては、個々人がいかなる属性であろうとも、地球上のどこに住もうとも、誰もが誰にも隷属しなくてもよい世界。バイオレンスに支配されることなく有限のヒトライフを、どこに住み、誰と暮らし、何をして生きるか自由に選べる世界・・。
そのような、心が安心でき、活き活きと解放されるような世界でしょうか。
さて、そんなご都合のよい「自由な世界」が訪れる日は果たしてやってくるのでしょうか?何千年後には達成できているのでしょうか?もしくはよく言われる通り「人類が滅んでいる」のが先なのでしょうか?
もちろん未来のことは全くまるでわかりません・・。
わかりませんが、本音も建前も超えて、いつか自由への疾走の下、サバンナを駆けるワオキツネザルのように、あれこれ考えを巡らしながらもがいていきたいな、と思っています。
Ⅵ キミに優しい世界
『キミに優しい世界』 詞:ティカ 曲:Dプレッソ
思い出の中に キミがささやく
夕暮れの中を走りながら
日の落ちる砂浜で
幻じゃないんだとボクは思った
いろいろな世界を想像してみる
いつもキミに 優しい世界が訪れるように
思い出の風に キミもささやく
まどろみの夢の中で
緑の小さな丘の上で
幻なんだと気づいてしまった
いろいろな世界を想像してみる
いつもキミに 新しい世界が訪れるように
ボクが砂粒であっても
できることを トライしてみるよ
いつかキミに 優しい世界を
きっと届けられるように
アウトロ
それぞれのワンダフルワールド
さて、本年度のnote記事連載、自身なりの『ワンダフルワールド』への模索過程を振り返ってみて思うことー
それは、「あらゆる異なり・多様性」をライトに確認してみた上で、ヒト個々人一人ひとりが抱いているそれぞれの「世界観&人生観」を、摩擦のないように完ぺきに擦り合わせることは至難の業(というより不可能)であるのかなあ・・・-と改めて確認する次第でした・・・。
「そんなことはじめからわかってることじゃないか!」と内なる自分からツッコみが入りますが、「でも、一度自分の中で考えをまとめてスッキリ整理しておきたかったんだよ・・。」と呟き返す自分が記事執筆のモチベーションでした。
そして、結局結論は何なのでしょうか?
「ちがう」ことはわかった。で、結論は?ちがいの先に何かが見えるの?
ーとやはり、別の自分がシニカルに投げかけてきます。
果たして、「ちがい」を確認することで、一体何かが見えてくるのでしょうか?
本記事におきましては、現時点で考え得るワタシなりの理想のワンダフルワールドをワタシなりに思い描いてみました。
わけですが、
厳しいいリアル社会が連綿と続く世の中において、そんな「ワンダフルワールド」とは、絵空事でおとぎ話の中の在り得ないユートピアの理想郷なのでしょうか?
「だからそんなのムリにきまってるだろ?」
「善人っぽくふるまってるんじゃないよ」
「マンガの中でもあり得ないよ・・」
「ムチャすぎじゃない?」etc,etc
・・・と様々な自分が投げかけてきます。
そのような投げかけに、「でも、やってみなくちゃわからないじゃないか」
-と呟ける自分は、果たして「ワタシ」の中に残されているでしょうか・・。「あきらめたらそこで世界終了ですよ。」と心の中の安西先生は囁いてくれるでしょうか?
それはきっとこれからの自分の在り方次第なのでしょう。
かくしてー
「ワンダフルワールド」とは現実では本当にはありえないことなのかどうか?(現今人類社会においては不可能なのか?)
ワタシの中では(中でも)答えは未だ出せそうにありません・・。
けれども、せめて、そう問い続けることは諦めたくはない・・-と思っているワタシもいます。
「あきらめる」「あきらめない」「あきらめた」「いやあきらめない」・・・を繰り返しながら、現今宇宙が存続し、世界の真実や未来がまだ未知・不確定である限り、風に吹かれて、風を集めて、風になってゆっくりとでも考え続けていきたいと思います。
はたして、皆様にとって『ワンダフルワールド』とはどのようなものでありますでしょうか?
本日は訪れていただきありがとうございました。
☟以下は連載Gマンガ
『ボクはディオゲネス』です。
第22話 ワンダ☆フル
『デイドリームビリーバー』
構想進捗リポート
リアルワールド×メタバース‐VRストーリーコンテンツ
今回はアニマルパーティーのコンセプトイラストの1枚絵の中から、
『ミコジパングチーム』ニシローランドゴリラパーティー絵の紹介です。
それぞれのパーティー・キャラクターたちの名称は、閃いた折、随時
名前を付けていきたいと思っています。
ゆっくりペースですが、引き続き徐々に着彩していければと思っています。
あとがき 永遠の革命
2022年12月
先刻、ベルサイユのばら展を訪れてきました。
連載開始は1972年の50年前の作品で、ワタシが初めて読んだのは20年ほど前のことです。感情を激しく揺さぶられながら一気通読したことを覚えています。絵に描かれたキャラクターたちの熱き魂が本当に伝わってくるような、いわゆる”魂が震えるような感覚”を経験したのです。
連載と一気通読という違いはあれど、その世界に没入しながら読んでいるとき、まさにリアルタイムの読者様方の当時の「思い」をそのままおそらく追体験しているのだとも思えます。
内容的にはご存じ200年以上前の「フランス革命」を題材に描いた作品であり、その意味も含め、時代を超える作品とは、まさしく”ベルばらのようなものなのだ”と確信を持てます。
『自己変革を触発してくれるようなエネルギーに満ち溢れた作品』は、
時代を超えて、世代を超えて、国境を超えて伝わってゆくものなのだ、と、改めて教えてくれたワンダフルな展覧会でした。
行く年来る年 2022→
本年-2022年は『ワンダフルワールド』の記事12本を綴ってきました。
その多くが、おそらく取りとめのない独り言ちのような文章でした。ひとつの記事でも眺め読み進んで頂きました皆様には感謝しております。
また、一連の流れを読み継いでいただきました読者様がもしおりましたら、これまた感謝深謝であります。ありがとうございました。
2022年も年の瀬を迎えました。
子どもの頃年末に感じられていたような、妙なドキドキ感ワクワク感ソワソワ感のようなものは、いまはもう感じられなくなってしまいました。
けれども、そのような「移りゆく感覚」もひっくるめて、ポジティブに捉え直していこうと思います。
『80億の個々性=80億の多様性』がある世界で、その全存在がセンターオブワールドとして存在している事実に、驚きとリスペクトを忘れず、
これからも「読んできたマンガ」や「観てきた映画」「聴いてきた音楽」「触れてきた芸術」「慈しんだキャラクター」や「リスペクトする偉人たち」のメッセージや言葉や思いに助けられながら、いつの日かワタシの中でそれらのゴールデンアイテムがミックスされ醸成されて「ワンダフルな何か」に昇華されて欲しいと願っています。
あきらめる、あきらめない、あきらめる、あきらめない・・・ーと延々と繰り返し、行ったり来たりしながら、これからものらりくらりと進んでいきたいと思います。
いずれにしろ、ともかくも、『ワンダフルワールド』への道の模索のアンテナは折らずに、心の中できっと保ち続けていきたいと思っています。
ワタシとっての「ワンダフルワールド」とは、いつまでも、”可能性を探り続けること”なのかもしれません。
皆様にとって2023年が『ワンダフル』なものでありますように、ささやかに祈っております。(やはりジョニィ・ジョースター風のささやかな祈りです)
本日は‐本年も‐訪れていただき、誠にありがとうございました。
次回予告
『2023年よりの展望』
これから先のワタシ自身の「表現行為」(モチベーションがある限り)の方向性の道筋に関して、いろいろと考えてみたいと思います。
どのような方向性で展開していきたいか、ということも含め、一度、自身の中でまとめて整理してみたいと思います。
1月上旬頃までにはアップしたいなと考えております。お時間のある時にでも、ぜひ訪れていただければと思います。よろしくお願いします。
※追記(2023年5月下旬)
2023年1月からは、かつてのゴキブリ飼育体験記事「Gリウムの冒険」をリブートしまして、大幅に改定した『Gの世界』を全12回(&0)にまとめてみました。閲覧注意喚起の画像・映像もございますが、全編にわたりましては、イラストも豊富に取り入れた穏やかな昆虫としてのコミカルなゴキブリ観察記事となっておりますので、多少なり興味をお持ちいただけましたら、ぜひ眺めていただければと思います。
2023年5月下旬追記
Gプレッソの独白
なぜ表現するのか?
ナチュラルボーンな表現者たちにリスペクトを抱き憧れています。
『表現』をすることをなぜ始めるのか?ーとあれこれ考えている時点で、ワタシはナチュラルボーン表現者ではないのでしょう。
確かな自覚としては、考えたことや思いついたことや触れて来たものに基づいてモノを書いたり絵を描いたりなど『表現』することで、セルフヒーリングの一つになっているのかもしれないな、と思えることです。
いつでも「有限のライフタイムの中で、何をやりたいのか真剣に己に問うていくべき」とずっと頭の中では思い続けているのですが、幼少期の頃から抱いている「死」の観念₋死ぬことへの恐怖‐や「虚無」の観念₋死んだらすべてが終わるという虚しさ‐と、裏返せば、「永遠に生き続けていたい」「宇宙」や「世界」の謎や未来の未来~を永遠に観続けていたいーという好奇心とのせめぎ合いの中で生きていました。つまり、おそらくほとんど多くのヒトと同じ思いの中で暮らしているワタシでした(です)。
『表現すること』に関して考えるような時、「覚悟なき者は去れ」
(Mr,Children『fanfare』)という言葉が、いつも頭に浮かんでいます。
死にたくない-永遠に生き続けたい-全ての謎を知りたいーという三つ巴の感情が自身の心で複雑に絡まり合っていることが、ワタシの中で「表現すること」に対して臆病になっている理由の核心なのだと思えます。
それほどまでに「世界や社会や他者に向かって『表現すること』」は、ワタシの中では(も)、とても慎重にならざるを得ない最重大事なのでした。
ここで、『表現-クリエイト行為-はしても発表はしなければいいのではないか?』という別様の疑問も頭に浮かんできます。
しかし、簡易にまとめれば、おそらく、やはりそれは(それも)「虚しい」「寂しい」「モチベーションが続かない」等の理由で「発表」しているのでだと思えます。
するとワタシはやはり”仙人のような悟った完全なる孤高の表現者”(リスペクトです)ではないのでした。
さて、砂粒の個人が「思い」を吐露したところで、現実の「世界」がパッと切り替わることは無いことは理解しつつも、ともかくも一歩踏み出そうと思い、このニ年間noteを続けてきました。
これまで、絵やイラストや文章や写真や詩などを『作品』として前面に「表現」してみるーという在り方よりは、
ワタシ自身の
・頭の中を整理するツールとして
・"自身の表現スタイル"の探索・模索の場として
・"表現すること”へのモチベーションとして
活用させて頂きました。
何度でも好きにやり直しができ、思い立ったら修正も簡単にできる、シンプルで自由度の高い操作性がとてもありがたく、noteさまには感謝しきりです。 数千万人の利用者がいるプラットフォームの中で、関係者の方にこの文が目に留まる確率はほぼ針孔に近いでしょうが、ワンダフルなサービスを本当にありがとうございます。
ところで、思い切って「表現行為」をスタートしてみたところで、ワタシの「現実」が直ちに何かよいサイクルに廻っていく-という幸運が訪れるわけでもありません。やがて、ポストカードやグッズを作ってキャラクターを広めていきたいな、という展望は持っていますが、それは次のステップのお話で、この3年間ほど(デジタル世界にアクセスし始めて)の、自身の表現・発表行為を振り返れば、確固たる『何か』を掲げてきたわけではなく、手探りで内なるモチベーションを探し続けてきたような感じがあります。
いずれにしても、自分自身との対話のような感じで「綴る」「描く」という行為は、自分自身の心や魂(あるならば)にとってきっとプラスになっている-はず-と思いながら綴っています。
そして、もう一つ、ワタシが少年期~思春期の頃、ばったり出会ってしまった『ノストラダムの大予言』などを含めたあらゆる『滅亡論』を乗り越えて、地球や世界が存続することを前提として、かつインターネットシステムやプラットフォーム が存続してゆくことも前提として、自身の描いた表現が、いつか、誰かへのレターになればいいな、という思いもささやかに込めていることがモチベーションの一つともなっているのだと自覚してもいます。
そのレターを世に広く届けられるようになるためには、やはり、まず「ワンダフルな作品」を生み出すことが必要なのだとも思っています。
その意味で、いよいよ2023年からは、具体的な『作品づくり』に進んでいきたいと思います。
その作品が、イラストなのか写真なのかマンガなのかエッセイなのか詩なのかetc,etc・・いろいろパラレルに自由に考えながら、様々な形式で自身の分身であるキャラクターたちと共に模索していきたいな、と思っている2023年の5月のGプレッソです。
『作品』が出来上がって発表するような時は、お時間のある時にでも、ぜひ訪れて眺めて頂ければと思います。
どうぞよろしくお願いします。
note記事
『ワンダフルワールド』
今回の記事連載『ワンダフルワールド』におきましては、2022年度春より、全12回でまとめてきました。
本テーマでの記事は一旦ここで終了となりますが、個々のテーマや「ワンダフルワールド」へのチャレンジに関しては、終わることのない冒険なのだと考えておりますので、折に触れ、「思いついたこと」「考えが不足していたな」などと思えることを付け加えたり、差し引いたりすることもあると思います。個人的な備忘録として、以下、今回の記事の12回のタイトルを並べ置いておきたいと思います。
『Gプレッソのワンダフルワールド』
001 ワンダフルへのリスタート
002 戦争と平和
003 地球と生命そして宇宙
004 世界の国々
005 人種と民族
006 宗教とは何か
007 哲学の夜明け
008 ヒトとは何か?
009 社会とは何か?
010 多様性の世界
011 年齢&世代を超えて
012 キミに優しい世界
なにかタイトルで引っ掛かる記事があれば、ぜひ訪れていただければと思います。よろしくお願いします。
著者紹介
電子書籍の宣伝☟
↓アマゾンキンドルにて電子書籍発売中です。
キンドルアンリミテッドでも読めますので、もしご興味頂ければぜひ一読していただければと思います。
note記事のおしらせ
2023年6月時点でnote記事に以下のラインナップをアップしております。何か引っかかるタイトルがございましたら、ぜひ訪れて頂ければと思います。
マンガワールド-Gプレッソの。①~⑫』の記事におきましては、 概ね以下のような内容を綴っております。
①マンガへのリスペクト
②人類の絵の歴史
③世界とマンガの歴史
④マンガ構造論-マンガに必要な要素とは?-
⑤絵の好み論-マンガの絵柄について-
⑥絵描くということ-絵描く能力とは何か?-
⑦マンガ表現場・発表場
⑧マンガを作るということ-具体的マンガメイキング-
⑨マンガのジャンルとは?
⑩コミックコード・著作権・剽窃問題・パブリックドメインなど
⑪マンガの未来
⑫究極のマンガとは?
また、マンガ実作や絵の歴史やマンガの歴史に関してエクストラ版としてまとめた3つの記事もアップしております。
広くマンガファンの皆様におきましては、興味のあるテーマがございましたら、ぜひ訪れていただければと思います。
本日は訪れていただきましてありがとうございました。
またの機会に、お待ちしております!!
最新更新日 2023年6月
おまけ
今回の記事内のゴールデンアイテムの項で、ワタシの『記憶絵巻』を作成しながら想定していたゴールデンアイテムの一部を備忘録として置いておきたいと思います。
○キャラクター
・ムーミン
トーベ・ヤンソン/ラルス・ヤンソン
・チェブラーシカ
レオニード・シュワルツマン(デザイン)
・ミッフィー
ディック・ブルーナ
・ピーナッツ
チャールズ・M・シュルツ
・スノーマン
レイモンド・ブリッグズ
・星の王子さま
サン=テグジュペリ
・100万回生きたねこ
佐野洋子
・からすのパンやさん
かこさとし先生
・アンパンマン
やなせたかし先生
・がまくんとかえるくんシリーズ
アーノルド・ローベル
・はらぺこあおむし
エリック・カール
・スイミー
レオ・レオニ
・霧につつまれたハリネズミ
ユーリ・ノルシュテイン監督
・・・etc,etc, continue forever⇨
○SONG-歌ー
・『What A Wonderful World』
ルイ・アームストロング
・『Island Song』
アシュリー・エリクソン
・『Black Or White』MV
マイケルジャクソン
・『Change the world』
エリック・クラプトン
・『Like a Rolling Stone』
ボブ・ディラン
・『Happy Christmas』
ジョン・レノン
・『Space Oddity』
デヴィッド・ボウイ
・『Your Song』
エルトン・ジョン
・『Daydream Believer』
ザ・モンキーズ
・『Hey Jude』
ザ・ビートルズ
・『Scatman`s World』
スキャットマン・ジョン
・『歓喜の歌』第九第4楽章
ベートーヴェン
・『We Are the World』
U.S.A. For Africa
・・・etc,etc, continue forever⇨
・『grace』MV
藤井風
・『アストライド』
スガシカオ
・『君を連れてゆく』
佐野元春
・『ファイト!』
中島みゆき
・『声』
森山直太朗
・『JAM』
ザ・イエロー・モンキー
・『大丈夫』
JIGGER‘S SON
・『限りなき旅路』
奥井亜紀
・『Yes,I will 』
森川美穂
・『Boom!』
Maia Hirasawa
・『Dragon Night』
SEKAI NO OWARI
・『ぼくたちの失敗』
森田童子
・『Beautiful』
Superfly
・『GENERATION GAP』
V6
・・・etc,etc, continue forever⇨
○マンガ
『火の鳥』
手塚治虫
『ビリーバット』
浦沢直樹
『ドラえもん』
藤子・F・不二雄
『銀河鉄道999』
松本零士
『どんぐりの家』
山本おさむ
『光とともに』
戸部けいこ
『聲の形』
大今良時
『寄生獣』※テーマ性において
岩明均
『プラネテス』
幸村誠
『国境の二人』
園山俊二
『沈黙の艦隊』
かわぐちかいじ
・・・etc,etc, continue forever⇨
○movie-映画-
・『グレイテスト・ショーマン』
2018年公開
・『ダンス・ウィズ・ウルブズ』
1991年公開
・『チョコレートドーナツ』
2014年公開
・『僕が跳びはねる理由』
2021年公開
・『パレードへようこそ』
2015年公開
・『トゥルーマン・ショー』
1998年公開
・『街の灯』チャップリンフィルム
1934年公開
・『ズートピア』ディズニーアニメーション
2016年公開
※映画は公開年(日本)を表記しています
・・・etc,etc, continue forever⇨
○海外ドラマ
・『glee/グリー』
米国テレビドラマシリーズ
○BOOK-本-
・戦争を平和にかえる法
ルイズ・アームストロング/ビル・バッソ
・わたしはヴァネッサと歩く
ケラスコエット(作・絵)
・子どもの権利ってなあに?
アラン・セール/オレリア・フロンティ
・ソフィーの世界
ヨースタイン・ゴルデル
・世界の宗教‐どの教えが優れているのか?‐
シャフィック・ケシャヴジー
・世界がもし100人の村だったら シリーズ
マガジンハウス
・こども哲学 シリーズ
オスカー・ブルニフィエ/カトリーヌ・ムリース
・「ちがい」ってなんだ?-障害について知る本-
Gakken
・個「性」ってなんだろう?-LGBTの本-
あかね書房
・『ウーマン・イン・バトル』
文:マルタ・ブレーン 絵:イエニー・ヨルダル
・『五体不満足』
乙武洋匡
・『ぼくのニセモノをつくるには』
ヨシタケシンスケ
・・・etc,etc, continue forever⇨
○歌
・『せかいじゅう かいじゅう』
作詞:ごとうやすゆき 作曲:横山智昭
○社会的実践
・戦争絶滅受合法案
長谷川如是閑
・プライド・パレード(レインボーパレード)
LGBTQ+(世界各国)
・プライオリティ・シート(公共交通機関etc)
・フェアトレード
・フェムテック
・クオータ制(ex政治的クオータ)
※二分法的ジェンダーも越えて
・スマイリングベイビーproject
・エンパワープロジェクト
・こども食堂
・・・etc,etc, continue forever⇨
○ホビー-おもちゃ-
・オセロ
ボードゲーム
・ルービックキューブ
立体パズル
・テトリス
コンピューターパズルゲーム
・・・etc.etc,continue forever⇨
○リラックスアイテム
・チーズケーキ&コーヒータイム
-Home&Cafe-
○season-四季/花鳥風月‐
・四季の彩り
春の満開の桜
夏の青空と大きな雲や虹や夏山の満点の星空
秋の紅葉の色どりや夕焼け空
冬の雪の夜の静けさ
・・・etc,etc, continue forever⇨
○ホッとできる空間・場所
・子どもたちが心ゆくまで安全に遊べる公園
・It`s a small world(小さな世界/こどもの世界)
TDLアトラクション
・・・etc,etc, continue forever⇨
○WORDS-勇気をくれる言葉-
・『でも、やるんだよ』
根本敬先生-
・『うばい合えば足らぬ わけ合えばあまる』
相田みつを先生
・『生きていればきっと、いつかどこかでいいことがある』
浅野いにお先生「素晴らしい世界」テーマ
・『あしたって いまさッ!』
荒木飛呂彦先生「ジョジョの奇妙な冒険」
・『同じ苦しみに迷ったあなただけに歌える唄がある』
藤原基央さん
・『たとえ明日、世界が滅ぶのだとしても
今日ワタシはリンゴの木を植える』ルター
・・・etc,etc, continue forever⇨
○keyword-前向きにしてくれるキーワード‐
・テイクイットイージー
・ホ・オポノポノ
・メメントモリ
・明日は明日の風が吹く
・ケセラセラ
・BE HERE NOW
・パイェーハリ(さあ、ゆこう!)
ガガーリン
・・・etc,etc, continue forever⇨
ー以上が今回思い描いていたイメージのワンダフルアイテムでした。
当為ではありますが、心の中にはまだまだ眠っているワンダフルアイテムたち、また、これから日々出会うであろうワンダフルも含めて、ワタシの中でのアーカイブストックを少しづつでも増やしながら、自らの表現につなげていきたいと思っております。
この記事が参加している募集
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?