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【後悔しない生き方】「介護する側が疲弊しないために考慮すべきこと6つのポイント」と「自宅で高齢者向けの食事を提供する際に考慮すべきポイント8つ」

幸せホルモンがドバドバ出る場所?

ウェルビーイング、幸せを感じるために「幸せホルモン」として知られる神経伝達物質には、ドーパミン、セロトニン、オキシトシンなどがあります。

ドーパミン: ドーパミンは報酬系のホルモンで、新しい情報が得られるときや目標を達成したとき、楽しい体験をしたときなどに分泌されます¹。また、適度な運動や好きな音楽を聴くこと、美味しい食事をすることなどもドーパミンの分泌を促します。

  1. セロトニン: セロトニンは心地よさや満足感を感じるときに分泌されます。例えば、リラクゼーションタイムを過ごしたり、健康的な食事を摂ったり、十分な睡眠を取ったりするときなどです²。また、日光浴をすることもセロトニンの分泌を促します。

  2. オキシトシン: オキシトシンは「愛情ホルモン」や「絆ホルモン」とも呼ばれ、人とのスキンシップや深い対話、信頼関係を感じるときに分泌されます。また、ペットと触れ合ったり、赤ちゃんを抱っこしたりするときにも分泌されます。

これらのホルモンは、私たちが幸せや満足感を感じるときに分泌され、その感情を強化します。しかし、これらのホルモンの分泌は個々の体験や感情に大きく依存するため、何がホルモンの分泌を促すかは人それぞれ異なります。自分が幸せを感じる瞬間や活動を見つけて、それを日常生活に取り入れることが重要です。

今までの研究では、これらのホルモンは、特定の場所にいるときに分泌されるわけではない、とされています。

Home sweet home.

"There's no place like home."/"Home is where the heart is."/"East or west, home is best."

今までの研究では、幸せホルモンは、
特定の場所にいるときに分泌されるわけではない、とされています。
一方、これらのフレーズはすべて、自宅が最も安心でき、心地よい場所であることを表現しています。それは古今東西かわることのない価値観であるといえると思います。

昨日は、ウェルビーイングを目指すために、高齢者向けの食事提供について サービス付き高齢者向け住宅に学ぶことをテーマにお届けしました。

畳の上で死にたい


今日は、高齢者向けの食事提供をきっかけに
自宅でできる介護の道を探してみたいと思います。

「畳の上で死にたい」というフレーズは、
日本の文化と価値観を反映した表現です。

  1. 畳の象徴性:
    畳は日本の伝統的な生活スタイルを象徴しています。畳の部屋は、日本家居の中心であり、家族が集まり、食事を共有し、会話を楽しむ場所です。したがって、「畳の上で死にたい」という表現は、自宅や故郷で、家族に囲まれて安らかに死にたいという願いを示しています。

  2. 自然への回帰:
    畳は天然のイグサと米のワラで作られており、自然素材の温もりと香りを提供します。これは自然への回帰、そして生と死の自然なサイクルを尊重する日本の価値観を反映しています。

  3. 尊厳死の願い:
    このフレーズは、病院や施設ではなく、自分の選んだ場所で、自分の選んだ方法で、尊厳を保ったまま死にたいという人々の願いを象徴しています。最後まで自分らしく、自分の思い願いに、少しでも忠実でいたい。
    これは、自分の生涯の終わり方を自分で決める「尊厳死」の概念と関連しています。

  4. 家族との絆:
    最後に、このフレーズは家族との強い絆を示しています。
    家族が最期を看取ることで、家族間の愛情と絆が深まり、故人を偲ぶ機会が増えます。

以上のように、「畳の上で死にたい」というフレーズは、自宅で家族に看取られながら、自然と一体になり、尊厳を保ったまま死にたいという願いを表現しています。それは日本の文化、価値観、そして人々の感情を深く反映した表現です。

多様化の時代、かつ、立場によって見える景色は、時として180度変わります。「畳の上で死にたい」これは一般的な解釈であり、個々の人々にとっては異なる意味を持つかもしれません。それぞれの人々の感情や経験により、このフレーズの意味は変わるかもしれません。それぞれの人々の感情や経験に敬意を表しながら、このフレーズを理解し、解釈することが重要です。

ウェルビーイング観点で、
自宅での時間を大切にしたい高齢者の方も確実に想定できます。

勝手知ったる自宅で時間をすごしたい、

自分の意思で自分の思うように活動をして毎日をすごしたい。

プロに24時間見てもらえる安心感もいいが、
散歩や酸素カプセルも好きな時に好きなだけやりたい。

高齢になられた方のウェルビーイングを高める環境も大切です。

介護する側の観点


一方、ここで配慮すべきは、高齢者をケアする方の存在です。
なにごとも”持続可能な”状況であるべきで、
一時的なことはどのときでも必要ですが、
それが常態化してしまい、だれかの犠牲の上にだれかの生活が成り立つのは改善しなくてはいけません。

介護する側が疲弊しないために考慮すべきことを6つのポイント

親の介護にむきあうために、自分が後悔したくないために、
仕事も辞めて、縁も友人もいない、ただ住みやすく介護しやすい地区に引っ越すこと、この選択をしたことで体験したこととして、
自宅で高齢者向けの食事を提供する際に、
介護する側が疲弊しないために考慮すべきことを6つのポイントにまとめます。

  1. 自分自身の健康管理
    介護者自身の健康管理は非常に重要です。
    適度な休息やリフレッシュの時間を確保し、適度な運動や健康的な食事にも気を配ることが大切です。

  2. 効率的な調理法の選択
    高齢者向けの食事を提供する際には、効率的な調理法を選ぶことが重要です。例えば、一度に大量に調理して冷凍保存する、
    献立を計画的に立てるなどの工夫があります。

  3. 外部のサービスの活用
    自宅での食事提供は、自分で調理するか、
    外部の業者に依頼するか、宅配サービスを利用するかなど、
    様々な方法があります。
    これらのサービスを活用することで、
    介護者の負担を軽減することが可能です。

  4. コミュニティの活用
    自治体に期待する領域ではありません笑
    一方、地域によっては、「介護家族の会」などの同じ境遇にある人々が集まるコミュニティが存在します。

    もし、お近くにそうしたコミュニティがあるなら
    これらのコミュニティに参加し、
    悩みを打ち明けることでストレスを軽減できるでしょう。

    これから押し寄せる、高齢化社会では
    こうしたコミュニティの有無が、その街の魅力や引っ越すときの一要因になりえるくらい、あるとありがたいものです。
    もちろん、ヒトとヒトの間で起きることですから、うまくいかないケースもあるかもしれません。

    高齢者の割合が高い地域は、
    英語では "Aging Society" や "Aged Society" と表現されます。
    また、特に高齢者の割合が非常に高い地域は "Super-Aged Society" とも呼ばれます。

    これらの表現は、高齢者が全人口の一定の割合以上を占める社会を指します。日本のように、高齢者の割合が急速に増加している国や地域に対してよく使われます。具体的な割合の基準はありません。

    このような地域では、医療、介護、社会保障などの高齢者向けのサービスや施策が重要となります。

    また、若年層の人口が減少することで労働力不足や経済の停滞などの問題が地域邸に生じる可能性があります。これらの問題に対処するためには、政策や社会システムの見直しが求められます。

    でも民間でできることは、基本民間ですべきです。
    そうした時に、コミュニティのもつ力は未来をつくる強力な存在になりえます。

  5. プロ・専門家への相談
    多くの人が介護の素人と考えるほうが適切と考えます。
    様々な場面で困惑してしまうことがあるでしょう。
    地域には様々な介護支援のためのサービスがあるこので、
    これらを使って介護のプロ・ケアマネさんなどから
    助言をもらうのもおすすめです。

  6. 心の持ち方
    介護疲れの対策で大切なのは「介護者の心の持ち方」です。
    自分自身のメンタルのケアとコミュニケーションスキルの向上を心がけることで、より健康的な関係の構築につながるでしょう。

これらの要素を考慮することで、
自宅で高齢者向けの食事を提供する際に、
少しでも介護者が疲弊しないようにすることが可能になります。

ただし、これらの食事を実践する際は、
自分の健康状態や栄養ニーズを考慮することが重要です。

以上を踏まえて、自宅でなにができるか。

自宅で高齢者向けの食事を提供する際に考慮すべきポイントは8つ:

  1. 栄齤バランスの確保
    高齢者の食事は、手軽に食べられる物や軟らかい物、質素な量で済ませてしまうことが増えてしまいます。
    しかし、偏った食事や質素な食事は、栄養のバランスを崩してしまい、健康を損なう原因になります。

    基本的なことですが、
    主食・主菜・副菜を毎日しっかり摂ることが大切です。

  2. 食事の形態
    食事の形態は咀嚼能力に合わせて、常食、軟菜食、刻み食、ミキサー食、ペースト食、ソフト食、流動食など、食べやすい形で提供します。

    フードプロセッサーがあるとぐっと時短になり、
    たすかります。

  3. 食事の提供体制
    自宅での食事提供は、自分で調理するか、
    時として外部の業者に依頼するか、宅配サービスを利用するかなど、
    様々な方法があります。

    エリアによっては、Uberなど出前サービスがあったり、Coopさんなどはもちろん、最近では栄養面の配慮がすごいいろいろな冷凍食デリバリーサービスがあります。

  4. 食事の楽しみ
    食事は栄養を摂るだけでなく、日常生活の楽しみの一つでもあります。
    食事の時間を楽しむために、見た目や香りに工夫をすることもおすすめです。
    もし、足腰に問題がなく、移動の制約がないなら、外食や公園に弁当をもっていくなども”大いなる気分転換”になります。

  5. 食事の環境
    食事の環境を整えることも大切です。
    静かで落ち着いた環境で、
    時に、にぎやかな場所で、
    ゆっくりと食事を楽しむことができるようにしましょう。

    足腰が弱い方には、畳での飲食が苦痛になるケースもあります。
    店内への階段や、店内の掘りごたつですら、その出入りが大変で敬遠することもでてきます。

    美味しい立ち食いそば屋さんも、
    厳しく感じる方もいるようです。

  6. コミュニケーション
    食事の時間は、高齢者とのコミュニケーションの良い機会でもあります。食事の話題を通じて、高齢者とのコミュニケーションを深めることができます。

  7. 自立支援
    可能な限り、高齢者が自分で食事を取ることができるように、
    自立を支援することが大切です。

    人生万般にも通じますが、助けることは簡単なことでもあります。

  8. 地球環境への配慮
    地球環境に配慮した食事は、人間の健康にも良い影響を与えます。
    年齢を問わず、ヒトは皆一時を間借りして、地球に住まわせてもらっている感覚はもっていたいものです。

これらの要素を考慮することで、
自宅で高齢者向けの食事を提供する際に、
高齢者が安心して食事を楽しむことが可能になります。

ただし、これらの食事を実践する際は、
自分の健康状態や栄養ニーズを考慮することが重要です。

(1) 【介護に疲れた方へ】介護疲れを軽減するための支援と対策
 https://kaigo.benesse-style-care.co.jp/article/knowledge/beginner/worries/tired


(2) 高齢者が食べやすい食事レシピ20選|調理方法まで詳しく解説
 https://www.magokoro-bento.com/blog/201901/recipe20.html


(3) 【栄養士協会理事監修】介護食の種類
 https://www.minnanokaigo.com/guide/homecare/meal/


(4) 高齢者の食事で注意したい4つのこと
 https://bing.com/search?q=自宅での高齢者向けの食事提供の工夫


(5) 【栄養士が解説】高齢者食と美味しく食べるためのポイント .... https://kaigo.homes.co.jp/manual/meal/senior_nursing_food/elderly_diet/


(6) 高齢者の食事のポイント | 健康長寿ネット - 長寿科学振興財団. https://www.tyojyu.or.jp/net/kenkou-tyoju/koureisha-shokuji/koureisha-shokuji-point.html


(7) 介護の悩み・負担を軽減するには|介護疲れの実態や頼れる .... https://www.cocofump.co.jp/articles/kaigo/58/


(8) 「介護がつらい...」とならないためのプロからのアドバイス .... https://www.secom.co.jp/kaigo/basic/20170207.html


(9) 家族の介護に疲れたら…|介護疲れの原因、負担を軽減するための対策
https://e-nursingcare.com/guide/trouble/burden-reduction/

(10) 高齢者の食事で気をつけるポイント・悩みと対策【初心者向け】
 https://healthscienceshop.nestle.jp/blogs/isocal/knowledge-carefood-002-index


(11) 高齢者の食事で注意すべきポイントは?重 https://www.cocofump.co.jp/articles/kaigo/66/




(12) 【高齢者の食事】知っておきたい必要量、献立の考え方、調理方法や注意点
 https://www.kaigo-antenna.jp/kaigo-maruwakari/kaigo-kihon/beginner_007/detail-142/



(13) 【栄養士が解説】高齢者食と美味しく食べるためのポイント
 https://kaigo.homes.co.jp/manual/meal/senior_nursing_food/elderly_diet/




(14) 高齢者の食事で注意したい4つのこと
 https://bing.com/search?q=自宅での高齢者向けの食事提供のポイント





(15) 「幸せホルモン(幸福物質)4つ」
 https://kunitachi-clinic.com/column/「幸せホルモン(幸福物質)4つ」ドーパミン・セ/


(16) 【幸せホルモン】セロトニンの分泌で心も体も幸せな毎日を
 https://hiki-clinic.or.jp/column/health/serotonin/



(17) 知っていると役に立つ「4つの幸せホルモン」
 https://s-counseling.com/happiness-hormone/



(18) セロトニンを作る場所は「腸95%・脳5%」でそれぞれ作用も違う
 https://re-curious.com/serotonin-synthesis-location/



いかがでしたでしょうか。
いつか来た道、いつか往く道
最期に幸せホルモンを感じながら人生の幕を閉じるためにも
後悔のない人生を歩みたいものです。

もちろん、生きている間のウェルビーイングを高めるために、
今日6月20日 雨上がりの今朝はウォーキングで
ひと仕事終えて、入院中の親の見舞いの間に酸素ボックスでリカバリーして
今日も一日たのしんでいきましょー!


後悔しない生き方のヒントになれば幸いです。

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