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外国人恐怖症だった僕が1年間でそれを克服した話

「悔しい、悔しすぎる。」

大学一年次に突然、僕の前に大きな壁が立ちはだかった。

その壁は物質的なものからではなく、

見えないものからできていた。


そう、それは、


言葉の壁である


今回は、外国人に追い込まれた僕の、

僕による一年間での変化(外国人の前で堂々と英語を話せるようになるまでの経緯)を

たった300円で約7000字でまとめました!

嘘です!無料です!!



僕と同じように言葉の壁に苦しんでいる人に、

少しでも勇気を与えたい!!!!!!

というか、与えます!!!!!!!!


そんな気持ち・熱意をもって書きました!!!!!!


どうぞよろしくお願い致します!!!!!


1. 言葉が出てこない


大学に入学してすぐに、とにかく生き生きしていた僕は(今もだが)

色んな大学のイベントやサークルにとりあえず顔を出しまくっていた。


しかし、ノリに全くついていけず、無理やり合わせていた自分がいた。


華やかな大学デビューに憧れを持つ、いわゆるダサ大学生であった。(最近はというらしい)


そんな時に、ゼミで知り合った友人に誘われたのが、

Welcome Partyという、他国からの留学生歓迎会であった。


内心、ノリと勢いでなんとかなるべ!と思っていた。


そのままの勢いで、そのイベントに乗り込んだのだが、

この時の僕は、後に苦渋を飲むことを知らない。


イベントが始まってすぐに、留学生の人数の多さに圧倒された。


優に100人は超えていただろうか、

とにかく目の色や髪の色がカラフルで

会場で目がチカチカしたのを覚えている。



さあてと、ブロンズの美女でも軽くナンパしちゃいますか♪♪

と、ワケのわからない自信を胸に、話しかけた。


僕:「ハイ! ハウアーユー??」

ブロンズ美女:「P#&%? w?@!」

僕:「イエー, ユーノー?,ウェル。。。」

ブロンズ美女:「I'm sorry, what?(苦笑い)」

僕:「サンキュー」


自分でも驚いたが、

は????

と思うような英語のレベルであった。


喋れる英語は、How are you? くらいであり、

相手が言ったこともさっぱりわからない。

かなり酷いレベルだった。


たぶん、このときブロンズ美女が言ったのは

Pretty well(めっちゃ元気だよ!!)

だと思うが、それすらも早くて聞き取れなかった。


サンキューと言い放ち、すぐさま逃げ出したが、

どの外国人に話しかけても状況は変わらなかった。

会話が光の速さより速いスピードで、途切れるのである。

自尊心はもはやズタボロであった、、(泣)


ああ、くそつまんねえなあ。

てか、友達はどこ行った??


と思い、友達を探しに行くことにした。

そして、数分後に見つけることができたのだが、

そこには信じられない光景が広がっていた。


なんと、その友達が5人くらいの友達と対等に

英語で議論を交わしているのである。

自信に満ち溢れた彼の顔は、心なしか輝いて見えた。

うわあ、すげえなあ、あいつ。


What the fuck is going on?? (何が起こってんだよ)

とは、まさにこういうことである。


聞くところによると、

彼はカナダに短期間留学経験があったそうだ。


僕もそこに交じり、会話に参加しようとしたが、

やはり状況は変わらなかった。


例のように、あいさつを済ませたら、もう僕の存在は、

地球の酸素濃度よりも薄いのではないか、

くらいの存在になるのである。


どういうことかというと、

ただ友達と外国人が議論しているのをニコニコしながら

見ることしかできなかったのだ。

表面上では笑っていたが、心の中では大泣きであった。

もはや透明人間の能力を得ているのではないか?と思うくらい、外国人の視線は僕にはいかない。


ああ、キツイ。早く終わってくれ。


しかし、この日は72時間くらいに感じるような、果てしない24時間であった。



2. 日本人はなぜ英語が話せないのか

さて、簡単に続きは読ませましぇぇぇぇんよ(うざ)


いったん、日本人はなぜ英語を話せないのかについて考えたので、


この場を借りて、自分なりに語りたいと思う。


まず、皆さんもご存知の通り、日本における英語教育は非常に受動的なものが多く、

文法や読み書きへの比重が大きい。

そのため、そもそも学校で会話の方法を習っていないということが挙げられる。


また、日本はかなり他国に比べて便利なため、

日本語だけで生きていけてしまう。というのも原因の一つである。


それは例えば、他国籍の方は仕事を得るために

海外に行かなければならないから、英語を必然的に学びますが、

日本には仕事があり、お金は最悪アルバイトでも稼ぐことはできます。


危機的状況にないため、英語に必要性がないんですよね。


そのため、そもそも英語を話す機会がない!というのが現状です。


ある統計によると、世界人口の43%がバイリンガルであるのに対して、なんと日本人のバイリンガル率は10%しかないことが分かっている。


最近になって、学校の英語教育にも変化が表れて

少しずつ会話対策もするようにはなってきていますが、

継続的に効率良く、話し続ける勉強をしないと、効果は出ないでしょう。


訪日外国人のほとんどは、

日本人が英語を話すのが嫌そうだから、そもそも話せないから、話しかけづらい。

と、実際に言っています。

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写真の彼らも同様に、ケータイを見ながら迷っていたので、

話しかけに行って、道案内しました。これはその時に撮った一枚です。

そんな彼らも、実際、誰にも話しかけられずに、ケータイで頑張って目的地への行き方を調べていたそうだ。


ぜひ、英語が話せなくても、スマホなどをうまく使って、


困っている外国人を助けられる人が増えればいいなと思うし、この記事を読んでいるみなさんも、やってほしいです。


さて、話がそれたのでさっきの話に戻ろうか。



3. 人生で一番きつかった飲み会

イベントが終わりに近づいたころ、

英語が堪能な友人に外国人たちとの

二次会に誘われたので、嫌々ついていった。

心の底から帰りたかったが、まあいいかと思い、


居酒屋に入った。


今思えば、これが大学生活で初めての居酒屋であった。

かなり緊張していて、お酒も少し怖かったので、

水だけ飲んでいた。


まず、その時点で外国人たちに

「ノリが悪いな」

と思われてしまっていたが、まあ仕方がない。


てきとうにつまみをみんなで食らい、話し始めたが、

そんな数時間で僕の英語力が劇的に上がり、

耳が研ぎ澄まされるわけはもちろんなく、

やはり、なにを言っているのかさっぱり分からなかった。


そのため、ケータイをいじっては閉じての繰り返しで、

閉鎖的になっていた。

鎖国ならぬ、鎖人という施策を行ったのだ


その日、唯一聞き取れたのは、隣の席に座っていた外国人の

「Do you enjoy? (楽しんでる?)」

だけであった。


気を使われていることに気づき、尚更辛くなったのを覚えている。


そして、僕はついにトイレにこもる作戦を使ったのである。


酒を一滴も飲んでないのに、吐きそうアピールをして

トイレに30分くらいこもったのだ。

なんと情けないんだ。。。。(笑)


その後、トイレから出たタイミングで、

三次会にも誘われたのだ。


いやだ、もういやだ


半ば強制的に友達に

外国人留学生が住む国際寮に連れていかれて、また飲み会が始まった。


今度は飲めよ!と友達に後押しされたが、

やっぱりお酒が怖かった。


乾杯をして、酒を飲んだふりをしていたら、

外国人たちにも、もっと飲めよ!!と

言われたので、ここでは水筒作戦を使った。


この日はたまたま水筒を持ってきていたので、

お酒を水筒に注ぎ込み、まるで飲んだかのようにする作戦である。


しかし、水筒に注いでいるのを外国人たちに見られ、

いよいよ、飽きられてしまったのか、それ以降は

今まで以上に相手にされなくなった。


そりゃそうだわな。。。

ノリがめちゃくそ悪いもん、これは。(笑)


結局、三次会でもほとんど話してる内容が分からずに終わってしまった。

外国人たちも困り果て、苦笑いをされてばかりだった。

なんでかはわからないが、とても馬鹿にされているような気分になった。


悔しい、、。悔しすぎるぞ。。。。。くそう


そして、そのまま最終4次会が始まろうとしていた。


外へ行き、カラオケに行く流れになったのだが、


そこでついに、我慢できなくなって、逃げ出してしまった。


友達にも、

どこ行くんだよ!!!!!

と言われたが、

行くあてなど、どこにもなかった。


しかし、そういうわけにも行かないので、

東京周辺で住んでいる友人に

片っ端から電話を掛けた。


もしもし~、泊めてくれい。。。。


そんな時に、家に泊めてくれたのが、正規で大学に入った韓国人の

当時一番仲の良かった友達、ジェヒくんであった。


外国人恐怖症にはなったが、彼は日本語がペラペラであったので、

対象外である。


半泣きで家に駆けこみ、夜会が始まった。


4. ジェヒとの夜会


みなもと~~、どうしたんだよお??


優しい語り口でジェヒが迎え入れてくれた。


とにかく、英語への悔しさとイライラについてを

ジェヒにぶつけ、ストレスを発散した。


彼は、日本語を独学で学んだため、

僕の気持ちに共感する部分が多かったらしく、

真剣に話に付き合ってくれた。


俺も、日本に来てから最初はつらい思いをしたなあ

と、ジェヒ君。


彼によると、最初は、少しアクセントがおかしく、

からかわれることが多かったらしい。


それでも彼はめげずに、毎日なるべく日本人と日本語を話すように心がけ、

周りの目を気にせず、アクセントや文法なんか糞くらえ!!

と思いながら、日本人たちと話し続けていたそうだ。


一定期間それを継続したある日、

急に話せるようになっている自分に気付いたらしい。


この話を聞いた、僕は英語への熱がふっと尻の穴から

ついた気がしたのだ。(は??)


そして、次の日から早速、英語の勉強を始めることになるのである。


歓迎会の後から暫くしても、大学や都内で外国人を見ると、

笑われているのではないか??

と錯覚に陥ったり、実際、去年の歓迎会であった留学生に会うと、からかわれたりもした。


しかし、その悔しさをバネに、本気で英語を勉強し始めるのであった。

5. 一年間の工夫

まず、僕はなにから始めたらいいか分からなかったので、

スマホで、

英語 勉強 方法

で検索した。


すると、最速3週間で英語が話せるようになる方法!とか、

色々なウェブサイトが出てきたが、

もちろんそれを試しても3週間で話せるわけはなく、

最低でも僕の場合2年はかかるだろうなあと見積もっていた。


ネットにある方法をほとんどすべて試したが、

全く成果を感じられなかった。(人によると思いますが、僕はダメでした。。)


そこで、もう自分で工夫するしかないなあ、と思い、自分なりの勉強を始めたのです


その中で、僕が一年間でやってよかったなあと思う英語の勉強方法や、

必要な要素を簡単に以下にまとめました。


【その1】Netflixに加入しろ!!!!

僕は別にNetflixを宣伝したいわけでもなんでもなく、

シンプルに英語を勉強するのに、大変有効なツールであるので紹介させていただきました。


その中でも特に、FRIENDSは絶対に見てほしいです!!!!!

これは、当時の英語教授におすすめされた海外ドラマなのですが、

とにかく日常会話の宝庫や宝庫!!


使われる文法も中学レベル+スラング なので、とてもわかりやすく

初心者の方におすすめです。


また、時間も20分と短くコメディ要素も強いため、飽きなく見れます。


慣れないうちは、日本語字幕+英語音声で見ましょう。

個人的には、一度日本語字幕+英語音声で見た後、

同じものを英語字幕+英語音声で見ることをおすすめします。

頭に、英語が入ってくる感覚を感じられます。


中級者の方は、途中から英語音声のみで見ましょう!!


【その2】英語の講義には10分前に着け!!!!

大学生のほとんどが、講義を受けていますが、

早めに受けに来る、意欲的な生徒は圧倒的に少ないように感じます。


そこで、差をつけるんです!!!

講義に早めに行けば、先生と話せる機会があります。

そこで、なるべく英語の会話練習をしましょう。


先生が来るのが遅い場合は、講義が終わった後、

少しでも時間を頂いて、英語で話しましょう。


個人的には、ネイティブの先生がおすすめです。

発音なども正確に直してくれるだけでなく、嫌な顔をされません。


実際、日本人の先生で授業前に時間をもらえるように頼んだら、

少し嫌な顔をされたので。。。


こういった小さい積み重ねが、大きな結果をもたらします


あなたが、大学生ではなくても同じです。

もし、英語の塾などに通われている場合は、ぜひ同じことをやってみてください!!!!


効果絶大ですよ!!!!!!!


【その3】コミュニティに参加しろ!!!

僕の場合、大学にあるグローバルスクエアという

日本語が堪能な留学生と、英語が堪能な日本人が集まる

コミュニティに参加しました。


そこでは、外国人たちが、無料で英語を教えてくれたのですが、

非常にためになりました。

なにより、そこで友達ができたのが一番の収穫だったと思います。

あなたの大学にもそういった場所があったら、ぜひ行ってみてください!!


あなたが大学生でなくても、

そういったコミュニティはいくらでもあります。

その場合、有料のものが多いですが、

投資する価値は十分にあると思いますよ!!!


【その4】奨学金制度を調べろ!!!

これは、大学生の特権なのですが、ほとんどの大学・学部には、独自の海外に行くための給付型奨学金制度があります。


それを是非とも利用していただきたい!!!!

私の場合、短期留学を応援するための奨学金制度があり、

試験に合格すれば、最大30万円を頂けるシステムがありました。


試験は年に2回実施されるのですが、一回目はなんと書類で落選してしまい、

とても悔しい思いをしました。


半年後の2回目で課題を明確にし、

企画を磨いたことにより、何とか受かり、

1か月オーストラリアに単身で滞在することができました。


とにかく、これを読んだ今から、

大学の奨学金制度を調べてみてください!!!


可能性は無限大でっせ~~~~!!!!


【その5】ひとりごと作戦

この作戦は自分の中で最強でした。

これは、ただ単に、覚えたフレーズや英文を独り言で話すだけです。


これが、思った100倍以上に効果があるんです。

口に出すことによって、定着率がとにかく高い!!

さらに、先生たちに発音チェックできたら、なお良しです!!!


それができない場合は、Googleの音声機能やSiriに話しかけるのが

おすすめです!!!


試しに Girl と発音してみてください。


意外と難しいんですよ。この発音。。

僕は、literally の発音がニガテです(笑)


日記を書いて、それをそのまま音読するのも、かなり良い方法だと思いますよ!!!


【その6】継続

最後になりますが、これが一番必要な要素です!!!!


全国民が当たり前だろ!!!!

と思ったことでしょう。


しかし、継続することほど、難しいことはありません。

実際、継続さえすれば人間って

けっこう何でもできるはずです。

英語だって話せるようになります!


周りをよく見渡してみてください。


スマホがあって、本があって、テレビがあって、水が出る。

家もあれば、自動販売機、電車まである。

作ったのはほかの誰でもなく、われわれ人間です。

商品を大量生産する機械を、生み出したのも人間です。


ほら、なんでもできる気がしてきませんか?(笑)

かの有名なイチローさんもこの格言を残しています。


継続は平凡を非凡にする   

この言葉を胸に、私は継続するように頑張ってきました。


たぶん、あともう少しのところまで来ているのに、

ほとんどの人が諦めてしまっていると思います。


文法?アクセント?

そんなもん糞食らえですよ!!!


もちろんできれば、できるほど良いに決まってますが、最初のうちはとにかく、話して話して話しまくることが1番大事です!!!


いちいち、細かい文法やアクセント、さらには周りの目なんて気にする必要はありません!!


実際、外国人の方もそんなもんは全く気にしてないですよ!!!!!


とにかく話すんです!!!!(笑)


みなさん、あともう少し続けてみましょう!!!

見える世界が変わってきますよ!!!


6. 成果

1年後、完全に英語への自信をつけた僕は、

また同じイベントに参加していた。

もちろん、去年誘ってくれた友達もそこにはいた。


絶対に去年の悔しさを晴らしてやる!!!という思いと

留学生全員に話しかける!!!!という目標で

ものすごい熱で無差別に話しかけまくった。


外国人を前に完全に自信を持って、英語を話せるようになっていたのだ。


既に去年との差は歴然であった。


留学生たちには、

日本人なのに英語がうまいな!!

と褒められたり、


面白いから飲みに行こうよ!!!

と誘われたりもした。


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当時の写真↑↑

もう、この時の私は楽しくて仕方がなかった。

違う言語が話せたら、こんなにも簡単に多くの人と繋がれるのか!!!!

と感極まったのである。。


一年間、継続してよかったなあと心底思えた瞬間であった。


その後、TOEFLの点数を取得し、交換留学の試験にも受かった僕は、


晴れて、アメリカに行くことになるのだった。


まさか、長期留学に行くとは思わなかったが、この時の経験が

間違いなく留学の原点であり、私に海外進出の機会を与えてくれたのだった。


負けず嫌いの性格と、この悔しい経験が僕をさらに強くしてくれたのだった。


みなさんも、言語の壁を一緒にぶち壊していきましょう!!!!



余談になりますが、、、、


大学1年次のTOEICの点数は300点。


大学3年次、留学の4か月後に一時帰国した際に、試しに受けたら890点。


アメリカに戻り、さらに4か月経過した後に


コロナウイルスの影響で強制帰国となる。


現在、受けたら何点とれるかは分かりませんが、

かなり高得点を取れる自信があります。

満点取りたいなあ、なんて。


さらには、違う言語も習得したいと考えています。




ここまで読んでいただき、ありがとうございました!!!!!


少しでもお役に立てていれば、幸いです!!!!!


※写真は全て彼らのプライバシーを考慮して、サングラスをかけさせて頂いております。





みなもと



これでまた珈琲豆が買えます。ありがとうございます。