たべどう

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現実との接点

自分のことをリアルに知ってる人と繋がるSNSアカウントを長年持っていなかったのだけど、最近あるきっかけでInstagramのアカウントを作り昔の友達と繋がるようになった。 私は人間関係が希薄なだけあってあまり人に興味がないので『へーみんな結婚して子どもいるんだなー』くらいにしか思っていなかった、 はずなんだけども、あまりにも自分の生活とのギャップがすごくてちょっとダメージを食らってしまった。 結婚願望もなければ子どももいらないけど、私の人生は人に見せるにはカスすぎるという後

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    • タバコのにおい

      今日においに敏感な人がタバコ臭がダメという話をしていて、喫煙者の私はものすごく申し訳ない気持ちになった。 その人は私が喫煙者だとは知らないので軽い感じで話していたけど、私はずっと自分の服や髪にタバコの匂いがついてないかと気が気じゃなかった。 タバコ臭が苦手な人は世の中にたくさんたくさんいる。 毎日私は誰かに不快な思いをさせているんだろうな。 私は聴覚過敏気味で、人の話し声や音楽に過剰に反応してしまう。 お店で人と話していてもBGMとか他の人が出す音が気になって話を聞いてない

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      • 拝啓　タラの切り身とすり身

        　今日はタラとエビ、あとトマトやらなんやらが入ったスープを作ってお弁当に持っていった。 タラの切り身でテンションが上がった朝だったけど、煮込んでたら身がほぐれてしまって切り身テンションをお昼休憩に持ってくることができなかった。 最高のタラ切り身テンションで午前中を乗り切りたかったけど、やむなくエビマインドでなんとか仕事をした。 エビマインドでもやっていけるな、と考えながら過ごしていたけども、そもそも私はエビもタラも同じくらい好きだったんだった。 私が今日のスープに求めていたも

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        • 埃をかぶるフワフワ

          今朝掃除機をかけたばかりの部屋に豚が転がっている。 掃除機を毎日かけることができるような人ってどんな心持ちなんだろうか。 それも同居人の目があるがためなどではなく、ただ自分の生活のために、自分のためだけに掃除機をかけることができるという心持ち。 強いのか弱いのかどっちなんだろう。 そもそも生活がそこそこうまくやれてると自覚できる人の心持ち、どうなっているんだろう。そんな人いるのだろうか。生活をやるの辛くない？ この豚は10代の時に友達が誕生日プレゼントにくれたもので、名前

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          うまれ

          　家族ぐるみで付き合いをしている友達がもうすぐ出産する。 皆生まれてくるのを楽しみにしている中で、私はその大きなお腹に触ることができない。 　高校時代、仲が良い（と私は思っていた）友人にとなりのトトロを観たことがないという話をしたら、「だから人として何か欠けてるんやな」と言われた。 その後すぐトトロを観てみたらたしかにこれを幼少期観ていたら何か違ったかもしれないと思ったけど、今思えばトトロごときで私の人格が真っ直ぐになっていたとは思えない。 多分そんなことはその友人も分かっ

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          ね

          近所のカラオケ屋が閉店してしまった。 カラオケが好きな私は悲しい悲しいと方々に言ってまわるのだけど、本当はそんなに悲しいと思っていない。少し困っているだけ。いや困ってもいないかもしれない。 生活に必要なあれこれ、なくなると悲しいもの・困るものが世の中にどれだけあるのか考えてみようと思っても頭が回らない。 飽和している。 芥川賞受賞作を読み、2作あるうちの一方に何やら反発を覚えたけどそれは同族嫌悪的なものかもしれないと思う。 飽和の中で何もない人間ができている、飽和した感性。

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          好きを個性にしたくない

          ただ一人で空を見てボーッとしていたいだけなのに、そこかしこに人間の視線が落ちている。 私はそれを拾わずにいられなくて、そんなことをしてる間にいつの間にか青空はどこかへ行ってしまう。 ずっとそうやってきたけど、拾い続けても何もいいことはなかった。 シャボン玉を吹いていても、かばんに忍ばせた白いぬいぐるみを抱き上げていても、そこには必ず視線を拾う私がいて、そうやって自覚した瞬間に好きなことが全部好きでなくなってしまう。 シャボン玉を吹いて、ポンポンと遠くへ飛んでいくのを見ることが

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          プルダック麺と人間

          昨夜、久しぶりにプルダック麺を食べた。 プルダック麺とは韓国のめっちゃ辛いインスタント麺で、数年前に日本でも少し流行った。 最近ペヤングの獄激辛に挑戦するのがYouTubeで人気らしいけど（よく知らないが）、数年前はこのプルダック麺が同じようにYouTuberに食されていたように思う。 私は４年程前にハマりネットでまとめ買いをしてストックするほどだった。とんでもなく肌が荒れた。そして必ず腹を壊す。でも食べてしまう。 当時はあまり店頭に売っていなかったのでまとめてAmazonで

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          たまごやき日記　０

          私はいつまで卵を焼いていられるんだろう。 いつ飽きたり面倒になったりするか分からない、弁当を作ること自体に嫌気が差す日がいつかくる。 それまでに死ぬかもしれないし、仕事がなくなって弁当を作る理由がなくなるかもしれない。 生きるというのは安定とは無縁だ。 だからこそ安定を求める気持ちはみんな持っていて、社会的なあれこれに沿って生きていくことがよしとされている。 私はそれができなかったので、せめて卵は焼きたい。 普通のことが普通にできる人たち、ほとんどの人間に対してすごいな同じ

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          たまごやき日記　崩壊

          私の長所は、卵を焼くのに失敗して「あ、これは巻けないやつだ」と思ってから開き直りグチャグチャにするまでが素早いところです。 だって、グチャグチャにしても卵は卵、おいしい。 今日は帰りにとてもビールが飲みたくなった。 お酒が飲みたくなることが随分久しぶりな気がする。 チーズおかきと、余っていたグチャグチャ卵をつまみにビールを飲んだら一本でフワフワして、いつもと違う物の見え方になっていく。 我が家のぬいぐるみたち、いつもかわいいけど2倍愛おしい。 iPhoneを使い出してからも

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          たまごやき日記　事故

          牛乳を使った甘いたまご焼きに挑戦した。 水分を入れると柔くなるのでひっくり返すのが難しいな〜と思ってたら大事故が起きる。 私の使っている古いたまご焼き器は、随分前から壊れて取手の部分がクルクル回るようになってしまっていた。 今日はひっくり返すのに苦戦していて、取手の部分を握ってたまご焼き器の角度を変えようとしたら、クルクル部によってたまご焼き器が変な方向に回りたまごが火の中に落下しそうになった。 一瞬、半分火の中に入ったたまごはなんとか無事だったものの形はぐちゃぐちゃになって

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          たまごやき日記　ピントがもやし

          3年程前に毎日懸命に弁当を作っていた時期があって、カロリーも食費も完璧に計算されたものだったんだけど、1ヶ月くらいで電池が切れたようにパタリと作らなくなった。 その時のお弁当の写真を今朝見てみたら、5種類のおかずが入っていてびっくりした。そりゃ続かないよ。 牛乳を入れて作るとおいしい厚焼きたまごができると人に聞いて、調べてみたら明治おいしい牛乳の公式サイトにレシピがあった。 おいしそう。おいしい牛乳ってネーミングが強くて好きなんだよな、おいしい牛乳だよ〜ってあんな全方向か

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          たまごやき日記　ピントがもやし

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          たまごやき日記　1日目

          たまご焼きを上手に作れない。たまご焼き、玉子、卵、タマゴ。 料理は嫌いだけど、たまご焼きを作るとなんだか心が落ち着くことに気がついたので、できるだけ毎日たまごを焼いてみようと思った。 美味しく美しいたまご焼きを追求する気はなく、ただ意識低く焼き続ける。 わたしは向上心がない生き物だから、それくらいが一番楽しい。 最近お弁当を作るようになって、鶏卵の有り難みを感じる。 卵があるだけでおいしい。カレーに卵が落ちていると嬉しい。 もともと好きな卵が、自分で調理することで素晴らしい

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          たまごやき日記　1日目

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          退職してから生きる感じになってくるまで

          今までTwitterでハードに死にたいbotをやり続けていたけど、昨年仕事を辞めてから徐々に人間になってきたのでその過程を書きます。まだ半分死にたいbotだけどね。 仕事が辛くて心が死んでいた。 心が死んでいると辞めるのも面倒で、死んでしまった方が早いと思っていた。 でもまあとりあえず一旦辞めてのんびりしてから死んでもいいんだよって自分に言い聞かせ、先日無事退職日が決まった。 それからは死んでいた情緒が復活していくのを日々感じて、死にたさも落ち着いてきたのだけれど、冷静にこ

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