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無料には価値が無いのか?【kindle書籍】

無料のものに価値はあるのでしょうか?

人はお金を出して買わない物には価値を感じられないと言いますが、そもそも「価値の無いもの」なんてないと思います。

いくら「無料」といっても、何もないところからモノは生まれません。必ず作っている人がいます。制作の裏には一所懸命に頑張って作ってくれた人たちがいるのです。

たとえばkindleの無料電子書籍。Amazonのサイトでは毎日無料の本が販売され、世界中で読まれています。

kindleの無料電子書籍は無料と言っても期間限定であって、本来は有料のものです。

無料、有料と考える必要はありませんよ。

時間の価値

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Kindle本の個人出版も増えており、出版の裏では著者の「貴重な時間」が使われています。

実際、読む側も「貴重な時間」を使って読んでいます。時間にはお金以上の価値があるっていいますよね。お金は増やせても時間は増やせません。読む時間を支払っています。

つまり、お金を払ってなくても無料と思う必要はないんですよ。

僕は以前、定価3万円の本を買ったことがあるのですがその本は今でも読んでいません。僕の中では500円でも価値を見出すことはできませんでしたし、おそらく0円でも読まないでしょう。

結局、本は価格で決まらない。

読むべき人と読んでも意味のない人がいる。
無料も有料も一緒です。

価値は自分が決めるもの。
結局、良いか悪いかは読む人次第ですよね。

有料本を買って起こる「失敗」

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こんな経験は無いでしょうか?

「人気の本を買ってみたが、おそろしくつまらない。とはいえお金を払って買ってしまったので仕方なく読み続けている。」

本を買ったことがある人なら一度は経験したことがあることではないでしょうか。

この「失敗につながるとも言える投資」は専門用語でコンコルド効果、または「サンクコスト効果」と呼ばれています。ちなみに「サンクコスト」とは、「すでに回収ができなくなってしまった投資費用」のことです。

コンコルド効果とは、ある対象にお金や時間を投資し続けることが損失になるとわかっていても、それまでの投資を惜しみやめられない心理のことを言います。
引用元:コンコルド効果を知れば、「もったいない」で損しない!!

お金を払ったのだから価値を見出さないといけない」という考え方は本を買うときに起こりがちです。

「せっかく買ったのだから元くらい取らないと!」という考え方だと投資のスパイラル失敗の沼にズルズルとハマってしまいますよ。

他人事ではないですけど。

無料なら多読ができる

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幸福度ランキング世界一位のフィンランドは図書館利用率の高い国として知られています。人口わずか550万人の国でありながら年間6800万冊もの本が貸し出されています。

本を読むだけで幸福になれるというわけではないと思いますが、わざわざ図書館に行ってまで本を読むという点に意味があるのではないでしょうか?きっと、心にゆとりがあるのでしょうね。

そもそも幸福度が低かったら、図書館に行こうとも思わないですよね。

図書館に行くのは良いことだと思いますが、ある意味「時間がある人にしかできない行為」とも言えます。

図書館に行く時間が無い

「そもそも時間が無くて図書館なんか行ってられない!」という人も多いかと思います。

僕も昔、図書館通いにハマっていた時期があったんですが、家から遠かったので行き来するのにかなり時間がかかりました…。

kindle本であれば図書館に行く必要も本を返却しに行く必要も無いんですよね。無料のkindle本なら値段も気にせず今すぐに「即ダウンロード➡即読書」の流れが作れます。

結果、「借りる↔返す」の時間が省けるのでより多くの本を読むことができます。時間節約したと思えばゆとりを持って本を読むことができます。

多読に一番オススメな方法

無料本を読むのも良いですが、さらに多読するにはkindle unlimitedをオススメします。

kindle unlimitedは月額制の本の読み放題サービスです。人はお金を払うと「元くらいは取りたい」と思ってしまう部分がありますが、kindle unlimitedは値段で言うとおよそ本1冊ぶんです。

一冊1,000円で買った本に時間をかけるくらいなら、色々な本に目を通して気に入った本を選んだほうが良いと思います。合わないなと思った本は最後まで読む必要は無いんです。そもそも、

時間がもったいない。

多読するならkindle unlimitedは最高の選択と言えるでしょう。

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まとめ

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無料には価値があるのか?というタイトルで話してきましたが、無料の本には価値があります

「無料だからどうせたいしたこと無いんでしょ?」という価値観で物を判断するともったいないですよね。

また、「有料だから価値を見出さないといけない」という考え方も投資の連鎖にはまる危うさがあります。

kindleは無料本も多く、多読にも効果的です。

より多くの本から知識を得るのであれば、無料という選択肢は間違いじゃないと思います。

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