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起業、転職、海外ビジネス

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在米20年と海外ビジネス(北米、ヨーロッパ、アジア)と起業経験と最近は中小企業の承継に至るまでの経験をシェアしていきます。
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2023年8月の記事一覧

FCC問題 Sharpモニター|A&A Japan8

FCC問題 Sharpモニター|A&A Japan8

デスクトップコンピュータは、本社フォートワースで設計製造していました。しかし、周辺機器のモニターやプリンターは、全て日本メーカーのOEMでした。80年代はまだまだ台湾や韓国メーカーが台頭して来る前でした。

米国で販売する製品は、電波障害をクリアするためにFCCの認証取得が求められます。

当初は単体取得でしたが、コンピュータ本体に接続する周辺機器をセットで合格するようにFCCルールも変わりました

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厳寒のシカゴ@FTWの3年間

厳寒のシカゴ@FTWの3年間

カンクンで理由もなくbump offされゲットした$100航空チケット。これを使ってクリスマス休暇をシカゴで過ごしました。というのも友人キャロルが、兄達とスキーに行くけどジョインする?との連絡で2つ返事で行く事にしたのでした。

米国でも遠距離電話代も高かった時代で、当然電子メールやSNSもなく、筆豆でもないのにどうやって近況や友人の消息を取り合えていたのか記憶が定かではありません。

携帯電話や

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射撃@FTWの3年間

射撃@FTWの3年間

80年代はテレックス時代。

電子メール登場がccMailで80年代後半。今のようなインターネットはなく、情報の孤島とはどういうものかも身をもって体験して来ました。

日本の情報源は、会社が駐在員向けに送ってくれる数冊の週刊誌だけ。駐在員は私以外に家族同伴の方々が3家族。一番若手の独身の私に週刊誌が廻って来るのは、発売日から1-2ヶ月遅れ。それでも日本の情報と活字に飢えていたので、週刊誌は隅々まで

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取れない電話|A&A Japan7

取れない電話|A&A Japan7

駐在員に選ばれたとはいえ、英語が堪能だった訳ではありませんでした。

1年間の交換留学経験@SDSUで、聴き取りが上達し、日常会話が出来る程度でしたが、駐在早々にガツンとやられたのが電話でした。

電話番号を全く聴き取れない。

後でこの電話番号に…と電話の向こう側で番号を言われても書き留めれず、聞き返す前に相手はガチャンと受話器置き、プーという虚しい音が残るだけ。

アメリカ人は、数字の言い方も

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ノートパソコン|A&A Japan 6

ノートパソコン|A&A Japan 6

Radio Shack店舗社員は土日なく働いているので、本社バイヤー含めて、自主的にManager以上は、土曜日は半日勤務になっていて米国企業としては、どこか社風が違っていました。

駐在初年度の頃は、テキサス州にはまだBlue Lawsという法律が生きていて、教会に行く日曜日は小売販売などのビジネスは禁じられていて、店舗は閉まっていました。気晴らしにショッピングモールに行っても午前中は皆閉まって

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AIと水紛争

AIと水紛争

世界的に今年の夏の暑さは異常ですね。朝7時は気温30℃、1日の最低気温が27℃! アリゾナ州ではアスファルトの道路で転倒したりすると路面が熱く火傷を負う事故まで起こっているようです。人間の横暴さに地球という自然が怒っているとしか思えません。

さてそんな夏、下記のニュースが目に留まりました。(下記題名クリックしていただくとニュース記事が読めます)

喉カラカラの人口知能。人間とAIは水を奪い合うか

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