ぽんど

ほどよく寂れた場所が好き。 休学中。

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ほどよく寂れた場所が好き。 休学中。

最近の記事

休学中、どこに行ってもマルチな働き方をしてるせいで軸がわからない。でもその中で何か極めたい!っていうのでもない。ずっとマルチでいたい。というか多方面に詳しい人でありたい。やはり市役所か町役場が一番?

    • 島を離れて北陸に住み始めた。本土はこんなにも隣の場所と地続きで、思い立てば夕方から2つ隣の市に出かけることさえできる。 誰かにそれを観察されることもないけど、どこか繋がっている感覚。 これくらいがちょうどいい生きやすさ。

      • 心地よい立地ってなんだろう

        最近なんでこんなストレス続きなんだろう?と思ってふと12月まで住んでた家の前まで行ってみたら、ここ3ヶ月感じなかった心の安らぎを感じた。 それは、前の家の方が、通勤路の自然環境が豊かだったから。 商店も公共施設も何もない地区だけど、広い道と、一面の田園風景があって、「なにもない」を心の底から楽しめる空間の広がり。 こういう場所が私は好きだったんだ、と思った。 前の3ヶ月もしんどいこと、泣きたくなること、自分に合わないことはいっぱいあったけど、それでもこの景色があったから救

        • ひとを感じる倉吉旅

          急遽決めた鳥取旅 最近ストレスでいっぱいいっぱいで、これ以上ここにいるのはしんどい…と思い、急遽決めた鳥取旅。 1日目は松江に用事があったため、松江で1泊。2日目の朝も松江の宿でのんびりし、ゆったりとJRへ。 私はよく行き先を決めず降りたいところで降りる、という旅をするのだけれど、残念ながら鳥取は伯耆大山以東はICカードが使えないので、とりあえず倉吉駅までの切符を買った。 鳥取市にも行きたいけど、時間的に2か所行けるか分からないので、余裕があれば鳥取市へも、という気

        休学中、どこに行ってもマルチな働き方をしてるせいで軸がわからない。でもその中で何か極めたい!っていうのでもない。ずっとマルチでいたい。というか多方面に詳しい人でありたい。やはり市役所か町役場が一番?

        • 島を離れて北陸に住み始めた。本土はこんなにも隣の場所と地続きで、思い立てば夕方から2つ隣の市に出かけることさえできる。 誰かにそれを観察されることもないけど、どこか繋がっている感覚。 これくらいがちょうどいい生きやすさ。

        • 心地よい立地ってなんだろう

        • ひとを感じる倉吉旅

          肩書きが欲しいだけ?

          休学前、外堀ばかりが埋まって、内面が空っぽな自分が嫌だった。 自分には何もない。ないのに、表面的なところだけを掬われて、「色々やってるね」「凄いね」とまとめられてしまう。そう褒められるほどに、益々自分の空虚さが際立って、どうしようもなく自分が情けなかった。 だから、休学は、「内面を豊かにすること」が自分の目標だった。 確かに休学1ヶ月目は、今まで触れたことのない世界に飛び込んで、新たな発見が大量にあって、満たされている感覚があった。自分が豊かになっていっている、これこそ

          肩書きが欲しいだけ?

          私が休学した理由

          「なんで休学したの?」 この質問を何度もされてきたが、休学4か月目の今も、他人に語れる答えは出せない。 「他人に語れる」と書いたのは、外に出せるキラキラした部分だけではなくて、自分の暗い部分が複雑に絡んでいるから。 理由はこれです!と分かりやすく一言で提示できるものでは到底ないのだ。 だから、このnoteはそんな複雑な部分を自分の中で紐解くために、大学時代を簡単に書いてみることとする。 大学1年、1人でいることを選んだ初めに言うと、私は大学に友人がいない。 入学当初友

          私が休学した理由

          名前を知らない大好きな人たち

          嬉し泣きなんて、いつぶりにしただろう。 大学に入ってから、色んなことがしんどくてたまらなくて、日々泣くことでしかその感情を処理することができなかった。涙が止まらないのは自分が弱いからで、何にもできない自分が情けなくて、仕方なかった。 だから、嬉し泣きなんて、もう、いつぶりにしたか分からなかった。 その嬉し泣きの理由は、名前も知らない、でも毎日のように会っていたタクシーの運転手さんたちが、私を覚えていたことだった。 ---------------------------

          名前を知らない大好きな人たち

          学部選びを間違えた

          タイトル通りなのだけど、大学3年生の私は、学部選びを間違えた、という気持ちで毎日過ごしている。 私の通う学部は文理融合系。最近流行りの、といってしまえばそうなのだが、やろうと思えば哲学や心理学、社会学、物理学、生物学、数学、…と、とにかく何でもできるよ、という学部だ。 高校生の私が文理融合の学部を選ぼうと思ったのは、 ①自分が医療系の仕事に就きたくて理系に行くか悩みつつ、結局文系を選んだことにもやもやしていたから ②認知と言語との関係性に興味があったので、多方面から考える

          学部選びを間違えた

          国立大学寮に2年間住んでみて

          大学1年入学当初から2年生の3月頭まで、とある地方国立大学の寮に住んでいた。 そこで感じたことを、プラス面とマイナス面で書いていきたい。 ○プラス面 ・何より家賃が安かった。 月6,700円しか家賃がかからなかったし、水道光熱費も基本料金のようなものがなく大学の敷地内として使用分だけ請求されたので、大学生にしては随分貯金できたかな、と思う。 お金がかかることがストレスに感じる自分にとっては、出費が嵩むストレスは減らせた。 ・学校からそこそこ近かった。 寮から坂を下りるだ

          国立大学寮に2年間住んでみて

          突然壊れた話

          私はこの田村芽実さんの言葉を、そうかそれは大変だななんて、素直には受け止められなかった。1月中旬から2月上旬の自分がまさにこうで、突然襲ってきた感覚に、一体自分がどうしてしまったのか訳がわからなくて、毎日いつこの波にのまれてしまうのか、困惑し続けた。 発端は12月の初めに、新型コロナウイルスに感染したことだった。 症状自体はインフルエンザと同じくらいで自宅療養で済む程度だった。それ以上に自分にとって大きかったのは、大学を1週間程度休んだことだった。 高校までと異なり、大学は

          突然壊れた話

          〇〇人とは何か

          私には大好きな叔母がいる。 どんなところで怒るか分からなくて、私はいつも導火線に触れないように探り探り話すけれど、導火線に触れない範囲なら会話を楽しめる人。 何でも自分の話に持っていってしまう父とは違って、同じ話の中で膨らませながら一緒に盛り上がってくれる人。 2割くらい好きになれない部分があるけど、8割くらい好きな人。 けれど、先日の発言は、あまりにも衝撃的で、その2割と8割の関係がひっくり返りそうになった。 私たち2人は先日、兄の入っている大学の合唱団の演奏会を見に

          〇〇人とは何か

          「人生の主役じゃない」という言い訳

          前のnoteでもちょっと書いたけど、今までの色んな出来事の結果、自分には「人生の主役じゃない」から、私は他の人みたいな贅沢なことはできない、という思いがある。 そんな風にして生きてきたから、今まで自分の将来に対して「誰かの脇役でいたい」「縁の下の力持ちでありたい」などと考えてきた。 それはそれで大切な役目で、華々しいことをしている裏で動いている人も必要。だから自分はそうなればいいと思ってきた。 でもこの人生の主役じゃないという言葉に、変に締め付けられてきたようにも思う。

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          「普通」になれない

          私は本当に小さいとき、それこそ物心ついた頃から、自分の家は一般とちょっと違うな、と思って生きてきた。 勿論どんな家にだって他の家と違うところはあるけど、たぶん他の家では予想もしないところで違っていた。 基本の「き」にもならない根本からずれていて、普通の道を歩もうにも、最初から道が違うから戻るための道がなかった。 他の人を見ていると、「ああこの人はちゃんと一般人になるための躾をされてきたんだ」「この人の家庭はきっとまともだ」と思ってしまった。 幼い頃からずっとそうで、自分が

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          私がzoomが苦手な理由

          大学の授業、サークルのミーティング、オンラインセミナー、説明会、短期インターンシップ。 色んなところでzoomを使ってきたけれど、 zoomを使った後、毎回ものすごく疲労感があった。 その度に 自分はデジタル社会に合わない人間なんじゃないかとか、 リモートコミュニケーションが主流な時代に追いつけてないとか、 卑屈になった。 でも、ある日、 それはデジタル疲れが主な原因ではないんじゃないかと気づいた。 もしかすると私は、 そもそも真正面から人を見て話すことが苦手なんじゃな

          私がzoomが苦手な理由

          どこでもドアと、他者との関係性。

          ドラえもんにしばしば登場する「どこでもドア」。 もしこれが現実にあったら?とちょっと想像してみた。(仮定の話として、今のスマホみたく、ほぼ全家庭にあるもの、としてみる。) 1.メリット 何と言っても、移動が極端に簡単になる。 例えば日常の買い物。10キロのお米を買ってもそれを自転車の荷台に括り付けてきつい坂を上って帰る、なんてことはしなくていい。ドアを開けばすぐそこが家。 車を使う必要もない。だから当然、ガソリン代が浮く。車検代も、車の維持費も、自動車税も、何もいらない

          どこでもドアと、他者との関係性。

          格差の優劣

          松本杏奈さんが叩かれている件について少し思うことがあったので書きます。 松本さんは、徳島からスタンフォードに進学したことで、最近注目を集めてる人。海外大に進学する人なんてそうそういない四国。そんな地方格差がある中で自分で情報を収集して、やっと自分がいられる環境が見つかったと、これまでTwitterをはじめとして様々な媒体で発信をしてこられた。 愛媛県の中でも人口減少が著しい南予地方出身の私にとって、そんな松本さんは、四国からそんな人材が出せるんだ、と驚かされる存在だった。

          格差の優劣