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とにかくQOLを向上したい人のブラッケンステーキとバレンタイン

やっほー 某ぽなちゃんだ。



菓子はあんまり得意でないぽなちゃん、2024バレンタインはオランジェットとタルトタタンに挑戦する、の巻。




と、その前にディナーの話。
バレンタインディナーはブラッケンステーキにしよう。
ブラッケンってのはblackのブラッケンドね。
真っ黒なステーキのことです。
キャー素敵ー。なんつって。

ステーキ用牛塊肉×2



どうやってステーキを真っ黒くするのかって?
肉にハーブやスパイスをたっぷりまぶして、焦がすように焼くのさ。
お好みのスパイスでどーぞ。
今回はコリアンダー、パプリカ、チリパウダー、ホワイトペッパー。
ちなみにパプリカパウダーだけはめちゃめちゃまぶすのでマストです。

最悪パプリカパウダーだけでも良い



常温に戻しておいた肉に、まずは塩をすりすり。


パプリカパウダー以外のスパイスをすりすり。


最後にパプリカパウダーを超まぶす。
全面覆う感じでまぶす。とにかくまぶす。
このパプリカが良い感じの焦げになる。
ハーブやスパイスをたっぷりまぶしちゃうと味が強くなっちゃうから、無害なパプリカをまぶす。

無害なパプリカとは一体


鉄鍋を煙がでるくらいアチアチに熱して、肉屋でもらった牛脂をひこう。


火は弱めずガンガン焼いていこう。



煙が出まくって超ビビるけど気にせず焼いていこう。
家族が家にいたら、煙ヤバいね?って高確率で言われるけど、いや別にそうでもないよ?って澄ました顔でやり過ごそう。
とにかく強い心を持って。トングで肉をギューと押し付けながら、全面真っ黒焦げにしよう。
この焦げがうまみとなる。
あと見た目がめっちゃオシャレになるからまぁ見てな。

やはりパプリカまぶすと超黒くなる



肉が真っ黒焦げになったらホイルで優しく包もうね。

うんこ1


もいっちょ優しく包もうね。

うんこ2



マジでホイルの上に焼いた肉のっけたらうんこになる謎の現象に誰か名前つけて。偉い人誰か。お願いします。
お肉は包んだら粗熱がとれるまでしばしおねんねさせとこう。

おねんね中のうんこ


ステーキソース作りだ。
バター、ワイン、コンソメ、醤油、みりん、砂糖、バルサミコ酢。


くつくつ煮ていこう。
ホイルの中に溜まった肉汁も忘れずにいれようね。
少しとろみがついたら完成。


おねんねさせておいた肉。
食べやすいようにカットしよう。
ね、赤と黒の対比が良い感じでしょ。


皿にマッシュポテト、そして肉を良い感じにのせよう。
最高の焼き加減である。


ソースかけて、塩添えて。
付け合わせはスナップエンドウ。
スナップエンドウの弾ける食感大好きなんだわ。
いつだってどんなときだって弾ける笑顔、あの頃の無敵だったウチらを思い出すね?
ハッピー、ラッキー、ラブ、スマイル、ピース、ドリーム!

かつてうんこ1だったもの


かつてうんこ2だったもの


野菜たっぷりのミネストローネと共に。
肉はマジで超・うまい。
焦げが香ばしい。
ステーキでマッシュポテトを巻き巻きして食うのうまいよ。
おやつもあるので控えめにな!




さってと、オランジェットだ


オランジェットって作るのになかなか時間のかかる面倒なスイーツだ。なんと4日もかかった。
なぜそんな面倒なもん作ったのかだって?
オット氏がオランジェット好きだからだよ。
何を隠そう、ぽなちんはオット氏のことが大好きだ。
好きな人に好きなもの作りたいって気持ち大切にしよ?バレンタインデーくらい正直に生きようぜ。



とはいえ作り方を調べると、まずは柑橘を毎日砂糖で煮てコンフィにすると。そんで時間かけて乾燥させる。それは余裕でできそう。
そしてチョコでコーティングするんだけどそのチョココーティングするためのテンパリングっていう工程が一筋縄ではいかないようで、チョコを溶かして(50℃)、今度は温度を下げて(27℃)、また上げる(31℃)っていう謎の工程が必要らしい。なにそのメンヘラ?情緒不安定なの?こっちがテンパるんだが?

さすがにそんなメンヘラチョコレートにはかまってられないから富澤商店で買いました、テンパリング不要チョコ。巷の噂によるとテンパリング不要チョコは味が落ちるらしいけどどうでしょう?

みかんとオレンジは有機栽培のものを買いました



有機栽培オレンジとみかん。



よく洗ったら、爪楊枝でプスプスと穴を開けよう。


熱湯で2〜3分ゆがく。


冷水にとって冷まして、5mmスライス。
種を取り除こう。



ほんのりあったかくて柔らかいみかん、ジューシーで美味しそう。


砂糖の用意だ。
とんでもねぇ量の砂糖だぜ?250g。



水350入れて、煮溶かそう。



オレンジを並べて落とし蓋して15分弱火でコトコト。
そのまま冷ましてまた明日。

day1



翌日。
更に砂糖150加えて落とし蓋して15分コトコト。

day2



更に翌日。
またまた砂糖150入れて15分コトコト。
砂糖が無限に溶けるんだが?これいつ飽和すんの?

day3



その翌日。
オレンジが透き通ってクタクタに。
食べてみたら超・甘い。
でも超・ウマい。
このオレンジの煮物をオット氏が見つけて『これ何ぃ?サクレ作ってるの!?』って言われたけどサクレちゃうわ。

day4



シロップから取り出したオレンジを網に並べて、オーブンへ。



100℃で1時間乾燥させよう。
30分でひっくり返す。


第二陣。
第一陣がちょっと硬めの仕上がりに感じたので、乾燥時間を45分に縮めた。



残ったコンフィとシロップは瓶で保存しておこう。



乾燥させたらオーブンから出して更に乾くまで外に出しておこう。
左が第一陣、右が第二陣。
かみごたえがあるハードタイプと、ジューシーなセミハード、どちらも良い感じ。
あとはチョコを溶かして、ドライクランベリーとピスタチオを飾ろう。



あんまりアチアチになるといけないとのことで、レンジではなく湯煎で溶かしてみた。




オレンジにチョコをディップして飾って冷まそう。

かわええ




お次は、タルトタタン


りんごが一つ余っていたので。
12等分にカット。



たっぷりの砂糖をたっぷりのバターで溶かそう。
いやしかし、菓子っちゅーのは本当に砂糖を使いまくるな。



砂糖が溶けたら、カットしたりんごをソテー。



りんごがしんなりして砂糖が色づくまで、じっくり加熱。



ジルごとタルト型に並べよう。
このジルが、焼くと更に煮詰まってカラメルになるらしい。


タルト生地です。
薄力粉とバターと砂糖と塩をフープロでガー。



卵黄と水を少し入れてまとめよう。
ラップに包んで冷蔵庫で少し寝かせる。

おやすみ生地



寝かした生地を起こして、伸ばしてタルト型にかぶせよう。

おはよう生地



ピケします。



190℃のオーブンで40分。



アルミホイル被せて更に30分。


できたらひっくり返して冷ましておこう。


型を外すとどうでしょう。
すんごいカラメルっててうまそ。



切り分けて、ゆるめに立てた生クリーム添えてシナモン振って完成。
こってり甘いリンゴとサクサクタルト、甘さ控えめの生クリがめっちゃ良いハーモニー奏でててこれはかなり日本フィルハーモニー交響楽団。



オランジェット1。
ちゃんとしたものが完成してなんか感動した。
セミハードなオレンジの方が、ジューシーでうまい。
テンパ不要チョコはまずいらしいが、比較してないのでよくわかりません。充分美味しいです。



オランジェット2。
大好きなオランジェット、好きなだけ食い放題できて最高。こんなにオランジェット食うことも中々ないよね。

買うと意外と高いよね



タルトタタンの生クリーム、ただのゆるめの生クリームなのにオット氏が『なぁにこのクリーム!?すごいね!美味しい!これすごい!クリームは全部これにしよう!』ってえらいはしゃいでてなんかウケた。マジでただのゆるめの生クリームなのに。

はしゃぐポイントそこぉ?
クリームは全部これって何ぃ?




オレンジのコンフィとシロップは、ソーダとウイスキー入れてフルーティなハイボールにしたらすごくうまかった。


たまにはお菓子作りもイイね!

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