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たまごの形をしたゲーム

4月にある復活祭イースターのことを考えていたら「たまごの形をしたゲーム」の存在を思い出しました。

たまごの形といえば、間違いなくあのゲームしかありません。
90年代には社会現象も起こり、話題になりました。

ふと思い出したあのゲームのことについて、今回はお話ししたいと思います。


たまごの形をしたゲームといえば

たまごの形をしたゲームといえば「たまごっち」です。

1996年にバンダイから発売された、たまごの形をした手のひらサイズの小さなゲームです。
キーホルダーとしてバッグなどにぶら下げられるようになっています。

1997年には社会現象になるほど爆発的な人気を誇り、全国のおもちゃを取り扱う店では売り切れが続出していたそうです。

参考⇒ たまごっち


個人的な記憶上の話

私がたまごっちを手にしたのは小学校1~2年生の頃でした。

持っていたシリーズは「てんしっちのたまごっち」という、パステルカラーをした天使シリーズのたまごっちだったのですが、まわりで「てんしっち」を持っている子はひとりもおらず、私は家でひとりで育てていた記憶があります。

そもそもてんしっち云々以前に「たまごっち」自体を持っている子がひとりもいなかったので「流行が去った頃に買ったのかもしれない」と長年思い込んでいたのですが、てんしっちのたまごっちが発売されたのはちょうどブームの頃、1997年。

ということは小学生女児の間では流行していなかったのか、もしくは単に私のまわりでは持っている子がいなかっただけなのかは謎です。


ゲームの内容と育てることの難しさ

みなさんは「たまごっち」を育てたことはありますか?

私はてんしっちを育てるにあたり、キャラクター一覧が載ったムックも読んでいました。
「てんしっちになるのはいつかなぁ」「ふたごっちもかわいいなぁ」とムックを開いてはウキウキしていました。

しかし実際に育ててみて、育てることの難しさを知ることになります。
※さすがに記憶が曖昧なので間違っている部分もあるかもしれません

非常によくお腹を空かせる。人間では考えられないほどのウ〇コの頻度。
ちなみにウ〇コをしたら、マメにお掃除をしてあげなければなりません。

もちろんたまごっちは家に置いていたので学校に行っている間はごはんをあげることはできませんし、お掃除もできません。

気がつけばおやじっちになり、確かサムという顎が割れたおっさんに育ったこともあったと思います。

てんしっちは?ふたごっちは!?

おっさんを見た瞬間からごはんをあげる気力は無くなってしまい、やがてウ〇コが溜まってきた頃におやじっちは更に進化を遂げます。

ラッキーう〇ちくんです。
ラッキーう〇ちくんにもなると、もうごはんは食べなかったはずです。

どこがラッキーだよ。

ここでお墓が出てきて、お別れです。

お別れをした後は、もう一度リセットを行いはじめから育成を行うことになります。

このパターンを3~4回ほど繰り返しましたが、そもそも学校に行っている間におやじっちに進化していたりするので、もうどうにもならないゲームなのです。
これはてんしっちではない、おやじっちだ」と考えるようになり、気づけば育成もやめてしまっていました。


現代のバージョン

今現在、たまごっちがどうなっているかということをご存知でしょうか。

フルカラー高画質になっているのです。

しかもたまごっちたちはお洋服を着るなどし、おめかしもしています。
本体の種類も豊富ですし、キラキラしていてとても可愛いです。
サイズは当時のものに比べると少々大きくなっているようです。

私たちの頃はモノクロ低画質で「これは何ていう子かな?」状態でしたが、今現在そのような雰囲気は感じられません。

ただ、本体の素材は昔の方が少々高級感があったようにも思えます。


あと最近だと「かえってきた!ちびたまごっち」といって、3~4年前に復刻版が発売されたこともあり、メディア等で話題になりました。

当時のモノクロ、低画質をそのままにミニサイズで6種類展開された時は少し買おうか悩んだほどでしたが、今はプレミア価格になっているようです(またこの画面に写っているシンプルなキャラは何ていう子なのだろう......)。

他にも「きめつたまごっち」といって鬼滅の刃をモノクロでモデル化したパターンは発売されてまだ間もないようです。

※こちらはAmazon限定モデルのようです。
鬼滅の刃がお好きな方はプレイしてみてはいかがでしょう。

あれ?
きめつたまごっちは、ごはんをあげなければどうなるのでしょうか。

考えるだけで恐ろしいものがあります。


ちなみにですが私が当時買った「てんしっち」は、まだ綺麗なまま自宅にあるということに気づき驚きました。
壊れていなければ電池を入れると動くかもしれません。

もし動いたら、その時は......またどうするか考えますね。






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