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銀杏を食べ過ぎた時に起こること

紅葉のシーズン、外を歩いていると黄色くなったイチョウの木と出会うことがあると思います。

数日前、紅葉シーズンにはぴったりな自然豊かな場所へ観光をしに行ってきました。

その際に購入した「銀杏」を元に、銀杏のことについて軽く調べた項目があるのでお話ししたいと思います。


銀杏

紅葉のシーズンに黄色を担っている黄色い葉っぱがイチョウです。

日本国内では各地で毎年見られますが、イチョウの木は世界最古の現生樹種の一つであるため、国際自然保護連合の絶滅危惧種に指定されている希少な植物でもあるのだとか。

種子は銀杏(ぎんなん)と呼ばれ、日本では食べられています。
調理方法は色々とあるようで、定番であれば創作料理に添えられていたり、茶碗蒸しの中に入っていたりしますよね。

でんぷん、カロテン、ビタミンC、カリウム、ミネラルなどを含むので、抗酸化作用があったり粘膜の保護をしてくれる効果にも期待できるそうです。

参照⇒ イチョウぎんなん:栄養価と効用


銀杏のお菓子

つい先日紅葉シーズンにふさわしい、自然豊かな場所へ観光をしに行ってきました。

その際、銀杏を素揚げにして塩味をつけたようなおつまみ風のお菓子を買って帰ったのです。

これが非常に美味しい。

これは危険だ。
私はこのなんだかよくわからない銀杏の苦みの味の虜になってしまった
...(一応昔から好きではあった)と思い、紅葉の今のシーズンにでも銀杏を大量に拾って来るべきか、売られているなら買うべきだ!と企んでいました。


銀杏に隠された恐るべきポイント

そこでまずは検索しようと思い立ち、検索枠に「銀杏」と入力をしたところ
食べ過ぎ」「中毒」といった不穏なキーワードが...。

一体食べ過ぎたらどうなるのか?

銀杏にはMPNという物質が含まれており、この物質はビタミンB6に構造が似ているものの、ビタミンB6に拮抗するそう。

ビタミンB6は、グルタミン酸から抑制性神経伝達物質であるGABAができるときに働きます。

しかし銀杏を食べ過ぎるとMPNが過剰になり、ビタミンB6の作用が阻害されてGABAの合成ができなくなります。

結果、中毒症状により痙攣を起こしたり、嘔吐したり、呼吸困難過去には死亡した例も...といった恐ろしい結末が待っているそうです。

食べてはいけない数(中毒を起こす可能性がある数)
・小児で7~150個
・成人で40~300個

参考⇒ 銀杏食中毒ぎんなんの食べ過ぎはキケン!

ギリギリの数までとは言わず、子どもの場合特に身体が小さな子もいるので、小学生でも2~3個までに留めておいた方がよさそうですね。
特に5歳未満は食べるのを止めておいた方がいいとの記載もありました。

私のように大量に銀杏を食べようとしている人がいたら、止めてあげてください。

これは銀杏に限った話ではなく、他の食材に関しても偏って食べ過ぎると食中毒を起こす可能性があるので、気をつけておきたいところです。(私はカフェイン中毒になったことがあります)

本当は1日20~30個食べたいくらいにはあの味にうっとりしているのですが、その状態自体がもう中毒なのではと言いたいところですね。


他に何かあのような“独特の味”をした珍味があれば食べてみたいところですがあまり詳しくないので、いい食品があれば教えてください。






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