メモをしなければ何もできない
世の中には色々なタイプの人がいます。
ある程度聞いたり調べたりすればすぐに呑み込める人
調べたり聞いたりと何をしても呑み込みが遅い人
できないから人にやってもらう人
できないけれどまあいいかと思う人
頭の回転が非常に悪く、何をするにも時間を要してしまう私自身の「メモを取る」という行動ついて、今回はお話しします。
何でもできなければならない
「何でもできなければならない」。と思ったのは私自身が思ったことであって、誰しもに当て嵌まることではありません。
調べてわかったという人の問題は解決しています。
できないと思った時に人に振ったり、人を雇うことができる人であれば問題は解決しています。
まあいいかと思ってそのままにしたという人は、自分が納得しているのでそれもありです。
私の場合についてですが、
調べたり聞いたりと何をしても呑み込みが遅いタイプです。
それぞれのタイプで悩みはあると思いますが、私の場合は呑み込みが遅いので解決するまでに時間を要し、人に迷惑をかけてしまいます。
その流れで、つい「何でもできなければならない」。と思いがちです。
※これらは私が勝手に振り分けたタイプであるため他にも種類が存在する可能性があります。
全てメモを取らなければわからない
実は私は非常に頭が弱く、仕事に関連することであれば全てのことについてメモをしなければ何もできません。
外で働いていた時は、はじめに仕事を教わる時はもちろん、途中で追加されていく内容、今回のみに適用される事柄についても全てメモをしていました。
そこで勘違いをされます。
「メモを取って偉いですね」。「ミスをしませんね」。
とよく言われがちでした。違うのです。
書くという過程を踏んで覚えようとするのですが、全ては覚えられない。
覚えられないからカンニングペーパーを持っていなければならない。
「何でもできなければならない」。と思うからカンニングペーパーが必要。
これが私の脳です。
まったくといっていいほど物事が覚えられない。
そして、カンニングペーパーを持っていないとどこかでミスをすると思います。
メモをしている人を見た
最近、某経営者の方と、某番組でアイドルになる女性、立続けにそれぞれがメモを取っている姿をテレビでみました。
メモをしている人がいるということに驚きました。
というのも、私の周りではメモをしていた人がほぼいなかったからです。
一度聞いたら全てを覚えることができるような頭の回転が速い人、調べ物をしたら人に聞いてみたりなどせずともすぐに理解できるような人しか、私の周囲にはいなかったような気がします。
ちょっとしたことでもメモをしようとしたら
「今の、メモ取らなくていいから」。「いい加減頭で覚えて」。と言われることもあり、苦しんでいました。
メモを取らなくていいから=メモを取らずに頭で覚えましょうという考えが、成長過程で私にはどうしても身につきませんでした。
そういえば例の社長の元で仕事を受けていた時も、
“メモが目の前に大量に並ぶ”というシーンが出てきたのですが、正にアレです。
覚えられないからカンニングペーパーのメモが大量に並んでいた状態です。
経営者の方と某番組でアイドルになろうとしていた方々は、きっとそれぞれが頭の回転が良く、あくまでメモを取ることで何らかの自己メリットを持っているのだと思います。
ですが私としては、理由より何より「メモを取っている人がいた」。ということがとても嬉しかったのです。
メモを取らせてほしい
メモを取っている相手の姿を見ていると、人によってはイライラするのではないかと思います。
なぜならメモを取っている間、何を書いているのか気になる人もいると思うからです。
あまりにも受け付けないのであれば口に出して言ってもらわなければメモを取り続けるばかりですが、どちらでも構わないというのであれば、できればメモを取らせてほしい。
そう思っています。
ちなみにメモを取っている時の私の字は普段よりも結構汚く、図や絵も混じりがちです。
⇒ 明日 22:00頃 更新
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