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詩にまつわるエトセトラ

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詩についてのいろいろ雑記
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2020年12月の記事一覧

詩のレシピ2020振り返り

詩のレシピ2020振り返り

詩を好む人は、ことばのグルメポエジオ食堂は、2020年3月にはじめた《詩を食べる仮想の食堂》。
"ポエジオ"という聞き慣れないような、なつかしいような響きの言葉。エスペラント(世界共通言語)で詩情のことです。

エスペラント(「希望する人」の意味)…ポーランドのラザロ・ルドヴィコ・ザメンホフが1887年に創案し弟子たちと作った人工言語。宮沢賢治が魅了されたとも。

「詩」にはそれぞれ固有の香りがあ

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フランスからクリスマスに届いた一篇の詩

フランスからクリスマスに届いた一篇の詩

「詩のソムリエ」を名乗ってもう3年たつ。これまでずっと「詩を贈る側」だったわたしが、クリスマスにはじめて詩を贈られた。詩を贈ってくれたのは、フランスに住むレミさん。両親くらいの年齢の、素敵な紳士。フランスで会って以来、クリスマスとかふとしたときにメールをやりとりしている。

↓これまで贈ってきた詩

「詩を贈られる」という心うるおう体験「レミさん元気ですか?わたしは今年、詩を楽しむワークショップを

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【衝撃の出会い】一冊の本からはじまった恋と人生は続く。

【衝撃の出会い】一冊の本からはじまった恋と人生は続く。

寺山修司(1935-83)青森生まれ。俳句や詩を10代からはじめ、短歌、演劇、ラジオドラマ、映画監督など様々なジャンルで活躍。

寺山修司の初恋の人?!今冬、脳天を宇宙からなぐられるくらいに衝撃的な出会いをした。

取材で長崎に行った際に、ドライバーのKくんの同級生も呼ぼうよ、ということになり電話したら来てくれたHくん。

学生のとき戦後詩の研究してたんだよね、という話をみんなとしていたら、2軒め

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