1/11-じゅういちぶんのいち-
こんにちは。
東京は天気がいいですね。少し肌寒いですが。
今日もお気に入りの一冊を紹介できたらと思います。
紹介したい本はジャンプスクエアで連載されていたサッカー漫画です。
サッカーを舞台にした少年漫画ではありますが、この漫画には「必殺シュート」や「人間離れしたフィジカルを持つ主人公」などは一切出てきません。
描かれるのは一人の少年を取り巻く、彼と彼らの物語。
サッカーは、一人ではできない。
11人揃って初めてチームになる。
そんな物語。
1/11(じゅういちぶんのいち)
〜あらすじ〜
物語の主人公は中学三年生の男の子・安藤ソラ。幼少期からサッカーが好きで「いつかプロサッカー選手になりたい」そう思うようになっていたが、中学になっても彼の身長は伸びず、フィジカルも同年代に負けてしまう。重たい現実に彼は高校進学と共にサッカーをやめる決意をする。
ーそんな彼の前に、若宮四季という女の子が現れる。
彼女が本当に伝えたかった思いとは何か。
二人の出会いから、物語は始まる。
この漫画の魅力は何かと問われたら、それは登場するキャラクターの魅力だと思います。基本は一話完結の話になっていて、毎回登場人物が変わります。
ある時はセカンドゴールキーパーとその家族の話、親には内緒でサッカー部のマネージャーを務める女の子の話。がむしゃらに部活に打ち込んでいたキラキラした自分を取り戻す話。
読み進めていくと、必ず自分と共感できる登場人物がきっといます。
「あの時、こんな想いだったなぁ」「どうしてあんな事を言ってしまったのだろう」「今からでも、まだ間に合うかな」
頭の中で、色々な感情や言葉が出てきます。
心地がいいくらいの、読後感でした。
テーマはサッカー漫画なのですが、もはやスポーツ漫画の枠に収まらないヒューマンドラマです。
年末が近づき、次への決意を固める方もいると思います。
迷っている方もたくさんいると思います。
そんな時、ぜひ読んで頂きたい一冊です。
興味がありましたらこちらのリンクから試し読みができますので、よかったらぜひ♪
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