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【本の学び】読書チャレンジ#12「「教え方」の教科書 」@一年365冊

いつも記事をお読みいただきありがとうございます。
2021年に習得した「速読」に基づき、2023年毎日投稿の読書メモになります。
お役に立てれば幸いです♪

【本日の書籍】

古川裕倫著「コーチング以前の上司の常識 「教え方」の教科書」(2012年・すばる舎)

【書籍を選んだ目的】

「教え方」の基本

【ポイント(私が得たこと)】

駆け出しの部下教育は、コーチングよりティーチングが効果的であると思っています。
まずは、とことん基礎から「教える」こと。私は、これが一番大切だと感じます。
本書では、私が今まで30年間実践してきた「教える」テクニックをでき得る限りご紹介しております。とことん「教える」にこだわって書きました。

本書「はじめに」より

昨年から、コーチングの本を数冊紹介しています。
書店でこの本を見たときに、タイトルで「コーチング以前の上司の常識」という、「コーチング以前」という部分に興味を惹かれました。

最近流行りのone on oneも実際のところ、コーチングと同じだと思います。

one on oneは、本来の自分のやりたいこと、個性に着目した面談となります。

しかしながら、本来の自分のやりたいことは、実務ができるようになってきてわかり始める部分もあると思います。

コーチングも重要だけれども、ティーチングがまずは必要だと思います。

本書は、そんな人にピッタリの本でした。

大なり小なり社会人になると教える場面があると思います。

本書は、そんな人に必見に一切です♪♪

◆「5つのポイント」で部下を観察


部下は上司のことをよく見ています。
ですので、上司も部下のことをよく見ることが必要です。
ここでは、部下を5つのポイントで観察する必要性を説明します。

①部下の長所と短所は何か?
②ほめて伸びるのか?or叱って伸びるのか?
③行動力はあるのかないのか
④理解度はどれくらいのレベルか
⑤どんな考え方を持っているのか

実際に、部下の教育をするときに、相手のことをよく見ないで、自分の考え方を押し付けてしまうことが、反発の要因になります。

この5つのポイントをしっかりと観察して理解する必要が第一段階で必要を著者は言っています。

◆教え方の方法

ここからは、実践です。
ご自身の教え方と比較して考えてください♪

教え方の方法では、次のことが必要です。
・全体像の説明
・内容の説明
・分量・テイストの説明
・詳細(一言一句)の説明

私の場合は、詳細(一言一句)の説明が苦手だと思います。
そもそも、一人に付きっ切りで説明することは難しいですが、、、

会社では、教育係をつけてありますので、全体像と内容の説明は、私が説明して、その他の後半部分は、教育係が説明するといったように、役割を明確化するといいかなと感じました。

そもそも、しっかりとした教育体制を作ることが重要ですが、、

皆さんは、どのように説明してますか?

これが、最初の説明です。

それ以外に重要な要素として、次のことも言っています。

・ゴール・目的を見せる
・分けて支持を出して、時間の目安を伝える
・ToDoリストを作らせる
・スケジュールの共有

「ゴール・目的を見せる」「分けて支持を出して、時間の目安を伝える」は、得意です。

後半の「ToDoリストを作らせる」「スケジュール共有」も得意だと思います。
しかしながら、そこまで手間をかけることが少し厳しいです、、、汗
ですので、教育係任せになっていますね、、、

そして、なかなか後半二つはできてないと思います。

教育係が新人に仕事を割り当てる際の方法を形式化させるといいと感じました♪

◆叱るコツ、ほめるコツ


最後に、叱るコツ、ほめるコツです。
これも重要ですが、全然教育を受けたことがない人が多いですね、、、

私はあまり意識をしていないので、心したいところです、、、汗

【叱るコツ】
①短く
②気づいたとき
③その事柄だけ
④場所を選んで
⑤環境→事柄→能力の順に叱る

叱るときは、過去のことを「こうだった」「ああだった」と一緒に話してはいけない。
場所を選んで、その事柄だけを叱るようにするということです。
必要以上に叱ると心に蓋をしてしまって聞いてもらえなくなるとのことです。
まずは、環境や事柄について言及します。
遅刻を例にとると、「最近電車が遅れるよね」ということから話します。
これで、「遅刻してすいませんでした」となればこの話は終わりです。
何も言わなければ、遅刻してはいけない理由を話して叱ります。
それでも、反省してなければ、「自己管理」について叱ります。
「人間的にできてない」とか人格否定はやめましょう。

【ほめるコツ】
①私や部署を主語にする
②何度でも
③上司や同僚にアピールする
④客先で紹介するときに
⑤人格→能力→行為の順にほめる

主語は自分にしてほめます。
いいことは、何度でもほめるほうがいいです。
自信になりますので、もっと仕事ができるようになります。
第三者にもわかるようにほめるとより自信なります。
ほめるときは、人格からほめるといいです。

【感想】

高校まで部活動をやっていたので、ほめられるよりも叱られて育てられました。

40代ぐらいの年代まで、叱られて育てられていると思います。

ほめながら、自信をつけながら、成長のサポートをすることが、そもそも自分の人生とのギャップがあります。

そのことを理解しながら、本書の内容を実践していきたいと思います。

皆さんは、どのように感じましたか?

感想もお待ちしています♪

読んだ日付:2023年1月3日
かかった時間:19分(191頁)
 

おわりに


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