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「北欧の神秘」と「テルマエ展」とぼっち呑み
昔むかし、わたしが学校の授業で1番苦手だった教科はダントツで美術だった。
先生の話も教科書の内容もさっぱり私の頭には入ってこず、琴線に触れるものもなく、心が揺さぶられることもなく、目が見開かれる思いになることもなく、授業中はひたすら脳内で他ごとを考えて過ごしていたダメ生徒だった。
小中高とそんな風に学校生活を送り、おとなになってからもそれは変わらなかった。
休日に美術館、博物館に足を運ぶなどと全
2冊の母子手帳とフラペチーノ
ゴールデンウイークが終わり、子どもたちはそれぞれの学校へ、夫と私はそれぞれの職場へ馳せ参じる日常が戻ってきた本日は火曜日。
自宅を円の中心として、自家用車でそれもかなり狭い円の中で過ごしただけのゴールデンウイークであったはずなのに、まるで遠い異国の地から帰って来たかのような、この時差ボケのごとき脳みそのグダグダっぷりに我ながら感心する。
久しぶりの出勤、今日はほとんどリハビリをしただけで終わってし
遺伝かなあって言えるのうらやましいわあ
と、長女がさらっとつぶやいた。
夫の親族は皆やたらと食欲旺盛で胃袋がたくましく、総じて皆長命で、これってそういう家系なんやろなあ、遺伝かなあという話になった時のこと。
「遺伝かなあって軽く言えるのうらやましいわあ」
と長女。
ちなみに長女は、とてもスリムで食欲もそこまで旺盛ではなく、脂っこい食べ物を一切好まないにもかかわらず、コレステロール値が基準より高いせいで毎年検査に引っかかり、毎年採血