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『風に靡いている気持ち』

バーガーショップに流れている

あなたとの思い出

風が強いと気持ちも揺らぐ

音楽を聴くと思い出が溢れてくる

車を走らせて

流れていた曲

あの子の横顔を眺めながら

静かに口ずさんでいた

日が上り、日が沈む

夕日が眩しく

影をつくって隠れてしまう

2人手をつないで歩いた田舎町

都会の喧騒から離れて

少しの時間だけど安らぎを感じた

隣同士、腰掛けて語り合った日々

確かな温もりを感じながら

時間が経つのを忘れて

ずっと未来のことを語り合った

そんなことが忘れられなくて

現実に引き戻されると

何もかも、引き裂かれてしまった

過去も未来も見ないで追い続けてきた

そんなことを悟られないように

必死で食らいつこうと

どれぐらい、待ったのだろう

あと何時間待てば許されるのか

考えると、吐きそうになる


もう何年も日差しを浴びていない

何十時間も何年も月日が流れてしまった

これ以上、待たせるわけには行かない



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