国内最大級のヘルスケア特化イベント「HVC KYOTO」に参加!英語でのピッチに密着!【イベントレポ】
こんにちは。インターン生の鈴木です!
先日、PLEN Roboticsは国内最大級のヘルスケア特化型ピッチイベント「HVC KYOTO 2024」に参戦してきました!ということで本日はイベントのレポートをお届けします。
◯「HVC KYOTO」とは
今年は2月からスタートアップからの申し込みが開始され、事業アドバイスセッションや支援レクチャーを受けるなかで最終的なスタートアップのファイナリストが決定しました。
そこでファイナリストに選ばれた企業が7月8. 9日に開催されたDemo Dayで、パートナーのマッチング商談会、また日本最大級のヘルスケア領域に特化した英語によるビジネスピッチを行いました。
我々PLEN Roboticsもありがたいことにファイナリストに選んでいただいたので、「3秒の会話音声からメンタルヘルス状態をチェックする『Care Cube』」のブース展示とともに、営業&マーケティング担当の小川による英語のピッチを行いました!
◯Day1
初日は、採択されたスタートアップが事業提携先や共同研究先、出資先を探索するパートナーとのマッチング商談会が行われました。
我々PLEN Roboticsは指名させていただいた企業との30分間の面談を行い、商談を進めました。
また、京都リサーチパーク内にあるビジネスラウンジ「BIZ NEXT」の内覧会やDay1の最後にはレセプションパーティーにも参加しました。
合間の時間には、明日のブース展示で披露する「Care Cube」の設置やデモ練習も行い、準備はバッチリです。
レセプションパーティーにはスタートアップやパートナー、VCなどたくさんの人が集まり交流の場となりました。本番の明日に向け、小川さんは美味しいご飯を食べて英気を養います!
◯Day2
やってきました2日目です。10時の開会挨拶からはじまり、アドバイザーやパートナー企業の紹介、祝辞を終え、ついにファイナリストピッチが始まりました!
ファイナリストは2つの部門(BiotechとMedtech)に分かれており、我々はMedtech、つまり医療・ヘルスケア分野でのビジネスピッチとなります。
それぞれのピッチの合間には、海外ゲストによる基調講演やトークセッション、併設された展示ブースを見に行ったりもできます。
いよいよ弊社小川さんの「Care Cube」のピッチが始まります!このイベントでは、ほぼ全てのプログラムが英語で進行されます。なので当然ファイナリストのピッチも全て英語。審査員からの質疑応答も英語です。(゜o゜
ピッチスタート!
ここでは弊社小川さんのピッチをダイジェスト版でお届けします👐
Problem:日本が抱えるメンタル課題
現在、働く人の15%がメンタルに問題を抱えていると言われています。そのため業務上ミスが増え生産性が下がったり、社員が急に離職・退職してしまったりするため、それに伴うコスト(新たな採用にかかるコストなど)は以前と比べ格段に上昇しています。
Solution:「Care Cube」がメンタル状態を可視化!
以上のメンタルヘルス課題を「Care Cube」が解決します。
たった3秒間(一言二言)、「Care Cube」と会話するだけであなたの声帯の震えを分析し、メンタルヘルス状態を予測してくれます。1日に1. 2回、それを2週間ほど続けることでメンタルの問題の兆候を事前に知ることができます。
Technology:音声分析の仕組みは?
人の声は、声帯を震わせることにより発せられます。声帯の筋肉は不随意筋と呼ばれ、意識的なコントロールが出来ません。
緊張すると声が上ずったり震えることがあると思いますが、「Care Cube」はこれを活かし、声帯の震え(つまり声の周波数の変動パターン)から感情を数値化します。
人は日によって気持ちに浮き沈みがあるのが当たり前なので、正常なメンタル状態であれば、2週間ほど計測し続ければグラフはジグザグになります。しかし、メンタルに問題が現れると感情の変動が少なくなり、グラフが平坦になります。
音声解析から得られたデータは、主観的な影響を受けていない客観的データであるといえます。そのため本人自身が気付かない日々のメンタル状況の把握が可能です。
Use Cases:「Care Cube」の活用事例
医師や看護師が働く介護施設や医療現場、作業員が働く建設現場、業務上ストレスを受けやすい職員が働く地方自治体などでお使いいただけます。
ちなみに「Care Cube」の音声解析は、会話内容や言語などが影響しません。なので日本語が話せない外国人や赤ちゃん、意思疎通が難しい高齢者の心の健康状態を計測することも可能です!
Strategy Plan:「Care Cube」の販路拡大
【2025年】ヨーロッパのパートナーを見つけ、ニーズや現地法などを把握します。
【2027年】プロダクトのローカライズに向けた開発とともに、5つの現地パイロットユーザーを見つけます。
【2030年】30以上の顧客からなる12万ドルの営業利益を目指します。また続いて米国のパートナーを見つけます。
【2033年】米国での売上を伸ばすとともに、さらに新たな国での販路も広げます。
Our Team:グローバルなチーム構成
弊社は大阪にある本社にエンジニアチーム、東京のオフィスに営業&マーケティングチームがいます。まだまだ小さなチームですが、ヨーロッパをはじめとした世界各国から集まったメンバーで構成されています。
質疑応答
調達した資金の使い道や、顔認証で社員のメンタル状態を管理することに関するプライバシー問題、ハードウェア・ソフトウェアの利点などについて質問がありました。
というわけで、持ち時間を使い切り、出番は終了です!直後の小川さんは、「もっとこう言えばよかった…」など反省しているようでしたが、堂々のピッチだったと思います!あとは結果を待つのみ!
結果発表・閉会挨拶
いよいよ緊張の瞬間です。BiotechとMedtech、2つの部門から4つ、企業賞に選ばれます。
結果は、、、
残念ながらPLEN Roboticsは選ばれませんでした~( ;∀;)
賞を受賞された方々、おめでとうございます!
ですが!小川さんのピッチを見た方々が弊社のブースを訪れデモを見に来てくれたり、これからの期待が持てそうな企業との繋がりが持てたので、参加して良かったと思います!
小川さん、お疲れ様でした!
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