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ロシア出身の現役東大生がやってきた!日本のスタートアップでグローバルな働き方をするインターン生にインタビュー!【Part1】

こんにちは☀️PLEN Roboticsの鈴木です!
最近ぐんと我々のフォロワーの方が増え、舞い上がっております。どうぞよろしくお願いします!

さて今回はロシアから遥々日本へやってきたEgor Sheverev(エゴールシェヴェレフ)さんにインタビューを行いました!おしゃべり大好きでみんなに好かれるエゴールさん、どんどん深掘りしてみましょう!

(ちなみに今回は、全て日本語でインタビューを行いました!👏)

まず自己紹介をお願いします!

「エゴールシェヴェレフと申します。ロシアのサンクトペテルブルグ出身です。東京大学の研究生です。東大院に行くための準備をしている段階です。
日本には合計で2年間以上滞在しています。これまでに2回、筑波大学と早稲田大学に留学していて、3回目となる今回は去年の夏に来日しました。」

どんな仕事を担当していますか?

「セールス&マーケティングを担当しています。仕事のほとんどが英語に関係するものです。例えばYouTube用の動画編集をしたり、プレゼンテーションを作ったり、展示会に参加しブースでお客様と会ったりします。」


特に印象的だった仕事はなんですか?

「PLEN Cubeが実際に導入されている現場に行ったことです。特に、小田原の介護施設が印象的でした。施設の利用者であるおじいちゃんおばあちゃんとコミュニケーションを取りましたし、私にとって初めての小田原だったのでよく覚えています。オフィスで作業するだけでなく、仕事でどこかに行くという経験は面白いと思います!
他には、先日の展示会『SEMICON Japan』で初めて東京ビッグサイトに行きました。
次は本社がある大阪に出張してみたいです!」


なぜPLEN Roboticsを選んだのですか?

「色んなインターンに応募したんですが、なかなか私に合うインターンがありませんでした。私が求めていたのは、英語と日本語どっちも使える環境だったり、スタートアップ企業だったりします。さらにマーケティングかビジネスに関われる環境を探していました。

そんな中、偶然LinkedInでPLEN Roboticsを発見し応募しました。すると、動画編集に関するテストを受けるよう連絡が来て、受けたものの全然自信がありませんでした。やっぱりテストに落ちていましたし、しまった!と思いました。でも結局面接の機会をもらえて、最終的には無事にジョインすることができました。

PLEN Roboticsでのインターンシップは、私が探していた条件にとてもマッチしています。ビジネスにも携わることが出来ています。例えば商談やピッチイベントのためのプレゼン資料を作ったりもします。」

動画編集のテストがあったんですね⁉
私たち日本人の学生インターン生はインフラ(長期インターン掲載サイト)から応募している人が多いと思いますが、テストはありませんでした。
どんなテストだったんですか?

「動画編集のための知識を問うようなものです。『Adobeで〇〇するために何をしたらいいか?』みたいな感じでした。私Adobeで動画編集できるんですけど、なぜか落ちてしまいました(笑) だから連絡が来たときはとても嬉しかったです。」


日本に来てから大変なことはありましたか?

「私は初めての留学では筑波大学に通っていました。とてもいい大学だと思いますが、とても田舎にあります。春休みになると友達が故郷に帰ってしまいました。都会とは違って周りに人が多くないので、すごく寂しかったです。寂しいのでよくバイトをしていました(笑)
だから今住んでる東京は好きです。しかも寮に住んでるので、いつもドアをノックして『何してるの~?』って言ったりします。寂しくないです(笑)

他に大変だったことは、外国人にとってシステムの問題がありました。この前もデビットカードの審査に落ちて、半年経たないと再申込みができないと言われ、難しいと感じました。カードがないとSIMカードがゲットできず、電話番号すら作れなかったりします。これは私だけでなく他の留学生も困っていることです。日本のルールは厳しいと感じます..。」


どんなバイトをしていたんですか?

「ミニストップでバイトをしていました。ミニストップは揚げ物やソフトクリームの種類が豊富なので面白かったです。ソフトクリームを綺麗に巻くのが難しくて、店長に笑われました(笑) 周りの人がすごく優しく、支えてくれました。他のところでもバイトしましたが、今でもミニストップを見かけると『あぁ、あのときのミニストップ..。』ってなります(笑)」


PLEN Roobticsで働いて良かったことは何ですか?

「まず日本語で仕事ができることを幸せに思います。今までずっと日本語を勉強してきていて、こうやって日常として日本語が使えるのはありがたいです。

他に良かったことは、普段一緒に働いている富田さん(COO)と小川さん(社員)が自分の意見を真摯に聞いてくれ、大事にしてくれている感じがあります。なぜかというと、自分のインパクト(影響)を感じるからです。例えば小川さんと一緒にプレゼン資料を作成することがあります。やっぱりこれはスタートアップならではだと思っていて、みんなの意見を交換し合えるのは良いことだと思います。良い意味で責任を感じられます。

また一般的に留学生として生活していると、全く違う分野の人に会うことがあまりありません。なのでインターンシップに参加して、展示会などのイベントに参加することはとても意味があります。展示会では、超有名な会社の方たちと会う機会があって魅力的だなと思います。

他にも、私たちセールス&マーケティングチームは普段『NEXs Tokyo』という東京にあるコワーキングスペースで作業していますが、他のスタートアップの方もその施設を利用します。他の人が頑張っている姿を見ていると、自分のモチベーションになります。立地的に東京駅に近くなのもあって、人の活気が溢れた特別な雰囲気があってやる気が出ます!」

NEXs Tokyoにてセールス&マーケティングチーム


PLEN Robotics の強みは何だと思いますか?

「さっき話したスタートアップとしての良さをもっと詳しく話すと、自由度が高いところが強みだと思います!例えばチームのタスク管理のために、みんなでnotionを使ってますが、これは私の案でした。提案すると、皆さんが『あ〜確かに良いんじゃないですか』と言ってすぐに使い始めました。
あと私が動画を編集するときも好きなようにやっています。『ああしてこうして』という指示が全然ないのでこれは良いところだと思います。

また技術力の高さも強みだと思いますね。私はこの会社の一員として働いているんだ!と誇りに思えるんです。例えば展示会などでPLEN Cubeの技術に興味を持ってもらえたり、たまにPLEN Roboticsを知っている人と会うこともあります。なので自分が働いてる会社はかっこいいなぁと思ったりします!」


仕事で英語を使うのはどんな場面でしたか?

「去年、私たちはWeb Summit(世界最大級のテクノロジーカンファレンス)に参加しました。実際には富田さんと小川さんがポルトガルのリスボンに出張しましたが、私はそのための準備を行いました。トークスクリプトやプレゼン、ピッチの準備など、これまで日本で使っていたものを全て英語に翻訳しました。
他には英語でYouTube用の動画を撮影することもありますし、展示会のブースで外国人の対応をするのは私かオルガさんが多いです。
これからコロナ禍による規制が緩和されつつあるので、海外との接点が増えると思います。英語が使える機会がもっと増えればいいなと思います!」

オルガさん(右)もロシアのサンクトペテルブルグ出身のインターン生!


これからPLEN Roboticsでインターンを始める人に伝えたいことは何ですか?

「自分が挑戦・経験したいことをできるだけしてほしいです。PLEN Roboticsでは比較的やりたいことができるので、積極的にアイデアを提案して、実現させるように頑張ってほしいです。」


これでインタビュー前編は以上です!
(エゴールさん、お時間いただきありがとうございました!)
内容が盛りだくさんになってしまったので、残りは後日お届けします!


まとめ

それにしてもエゴールさん、かなりおしゃべりです。(笑)
個人的には最後の質問、PLENでインターンを始める人に伝えたいことに対する回答に激しく同意しました!
私は最近、九州にワーケーション(ワーク✕バケーション)に行かせてもらったのですが、これは弊社ならではだと思います。なかなかインターン生をわざわざ飛行機に乗せて九州まで連れて行けませんよね。リモートで働ける環境であるのは大前提ですが、周りの理解がなくてはなりません。COOの富田さんの寛大な考え方のおかげであるのは間違いありません。

また留学生としてのお話も興味深かったですね!電話番号やカードを作るのにもハードルが高く苦労するそうです。一方で日本で暮らすことの喜びも感じられました。人のことが好きで、ポジティブなオーラを醸し出すエゴールさん、まだまだたくさん話してくれたので、後編に乞うご期待‼ 


本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。この記事を気に入っていただけた方はスキとフォローをお願いします♪

エゴールさんが作った動画もぜひ!