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#74 「海老」のガチ解説

こんにちは。

先日、山梨県に用事があった帰りにマックに寄ったんです。

どうしてもお腹が空いてて。

マックに行くときには、必ずマックのアプリを開きます。

よいクーポンがあるかを見るためです。

クーポンを見たら、『チキンフィレオ』のLLセットのクーポンがあったんです。

僕、マックで食べるバーガーというと、

チキンフィレオかベーコンレタスバーガかビックマックなんです。

まさに最&高なクーポンがある!!

と思って、そのクーポンを利用して注文しました。

『チキンフィレオ』+『ポテトL』+『コーラL』。

まさにジャンク。ジャンクな組み合わせ。

まずは、熱々のポテトから・・・うまい。

ポテトは熱くてサクサクな状態が一番美味しいと思ってます。

なので、必ず一番最初に食べます。

ポテトを食べ終え、コーラで口を潤わせて、一度リセット。

さあ、楽しみのチキンフィレオを口へ・・・。

まあ、実際はこんなことは考えずに口に運ぶわけなんですが。笑

特に何も考えずに、1口2口3口ほど、食べました。

・・・・ん?

何かがおかしい。

いつもなら、チキンの、あの肉の食感、味がするのに

今日はなぜかしない・・・。

不思議に思って、バーガーを確認しました。



そこにあったのは




『チキンフィレオ』




ではなく・・・



『エビフィレオ』。



『・・・・・・え?どういうこと?』

本当にこの言葉が口から漏れました。笑

包み紙は『チキンフィレオ』、中身は『エビフィレオ』。

さすがマック。こんなあり得ないことあるんだなと思いました。

皆さんもマックに十分に気をつけましょうね。笑

◯「海老」について

ということで、今回は「海老」について解説して行きます。

「海老」は、なんと縄文時代から食べられていたとされています。

出雲風土記(733年)に鰕(エビ)の記述があったり、
延喜式(927年)にも宮廷献上の記録があります。

室町時代になると、『イセエビ』が婚礼の品として使われている記録も
残されています。

「海老」は、日本では昔から“ハレ“の象徴として使われるものでしたが、
今のように日本沿岸で捕獲され、一般の国民に馴染みのあるものとは異なり、
戦前までは一般の人には縁遠い食材でした。

戦後になると、高度経済成長とともに一般家庭にも広まるようになり、
食卓にも並ぶようになりました。

つまり、「海老」が馴染みのある食材になったのは、
ごく最近ということになりますね。

「海老」が誕生したのは、約5億7000万年前の
カンブリア紀とされていて、生物にしては
かなり古い時期から存在しています。
現在、世界で約2,400種類いるとされている「海老」ですが、
生息地域が極寒の地域に住む種類もいれば、
熱帯地域に住む種類もおり、海水・淡水どちらにも
存在するという多種多様な生物です。

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◯「海老」の栄養価と効能

では、続いて「海老」の栄養価と効能について解説して行きましょう。

・たんぱく質

「海老」の体は、90%以上が“水“と『たんぱく質』で
構成されていて、その比率は2:1程度と言われています。

品種によって数値の前後しますが、
基本的には100gあたり20g前後の『たんぱく質』が
含まれています。

この数値は、鶏胸肉にも匹敵します。

また、「海老」は糖質や脂質が少ない分、
100gあたり90kcal程度しかカロリーがなく、
カロリーに関しては、鶏胸肉の約半分です。

カロリーが低く、かつ、高タンパクな食材であるため、
ダイエットに適した食材と言えると思います。

さらに、「海老」の中には“グリシン“という
アミノ酸が含まれていますが、
『睡眠の質を改善』する効果が期待されていて、
実際に睡眠をよくするためのサプリメントにも
含まれている成分です。

『睡眠の質』が低下すると、
ダイエットだけでなく、疲労回復やメンタル面など
様々なところで影響が出るようになり、
仕事や日常生活へ悪影響を及ぼす可能性があります。

健康的な生活、人生を送るためには、
『睡眠』は欠かすことができない要素の一つですので、
「海老」はとても良い食材だと思います。

・タウリン

“イカ“の記事で、『タウリン』について説明しましたが、
「海老」にも『タウリン』が豊富に含まれています。

栄養ドリンクに含まれているイメージを
持っている人も多いかと思いますが、
『タウリン』には、アミノ酸の一種で、
あらゆる臓器に存在し、機能を一定に保つように働くことで
血圧や血糖値を正常値まで下げてくれる働きなどがあります。

その他にも、疲労回復効果や肝機能向上効果など、
体が元気になるために必要な効果をもたらしてくれる栄養素です。

“イカ“と同じく「海老」も低カロリー高タンパクであり、
疲労回復にも役立つため、ダイエットしている人だけでなく、
様々な人におすすめできる食材だと思います。

・キチン質

『キチン質』とは、“キチン“と“キトサン“の総称のことで、
昆虫や甲殻類の外骨格などとして自然界に広く存在している
物質の一つです。

この『キチン質』には、
血圧の上昇を抑制したり、コレステロール値を下げてくれたりと
健康へのプラスの効果をもたらしてくれる物質と言われています。

摂取しても体内では消化されず、食物繊維と同じような形で
働くと考えられています。

腸内をきれいにしてくれる効果や
体の毒素を除去してくれる作用も
あると言われている物質で、
腸内環境が整ったり、毒素が抜けることで、
体内の免疫機能が高める効果も期待できます。

・アスタキサンチン

『アスタキサンチン』は、カロテノイドの一種で、
今、注目されている成分の一つです。

「海老」や蟹などに火を通すと赤く色が変わりますが、
あの赤色を出しているのが『アスタキサンチン』です。

『アスタキサンチン』は、普段は“たんぱく質“と結合していて
結合している“たんぱく質“によって、
その色味が抑えられていますが、
熱が加わると、“たんぱく質“との結合が解け、
『アスタキサンチン』本来の赤い色が浮き出てきま。

この『アスタキサンチン』には、
強い抗酸化力があると言われていて、
その強さは、“ビタミンE“の1000倍以上とも言われます。

この強い抗酸化作用から、
疲労回復効果や老化抑制にる美肌・美容効果、
動脈硬化などの改善などの様々な効果が期待できます。

さらに、目の周りの血管を拡張して血行を促してくれるため、
眼精疲労にも効果があります。
特に現代の人は、スマホやPCを見る時間が多いため、
眼精疲労になりやすいです。
そういう方には、おすすめの成分です。

『アスタキサンチン』は、脂溶性の成分であるため、
油との相性が非常に良いです。
そのため、「海老」をオリーブオイルなどと一緒に
炒めて食べるなどすると効率が良いと思います。

・カルシウム

「海老」の殻や尻尾には、『カルシウム』が豊富に含まれます。

『カルシウム』は、骨や歯を作る材料や神経興奮の抑制、
血液凝固作用の促進などの働きがあります。

『カルシウム』が不足すると、
骨などから『カルシウム』を溶かして捻出しようとします(脱灰)。

それが続くと、将来、骨粗鬆症などの原因になる
可能性が高くなるため、『カルシウム』は、若いうちから
多く摂取しておく必要があります。

ただ、普通の「海老」の殻や尻尾を食べるのは
なかなか難しいと思いますので、
「干し海老」や殻ごと食べられる「桜エビ」などの
小さいサイズの「海老」を選んで食べると良いと思います。

◯まとめ

「海老」について、少しは詳しくなれたでしょうか?

『たんぱく質』が豊富という点は、知っている人も
多かったかと思いますが、その他の栄養素については
知らないこともあったのではないでしょうか?

知らないことは、恥ずかしいことではありません。
ぜひ、こういう機会に、いろんなことを学んで
自分や家族の人生がより豊かになれるように
して行きましょう!

そのために、これからも僕は
学び、発信し続けて行きたいと思います。

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