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私の考えるのとは違う幸せや優しさのあり方が、この上なく尊くて素敵だった夜

今年のクリスマスに、ある初体験をかましました。
教会という場所に、生まれて初めて足を踏み入れてみたのです。
というのも、私は今まで神話もきちんと学んだ事が無く
(小学校で神話の漫画みたいなのを読んだきりの知識しかなかったですすんません…)
両親の実家は無宗教なので(多分お葬式やるとしたら仏教なんだろうなあ〜って感じです)私の人生と教会はずっと平行線を辿っていました。

学校で宗教って習うじゃないですか。
でもあいにく私の脳みそでは、宗教の面白さが分からなかったんですね、完全に関連の知識は全部テスト対策の材料でしかなかったのです。
そんな風に誰かに教わったり、聞いたりして、勝手に興味ないもの、
と決めつけて蓋をしてきたものが、山ほどあります。
でも大人になった今、自分の知らない世界を知るのは本当に面白い。
私今までめっちゃ食わず嫌いで本当にしょっぱい人間だったのですが、
大人になってから自分の知らないことだったり、
なぜだか遠ざけていたものを、なんで興味が持てないんだっけ?とか、
なんで嫌だと思うんだっけ?って紐解く作業にハマってます。
(おーい暇人とか言うなやーい)
そしたら、百聞は一見にしかずということで、大体のことが面白いんですよね!
おもろくなかったこともあるけど、それも人から聞いたことや学校で教わった内容への感想で完結するんじゃなくて、
自分で体験しにいったら、それは面白くなかったとしても私にとって一生、意味を持つんです。
大人になった今だからこそ、今まで勝手に貼ってたレッテルや決めつけを
一つずつ剥がして、もう一度中に入った宝物と対峙するのもいいもんです。

教会に行って感じた事は、
生まれて初めて、人の手で作られた温かな天国を見た気がした
ということです。
そこにいる人たちが皆、その空間を高い倫理観で守ろうとしている、
集まった人たちを慈しんで、共有している時間を皆で温かいものにしようとしている、と感じたのです。
とても居心地の良い空間でした。
なんだろう、外の世界と教会の内側が、隔てられているような感じがしたのです。
外の寒さやその他いろいろな厳しさから守るような感じ。
(当日めっちゃ寒くて死ぬかと思ったのでお腹と腰に貼るホッカイロ貼ってたんですよ、気づいたら私のお腹がぽっこりしてるからか分からないんですけど下着の上に貼ってたホッカイロがいつの間にか皮膚に直に貼り付いててトイレで息をのみました、はい、余談すんません)

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