自分の性別について説明しようとすると、自分がいかにお客様目線で生きてきたかが分かる。
仕事でよくEntrysheetの改修とかするので、Excel詳しいですか?て社内チャットで声かけられることがあるのですが、
Excelに詳しい、ってわりと死語になりつつある?と思いました。
一昔前だったら、あの人マクロめっちゃ詳しいよ、とかあった(いや今でもあるわ)と思うのですが、
ググればなんでも情報落ちてるじゃないか!と思うんです…。
私は関数とかマクロとか何も覚えてないですけど、作業が進まず困った…という記憶があまりありません。
(そんなに高尚なシートを作ったことが無いからかもしれないです)
全部ググれば無料で何でも出来るので、
Excelではたしかこういう事出来たよな、っていう引き出しさえ持ってれば大抵のことは何でも出来る時代になったぜ!と思う次第です。
つまるところ、ネットってまじで偉大!!!!!という話です。
私のような何も知識ない人に、道具や知識を与えてくれるなんて。
属人化の時代は変わりつつあると思ってて、
これはこの人がやる!他の人は出来ない!ではなくて
ここまでは大体の人が出来るでしょう、そこから先はスペシャリストが担当します、
みたいな会社のあり方、世の中のあり方になってきてるような気がします。
(ECサイトが証券とかチャットとかサービス拡大する、という流れが流行だですよね)
それがいいか悪いかは人それぞれ感じ方はあると思いますが、
とにもかくにも、ネットのおかげでIQ2みたいな自分に莫大な可能性や出来ることを与えてもらっていると感じる日々ですので、
まじでネットありがとう、私もこのちっぽけな脳みそでネットに何か貢献したい!いつか!と思う次第です。
(全然話違いますが昔よく暇な時ヤフー知恵袋イカれ回答選手権を社内チャットで開催していたのですが死ぬほど面白いので仕事で頭飛びそうな時におすすめいたします)
自分の性別、説明するとしたら説明できますでしょうか?
(急に話変えてすみません)
女?男?ビアン?
私は、体は女、と答えます。
見た目も、女性的と自認しています。
でも、私は自分のことを女、と言い切りたくありません。
自分で説明したい。
しかし、私はこの30年(あっ先日30歳になりました、爆あげ)ずっと、女として生きてきました。
なぜなら、周りに女だと思われてきて、女であることを期待されてきたからです。
受動的に女になっていただけです。
男の人とそういう風になる時特に顕著に現れるな、と自分で恥ずかしくなるのですが、女を演じている自分がいるんです。
私、ではなく、女、です。
そうすることで上手くいくし、というか、そうすることでしか関係の築き方がわからないんです。
(10年一緒にいるパートナーや数少ない男性の友達は例外とします)
私は恋愛をするにおいて、女以外になったことがない。自分になったことが、ないということに最近気が付きました。
ちなみに最近私は自分のセクシャルを説明してください、と言われたら、
サピオセクシャル(知性に性欲を抱くタイプ)であり、サピオロマンティック(知性に恋愛感情を抱くタイプ)
と答えています。
女でも男でもゲイでもレズビアンでも関係なく、その人ならではの知性に性的に惹かれるし、すごくドキドキします。(そもそもサピオセクシャルロマンティックの定義は曖昧らしいです)
私は当てはめるとしたらサピオですかねーと人に説明する時、自分が自分でいられるような気がとてもするんです。
ああ、女から解放されている、と。
などといった具合に、まだまだ自分について未知であることに気がつき、
自分の未熟加減がウケるとともにめちゃくちゃ楽しい自己分析になっている次第です。
こうして、私は自分の性別を質問される、という経験から、
自己大崩壊(?)が始まって、今それをとても楽しんでいる状態です。
自分の性別って難しいです。(あくまで私にとっては、の話ですが)
多分こういう話をしようとすると、めちゃくちゃ嫌悪する人もいるでしょう。
男と女以外なんてありえない、最近流行ってるから、ファッション的にそう言ってるだけでしょ、おかしい、みたいな。
(たまに本物の性的マイノリティ舐めんなよ、みたいなことを言う人がいますが、自分の性別迷子になる、という貴重な体験をしている人に対してそういう言葉をかける人は子供に暴力振ってるのと同じような人種だと思っているので気にするのはやめましょうぜ)
そういう人もいていいと思います、おばけを信じるか信じないかみたいな話なので、信じても信じなくても罰金払う必要もないんですしおすし。
でも、男にも女にもなりたくない人は沢山沢山沢山います。
自分の性別を改めて見つめてみると、自分とは何か、をめちゃくちゃ考える機会になります。
そして、いかに私が今まで自分の性を見つめることを怠り、受動的に受け取っていたかを自覚するのです。
どれだけ怠惰に「女」というものを演じてきたか、この年になって反省している次第です。
上記のような試行錯誤を経て、
30代の私の冒険には、自分を自分で説明する力を養う、という目標が出来ました。
受動的に女を演じることは、もう十分楽しんだ。
求められる女を演じるのはすごく楽しかった。
でもこれからは、他にない私、という性別で人生を楽しんでいきたいなと思います。
女であるけど女だけではない私、が出会う人や世界がどんなものなのか、
ワクワクに胸を膨らませながら。
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