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1-2赤ちゃんの情緒の育ち方

こんにちは!赤ちゃんは何を考えているのかわからない。しかし、観察技術が細かくみえてくると何かしらわかるかも(自己紹介はココ)

総論:生まれての赤ちゃんから、自分の身のまわりに起こる出来事には関心がある。自分の関心があったことを外へ伝えたい、見たものが欲しいなど欲求はでてくるもの。快と不快だけの2極的な感情の判断で振り分けないようにすれば、赤ちゃんが関心持っていただける情緒がよく見えてきます。



「生まれたての赤ちゃんは、感情面が未発達」と書かれていることもありますが、何かしらの感情があって泣いたり、たまたま手に掴んだり、視野に入ったもの、聞こえたものなど五感を通して、気づいて生まれる感情はあると思います。



 決して未発達というわけではなく、開発途中、発達途中とご理解いただいた方がよいかもしれません。


それは、赤ちゃんにとって「今」感じたことが、自分にとって「快」「不快」と「何とも思わない」「分からない」を選んだうえで、泣いたり受け入れたりするのだろうと勝手に想像しています。情緒は赤ちゃんご本人にしか分からないことです。


 新生児の頃はぼんやりとしたものですが、赤ちゃん自ら手を伸ばし始めるころ、この頃には感情が判りやすく出現してくると観察していて思います。そこから手に入れたい欲求が始まると、どんどん感情表現が広がってくるのです。

 たとえ、「新生児の感情は興奮のみ」と書かれていても、赤ちゃん自身が何か思うことがあって、泣いたり、モゾモゾしたりするのかなと興味をもって見始めると、「新生児の感情は興奮のみ」と片付けられないと思います。


 こんなに小さくても一人前の世界です。赤ちゃんの一挙一動を「ほう、そんなこともあるのだね」と関心深く見つめると、ここから広がる赤ちゃんの世界観を共有できるかもしれませんね。



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