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俺の凄いところを言ってくれ!

山口貴由先生が島本和彦先生と遭遇されたようで、その時のエピソードが投稿されていました。

普通に考えても(どうかしてるレベルで)驚愕ですよ。

初対面で「俺の凄いところを言ってくれ!」って相手に言えますか!?

本当に『そういうところが凄い』と思いますよね。

どういうメンタルをされているのでしょうか。

恐らくですが、島本先生もネタというか、そういうフリでその場を楽しく演出されたのだと思います、が、それにしてもさすがというか、常に周りの誰かの期待に応えるための準備をされているんだな、と感心しました。

「あの島本和彦であれば、どんな言葉をこの場面で発するんだろう?」

そういう期待を常に受けている人間である、という自覚が島本先生にはハッキリとあるのだと思います。

そうでないと、いきなりこんなセリフは出てこないはずです。

まさに『常在戦場』というやつです。

男とは常にこうありたい、と改めて認識させられました。

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生き方と勝ち方は決めた

例えば結婚式などの舞台で急に「お祝いのコメントをください」と振られて前に出て、最初に出てくる言葉が「急に言われたので何も考えていませんが」とか「いきなり前に出されて緊張しています」なんてセリフを吐いてしまうことほど、ダサイことは無い、と私は常々思っています。

前に出た瞬間にもうスイッチは切り替えなければいけません。

そして期待に応えられるコメントを瞬時に発するべきです。

「そんなことを急に振られても無理」という人が大半だとは思いますし、どうしても「緊張しています」と言いたくなる気持ちもわかりますが、たぶんここが分岐点なんだと思います。

常に何をどこまで想定して生きているか?ということなんだと。

「急に振られてコメントを求められたら何て言うべきか」ということをどれだけ想定して備えていたか、ということが試されているわけです。

いわゆる『主人公ムーブ』という思考ですね。

「自身を常にこの物語世界の主人公であると思い込む力」があれば、むしろ「この場面でコメントを求められないオレ(主人公)がいるか?」というくらいの想定が必要だってことです。

だから言い訳をしない。

オロオロしない。

そんな姿を決して見せない。

さも想定されていたかのような、むしろ当然のように用意していた言葉を紡いでステージを降りるべきなんです。

だって自分自身の物語の主人公は絶対的に自分なんですから。

「どうありたい?どう思われたい?」という自分自身の生き方や勝ち方のプランは早い段階から決定しておくべきだと私は思います。

私は14歳(中学2年生)くらいで生き方と勝ち方を決めて、こんな感覚で人生を歩むようになりました。

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子どもから順に5人は助ける

先日、大型の台風が九州地区に接近していたこともあって、羽田空港から飛んだ飛行機がかなり機体がギシギシと軋んで「さすがにこれは無事では済まないのでは?」と感じるほど揺れました。

「場合によっては福岡空港には着陸せずに羽田空港に引き返すかもしれません」と事前に航空会社から警告アナウンスがあったほどです。

しかし、飛行機はなんとか福岡空港付近までは飛びました、が、やはり台風の影響で強風が凄くてなかなか着陸が出来ずにずっと旋回しながら上空で風が止むのを待っているような状態でした。

そして上空で旋回しながら待つこと2時間。

この時点ですでに羽田空港を出発してから4時間以上が経過していました。

「たぶんもう羽田空港に引き返すことは無いだろうな」と感じていました。(引き返せるだけの燃料はたぶんもう無い)

「あとはパイロットの判断で風を読みながらなんとか福岡空港に着陸するんだろう」と乗客のみんなが思いました。

しかし、それにしても風が強い。

飛行機が福岡空港の滑走路に降りようとしても明らかに後ろから風に押されて、いつもの何倍もの速度で地面に吸い込まれるように落ちていく感覚。

「え、これは明らかに無理じゃない?」と思っていたら、やっぱり飛行機はまた急上昇して空の上に戻って旋回するパターンに。

「羽田空港に引き返せるだけの燃料が無いこの状況であれば、たぶんこの後の何回かのチャレンジでこの飛行機は福岡空港の滑走路に着陸させることになるんだろう」

そう感じた瞬間に私は覚悟を決めて「決して少なくない確率かもしれなけど飛行機が着陸に失敗するパターンを想定しておかないとな」と考えて、機内を見渡して再確認しました。

非常出口の場所とレバーの確認、CAさんの配置位置、お年寄りや子どもや妊婦の方の座席を確認しました。

「たぶん助けが必要な人たちはこの順番だな」

自分自身が五体満足な状態で生き残ることは(不思議なほどに)大前提で、どの順番で誰から助けるべきなのか、ということを脳内でシミュレーションしていました。

「よし、子どもから順番に5人は助けられるな」

上着を脱いで靴紐をきつく縛り直して、次の瞬間に何が起きても行動できるように心と身体のスイッチをカチリと押していたのですが。

その数分後に飛行機は無事に福岡空港に着陸しました。(それはもう惚れ惚れするような腕前でした、パイロットさん凄かったです、さすがです)

まぁ、私が頭の中で考えたような事態には全くならずにホッと安心した、という出来事でしたが、たぶん、主人公ムーブってこういうことかな、と思います。

「有事の際に主人公ならどう考えてどう行動するか?」

こういうことを常に想定して生きているかどうかだと思います。

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「俺の凄いところを言ってくれ!」という島本和彦先生の言葉から、自分自身のエピソードを思い出したのでそのまま綴ってみましたが、我ながらどうかしてるレベルで痛い性格というか、思考をしていますよね。

冷静に考えても絶対に(CAさんにとっても)余計なお世話というか、事故が起きた時に一番迷惑なタイプの人間なんじゃないか、ってことがわかりますよね。

有事の際には大人しくCAさんたちの指示に従いましょうね。

全ての判断と決断は機長が行ってCAさん達に伝達されるはずですので。

ただ、ね。

どうしても考えて想定してしまうわけですよ。

もし、万が一にも、機長やCAさん達がそれすらも出来ない状況に陥ったら?

そう、考えずにはいられないんです。

しっかりと訓練と想定を行っているはずの機長やCAさんがまともに動けないような状況になったら?

どうしようもなく誰かの助けを必要とするような場面になったら?

その時には第三者が自分の意志で動くしか無いと私は思っています。

動くべきなんです。

想定しておくべきなんです。

なので、どうにもならない状況になったら、瞬時に行動を開始する準備はいつでも出来てますよ、ってことです。

それくらいの想定はしながら常に生きていますよ、ってお話でした。

もし、私が死ぬようなことがあれば、たぶん誰かを助けて死ぬか、200歳くらいまで生きて仕事をしながら死ぬんじゃないかな、と思っています。

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さて、ここからは少しまた別の話題というか、たぶん読まれていた方も気になるキーワードが急に出てきて「!?」と思われたのではないでしょうか。

「200歳まで生きる」という部分ですね。

私のことをよくご存じの方は「オマエ、なんか140歳くらいまで俺は生きる、みたいなこと言ってたけど、200歳!?増えてるやん!?」と微妙に驚かれているかもしれません。

はい、つい最近アップデートされて200歳まで生きることにしました。

生きることにした、からといって、それだけで寿命が延びるはずもありませんからね。

では、200歳まで生きる方法があるとしたら?どうですか?少しまたモノの見方が変わってくるのでは無いでしょうか。

ふふ、興味を持ちましたね。

では、私が具体的に200歳まで生きるためのプラン、その生存戦略についてお話ししましょう。

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200歳まで生きるための生存戦略

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